ってなわけで、YGCPと以前から興味のあったレンタルバイクで、ツーリングに行ってきました。

買うと数百万円もするような大型バイクを夢のような値段でレンタルできるこのサービス。
なんでもっと早く利用しなかったの?って感じです。
ホントに楽しかった!良かった!
秋月が借りたのは「BMW K1200R」


あのK1200Sのネイキッド版。
東京モーターショーで初めて見たときに、「こいつは日本の峠に最高だろうなぁ。楽しそうだなぁ」という感想を持ち、その日一番印象に残ったバイクです。
ただ、もちろん買うお金はないですし、「きっとこんな変顔のバイク、まわりで買う人もいないだろうなぁ」と思ってたので(苦笑)、絶対に乗れることはないと思ってました。
いやぁ、探せばいろんなサービスがあるものですねー。
では、インプレッションです。
■サスペンション
BMWのサスペンションはその独自性から、一度体験すると止められないとよく耳にしますが……本当に素晴らしいサスでした!
ハッキリと路面を感じられるのに、沈まないフロント。一瞬で収まる前後ピッチ。
細かい段差が続くような路面ではゴツゴツ感を感じるのですが、車体は全く揺れないんですよ。
真価を発揮するのは下りのワインディング。
ABSブレーキとデュオレバーフロントサスペションの組み合わせで、コーナーの突っ込みブレーキングが全く怖くない。ほとんど登りと同じような感覚で曲がっていけます。最高です。
■エンジン
どの速度域からでも、どのギアからでも、回したら回した分だけ加速する信じられないエンジン。
1200回転くらいから十分なトルクが発生するので、ギアチェンジが不要なくらいです。
実際に首都高・高速道路・街乗り・峠。いずれも6速ホールドで走れました(笑!
(もちろん、いろんなギアを試しましたよ(笑))
とんでもない可用範囲です。シャフトドライブのおかげか、加速のもたつきも全く感じません。
一緒にいったYGC氏も「2速も3速も変わらん」とコメントしてました。
モーターのよう、というのはまさにこの事! 最高です。
■コーナリング性能
入り口でも出口でも、どこでも曲げていける。
ST2に乗り慣れている秋月にはあまりにもオーバーステアな性能でした。
ただポジション的に外足の置き場所が少し不明確かな、と。まぁ、慣れの問題かも知れませんが。
ペタンと寝るように倒れ込めます。最高です。
■総括
先進的なメカの数々(デュオレバーフロントサスペンション・スポーツシャフトドライブ・前後ABSブレーキ・BMW渾身の直4エンジン・グリップヒーターww、など)、それらをまとめた優れた総合的バランス。
”走る・曲がる・止まる”を恐ろしく高い次元で実行できる近未来的な乗り味。
加えて、高いギアでスムーズに走れるので燃費も良い。(今回16km/㍑くらい)
ハッキリ言って、非の打ち所のない、最高水準のバイクと言えます。
ただし、唯一にして最大の欠点。
それはライダーが何もしなくて良いこと。
ある程度ブレーキして、ある程度荷重移動して、ある程度アクセルを開けたら、ちゃんと曲がってくれます。わりといい加減なギアや荷重でも、狙ったラインにピッタリと付けてくれます。
そのため、バイクがライディングの欠点を指摘してくることも、最高のコーナリングをしたときに一緒に喜び合うこともない。
まさに無口。サイボーグのような乗り物です。
今日一日、高速・峠・街乗りを体験して、店に戻ってきたときに、すごく楽しくて感動したのに、大きな物足りなさを感じました。
もちろん、もっと高い領域のライダーにはまた別のフィーリングを感じると思います。
コイツがおしゃべりになるのは、もっと違う走りをしたときだと。
だから、K1200Rが気になっている人に対しては、めちゃめちゃオススメだと言います。
これほど完成度の高いバイクは他にない、と。
■おまけ
愛機Ducati ST2に乗ってお台場から自宅まで帰ったのですが。
”加速しねぇ! 曲がらねぇ! 止まらねぇ!”とニヤニヤしてしまいました。
いやぁ、頻繁なシフトチェンジが楽しい!
気持ちいいエンジンフィールが狭いから、ちゃんとギアを変える。
僅かな荷重移動じゃ曲がらないから、アグレッシブに荷重を抜く・加える。
ブレーキだけじゃ減速しないから、ちゃんとエンジンブレーキも使う。
それでも狙ったラインを走れなかったら、途端にバイクから「このヘタクソ!」のヤジが飛んでくる。
これがめちゃ嬉しいww
やっぱりバイクって、ライダーとバイクのそれぞれできることをしながら走るのが楽しいんだと思った。
一言でいうなら「一蓮托生」。
さすがイタリアのバイクだよなぁ(笑
ちなみにBMW K1200Rは「質実剛健」でした。
さすがドイツのバイクだよなぁ(笑

