世界フィギュア 総括

あっという間の世界フィギュアでした。

女子は浅田真央が総合１位。
ついにTop of world！

とはいえ、幾つかミスがあり、ショートでもフリーでも２位という悔しさが残る総合１位。
完璧さでは中野由加里で、フリーではライバルのキム ヨナに遅れをとってしまったので、来年こそは100%の演技で女王の力をみせて欲しいですね！
ともかくおめでとう！！


そして大注目の男子。
高橋大輔が日本人初の金メダルをとれるか！？　という期待のかかった試合でしたが…
残念ながら、十分な実力が発揮できず４位で終わってしまいました。
最初の４回転を飛んだときはイケる！と思ったのですが…。
本人も不本意だったようで、インタビューの悔しそうな顔が印象的でした。

逆に、２位のジュベールと１位のバトルの争いが非常に面白かった！
もう４回転を飛ぶしか差別化できない、くらいの僅差の状況で、キッチリと３回転でまとめてきたバトルが優勝したのはさすがというべきか。

来年こそは日本男子の優勝！　そして浅田真央の100%が見たいですね！

世界フィギュア 女子SP

最近益々面白いフィギュア。
やはり日本人選手の活躍が目立つからかな。
なんといっても男女ともに世界一を狙える位置にいますからね！

まずは女子ショートプログラム。
安藤美姫がまさかの８位。
ミスはないのですが、少し精細さに欠ける滑りだったでしょうか。
もう少し、自信を持って演技しても良かったんじゃないかなーと。

逆に絶好調の中野友加里はなんと３位！
ミス無しの完璧な演技が光りましたね！
ドーナツスピンの速さは見事。

そして、浅田真央は惜しくも２位！

一見すると完璧な演技に見えましたが、やはり課題のルッツが飛べてない。
（ルッツ飛べないんだから、減点覚悟なくらいなら、いっそフリップにすればと思うんだけど…ダメかなぁ）
あと、本人はスピンがダメで、自己採点60％って言ってましたね。
それはさすがに辛すぎな評価じゃないかと（汗

真央を抑えてトップに立ったのはヨーロッパ女王のイタリアのカロリーナ。
カロリーナもルッツで着氷失敗してますが、Technical Elementsで浅田真央を1.1ポイントも上回ってます。
今大会の最大のライバルかと。

　　　　　　　　　　T.E.　　P.S.
１．カロリーナ　　36.34 + 27.94 = 64.28 point
２．浅田 真央　　35.22 + 28.88 = 64.10
３．中野由加里　34.83 + 26.27 = 61.10
８．安藤 美姫　　31.93 + 27.28 = 59.21

１位と２位で、差は0.18ポイント
差はほとんど無いと言っていいでしょう。
（キム ヨナも減点無しなら４位。P.S.が28点台は真央とキムヨナのみ！）
明日のフリーではほぼ倍の得点が入るので、安藤美姫も逆転は夢じゃない、かも？

※T.E.(Technical Elements)　：　技術点
※P.S.(Presentation Score)　：　芸術点
※フィギュアはショートとフリーの２日間の合計が最終ポイントになります。