gooブログ<大分北部~東部海岸をめぐるカヤッククルーズ>

古から南蛮貿易で海外文化を齎した大分の海(瀬戸内の豊前海~別府湾~豊後水道~日向灘)をカヤッククルーズで紹介します。

>h26.8 臼杵湾横断(一尺屋上浦~柿ノ浦)クルーズ

2014-08-29 17:43:24 | カヤッククルーズ







 平成26年8月は中旬以降天候不順に泣かされ、クルーズの機会を失してしまった。
久々のクルーズは近場の臼杵湾横断(一尺屋~佐志生・黒島~三ツ子島~津久見島~柿ノ浦)とした。
黒島から津久見島にかけて、臼杵湾の中程に横一文字に浮かぶ三ツ子島・・・これまで冬場のショート
クルーズの対象に漕がせていただいたところであるが、一度は横断してみたいと思っていたところである。

当日、久々の夏空に豊後水道からの心地よい海風(微風)を受けながら、11:30一尺屋の上浦から出艇した。
(真っすぐ飛潮鼻(長目半島先)というコースもあったが、出艇時の風と波方向から自然に三ツ子島経由
のルートなった。)黒島まで追い風に押させ、島先から風除けに三ツ子島の内(湾内側)に入り、12:00過ぎ
浜辺に上陸し、早々の昼食をとった。三ツ子島は(その名のとおり三連の)岩礁群であるが周囲はなだらかに小石
を鏤めたような波打ち際で囲まれ水も澄み心地よい。黒島側の僅かな岩陰で休憩し、12:30には津久見島に
向け出艇。三ツ子の岩礁群を過ぎるとこれまで岩礁に遮られていた風が波を伴って艇の横っ腹を打つが”無垢島”、
”北浦”程のものでもない。(30分弱で)”津久見島”を通過し長目半島の”柿ノ浦”へ向かう。

島影の恩恵・・・か、半島の突き出た岬(飛潮鼻)の恩恵・・・か、ここまで多少の負担を感じた海風(と波)が
治まり、”深江”から〝柿ノ浦”に続く長い岩場を眺めつつカヤックは好調に進む。

その”柿ノ浦”へ曲がり込んだ岩場の陰で艇上の休憩をとり、(出発点の)”一尺屋”を振り返える・・と、白波
が消えている・・・。
 ”頃合い”・・・かな。13:30”柿ノ浦”湾口から”津久見島”沖を経由して直行で一尺屋へ帰路の出発。

島の脇で”アジ”を一本釣りする釣り人さんは、(釣果は・・)30cm越え30匹かな・・・と冷静!にお応え
してくれた。(いつも相当釣れてるのだろう。) 
その他、帰路でのトピックスとして、臼杵から四国向けフリーが出ていて、結構な頻度で出入りしている。湾の中
央部が航路なので、通過時は右左の確認が必要です。今回は沖から入ってくるフェリーを見つけて、慌てることな
くやり過ごすことができた。次に、同じく湾の中央部でハッと気づくと雲が・・・雷雲が上空に迫ってきて、大慌
てで雲から逃げたということ。こんなところでスコールに会っても、雷に鳴られてもたまりません・・・から。
お陰様でカヤックの方が速く、逃げ切りました。

・・・ということで、今年の夏の終わりのショートクルーズは14:30過ぎに無事終えることができました。
カメラのレンズに水滴が付いて一部の写真がぼけていますが、お許しください。
おまけで、冬場の”三ツ子島”(遠景等)も掲載しておきますので参照ください。


>出発地の一尺屋・上浦漁港


>出発後間もなく”串ヶ鼻”沿いに進む


>”串ヶ鼻”を廻って下浦方面へ


>下浦・筏島の遠景


>佐志生・黒島の遠景




>風と波を避けて”三ツ子島”の内(湾内)側へ








>”三ツ子島”浜辺の景観










>”津久見島”経由で”柿ノ浦”方面へ














>”柿ノ浦”湾口の岩場とタグボート


>”柿ノ浦”はこの奥


>沖の方角は”飛潮鼻”


>”柿ノ浦”湾口から”津久見島”沖を経由して一尺屋へ










>一尺屋・下浦の遠景








>一尺屋・上浦へ帰着




>(レンズに水滴が付いて)映像ボケです。見難くて御免なさい。
一尺屋は綺麗な海岸に恵まれ、人情味豊かなところです。通り掛かりの皆さんからお声を掛けて戴きました。


>参考:以前の映像 >>臼杵湾に浮かぶ三ツ子島




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