買うと数百万円もするような大型バイクを夢のような値段でレンタルできるこのサービス。
なんでもっと早く利用しなかったの?って感じです。
ホントに楽しかった!良かった!
秋月が借りたのは「BMW K1200R」


あのK1200Sのネイキッド版。
東京モーターショーで初めて見たときに、「こいつは日本の峠に最高だろうなぁ。楽しそうだなぁ」という感想を持ち、その日一番印象に残ったバイクです。
ただ、もちろん買うお金はないですし、「きっとこんな変顔のバイク、まわりで買う人もいないだろうなぁ」と思ってたので(苦笑)、絶対に乗れることはないと思ってました。
いやぁ、探せばいろんなサービスがあるものですねー。
では、インプレッションです。
■サスペンション
BMWのサスペンションはその独自性から、一度体験すると止められないとよく耳にしますが……本当に素晴らしいサスでした!
ハッキリと路面を感じられるのに、沈まないフロント。一瞬で収まる前後ピッチ。
細かい段差が続くような路面ではゴツゴツ感を感じるのですが、車体は全く揺れないんですよ。
真価を発揮するのは下りのワインディング。
ABSブレーキとデュオレバーフロントサスペションの組み合わせで、コーナーの突っ込みブレーキングが全く怖くない。ほとんど登りと同じような感覚で曲がっていけます。最高です。
■エンジン
どの速度域からでも、どのギアからでも、回したら回した分だけ加速する信じられないエンジン。
1200回転くらいから十分なトルクが発生するので、ギアチェンジが不要なくらいです。
実際に首都高・高速道路・街乗り・峠。いずれも6速ホールドで走れました(笑!
(もちろん、いろんなギアを試しましたよ(笑))
とんでもない可用範囲です。シャフトドライブのおかげか、加速のもたつきも全く感じません。
一緒にいったYGC氏も「2速も3速も変わらん」とコメントしてました。
モーターのよう、というのはまさにこの事! 最高です。
■コーナリング性能
入り口でも出口でも、どこでも曲げていける。
ST2に乗り慣れている秋月にはあまりにもオーバーステアな性能でした。
ただポジション的に外足の置き場所が少し不明確かな、と。まぁ、慣れの問題かも知れませんが。
ペタンと寝るように倒れ込めます。最高です。
■総括
先進的なメカの数々(デュオレバーフロントサスペンション・スポーツシャフトドライブ・前後ABSブレーキ・BMW渾身の直4エンジン・グリップヒーターww、など)、それらをまとめた優れた総合的バランス。
”走る・曲がる・止まる”を恐ろしく高い次元で実行できる近未来的な乗り味。
加えて、高いギアでスムーズに走れるので燃費も良い。(今回16km/㍑くらい)
ハッキリ言って、非の打ち所のない、最高水準のバイクと言えます。
ただし、唯一にして最大の欠点。
それはライダーが何もしなくて良いこと。
ある程度ブレーキして、ある程度荷重移動して、ある程度アクセルを開けたら、ちゃんと曲がってくれます。わりといい加減なギアや荷重でも、狙ったラインにピッタリと付けてくれます。
そのため、バイクがライディングの欠点を指摘してくることも、最高のコーナリングをしたときに一緒に喜び合うこともない。
まさに無口。サイボーグのような乗り物です。
今日一日、高速・峠・街乗りを体験して、店に戻ってきたときに、すごく楽しくて感動したのに、大きな物足りなさを感じました。
もちろん、もっと高い領域のライダーにはまた別のフィーリングを感じると思います。
コイツがおしゃべりになるのは、もっと違う走りをしたときだと。
だから、K1200Rが気になっている人に対しては、めちゃめちゃオススメだと言います。
これほど完成度の高いバイクは他にない、と。
■おまけ
愛機Ducati ST2に乗ってお台場から自宅まで帰ったのですが。
”加速しねぇ! 曲がらねぇ! 止まらねぇ!”とニヤニヤしてしまいました。
いやぁ、頻繁なシフトチェンジが楽しい!
気持ちいいエンジンフィールが狭いから、ちゃんとギアを変える。
僅かな荷重移動じゃ曲がらないから、アグレッシブに荷重を抜く・加える。
ブレーキだけじゃ減速しないから、ちゃんとエンジンブレーキも使う。
それでも狙ったラインを走れなかったら、途端にバイクから「このヘタクソ!」のヤジが飛んでくる。
これがめちゃ嬉しいww
やっぱりバイクって、ライダーとバイクのそれぞれできることをしながら走るのが楽しいんだと思った。
一言でいうなら「一蓮托生」。
さすがイタリアのバイクだよなぁ(笑
ちなみにBMW K1200Rは「質実剛健」でした。
さすがドイツのバイクだよなぁ(笑