gooブログ<大分北部~東部海岸をめぐるカヤッククルーズ>

古から南蛮貿易で海外文化を齎した大分の海(瀬戸内の豊前海~別府湾~豊後水道~日向灘)をカヤッククルーズで紹介します。

16>【8月投稿】佐伯〇海の活きのいいご膳

2012-08-04 09:50:46 | グルメ
佐伯〇海の活きのいいご膳


 佐伯港フェリー発着場(佐伯~宿毛等)の陸側向かいに、地獲れの活きのいい”さかな”(伊勢えび、ブリ、緋扇貝、海栗等々)を盛り合わせて食させていただける店がある。新鮮なだけに値は張る(千円台から五千円台)が、これはうまい!

近くに、漁協の”市場食堂”もある。食事どきはご活用を!

また、隣接してお持ち帰り鮮魚を販売するコーナー、特産の豊富な種類の干物(この時期は”釜揚げちりめん”・・・)、新鮮野菜を販売する「佐伯海の市場」が賑わいをみせており、お立ち寄りの価値あり!

15>H24.7 豊後水道横断クルーズ

2012-08-04 09:40:10 | カヤッククルーズ






>・・・夢にまで見た四国・佐田岬クルーズ

   真夏の豊後水道横断(往復)クルーズは過酷だった・・・
   
    往路3時間30分、復路5時間30分

    往路、佐賀関港口でアジ釣り(関アジではない)のレジャーボート
   の船長から牛島の左に膨らむルートを勧められたが、吸い込まれるよ
   うに牛島・高島間の海峡に突入した。・・・100m~200mか、
   牛島を横に見る位置に辿り着くまでの間であったが、若潮・潮止まり
   前(1時間)の「速吸の瀬戸」の荒ぶる流れの序奏を体験した。

   牛島先で一本釣りをしていた漁師さんに、関アジ(の一本釣り)です
   か?と尋ねると
   ・・・あんた、大丈夫か? と逆に聞き戻されてしまった。
   
   快晴、微風穏やかな波のなか、目標の佐田岬も少しづつ大きく見えて
   くるようになった。しかし、四国側はモヤ・霞がかかってくっきりし
   ない。右手遠方(宇和島側)に建物の先っちょのようなものが見えて
   いたが・・・1km位か ・・・近づくと、どうやら貨物船の上部の
   ようだが・・・モヤで停船していたのだろう。
   モヤが流され、その貨物船を瀬戸内海側に見送ると、艇は佐田岬にか
   なり近づき、「長瀬」(仮称)に掛かっていた(ようだ)・・・流れ
   に押し戻されているのか岬の大きさが変わらない。
   「長瀬」の流れにもがくカヤックを見つけたのか、後方(佐賀関)か
   らのフェリーが岬よりに航路を変えた・・・カヤックを三崎側に向け
   れば、フェリーは直進できたのだが・・・気付くのが遅れ申し訳なか
   った・・・
   その「長瀬」を抜け一息つく頃、500m先を三崎側へ走り去ってい
   くフェリーの姿・・佐田岬と宇和海に映えるすばらしい景観だった。   

   佐田岬では持参した軽食をとり、岩陰でしばしの休息・・・のつもり
   が とにかく暑い・・・岬のキャンプ場で水を補給し、復路出発。

   復路、出艇の後岬周りの撮影中、どうしたものかバランスを崩して
   ”沈”・・・あー恥ずかし・・・復路は心していかないと・・・

   (13:00)出艇後、岬の先の長瀬が轟々と音を立てて流れるのに
   気付く。(干潮:11:00として、満ち潮の本格的な流れ込みがは
   じまった頃か・・・)横はどこまで続くかと宇和島側に目をやると、
   丁度”三崎フェリー”が長瀬に掛かるところ・・・宇和海を波も立て
   ずに進んできたフェリーが、長瀬では一際白波を立てて進む。
   カヤックごときがこの流れ・波を越えられるのだろうか?一抹の不安
   が瞬間的に頭をよぎる。流れの弱そうな瀬、波の低そうな瀬を見つけ
   ようと宇和島側へ艇を進めるがあまり変わらない・・・
   結局、フェリーの通過した近くの瀬に直角に突入・・・木の葉のよう
   に縦横・右左にもまれながらもパドルを急ピッチで波頭に打ち込む。
   この間150~200mか・・・ (激流の長瀬を)抜けた・・・

   地上であれば、大の字になってぶっ倒れてしまいたい・・・緊張感と
   疲労感とある種満足感を味わったこれからが勝負の15km。

   常に高島・牛島を正面に見据えて漕ぐが、満込みの速吸の瀬戸では、
   知らないうちに別府湾側に流されてしまうのだろう。
   復路では、別府湾側から進行してくる貨物船・フェリー等とのやり過
   ごしが多くその都度、右旋回せざるを得ず、結果的に別府湾側にふく
   れた可能性もある。

   この日は、海難事故防止の取り組みを強化していたのか、海上保安庁
   の巡視艇をよく見かけた。一度目は長瀬を通過してしばし後、佐賀関
   から直進してきたが急旋回で折返していった。次は豊後水道中ごろに
   高島近辺で、そして3度目は残すところあと1/3というところで疲
   労のピークにあった我が艇脇を通過して、知らない間に後部方向から
   追従いただき、慰労の声を掛けていただいた。
   大型船のためデッキまでの距離があり、当方の声が届かず申し訳なか
   ったですね。

   ・・・等々のうち、18:30佐賀関港帰着で今回の”豊後水道横断”
   中距離?クルーズを無事終えることができた。

   ・・・しばらくはお休みとさせていただきます・・・

 
>h24.7.29(土) 8:00 佐賀関港を出艇


>鉱石積み下ろし岸壁脇には大きな貨物船


>高島脇の牛島


>牛島先から振り返り見る高島


>牛島先から臨む佐田岬






>佐田岬上陸


>佐田岬の景観




>海上保安庁 巡視艇「やまくに」 (h24.8.26 西大分港にて)