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日本におけるチョコレートの歴史

2022-02-14 | その他

今日はバレンタインデーですね

日本では、お菓子メーカーの働きかけで2月14日のバレンタインデーが独自の進化を遂げました。
メインの商材として扱われるチョコレートですが、いつ頃どのようにして国内で普及したのでしょうか。

 


日本で最初のチョコレート

日本チョコレート・ココア協会によれば、日本にチョコレートが入ってきたことがわかる最初の記録は、1797年長崎・丸山町の「寄合町諸事書上控帳」だそうです。

寄合町諸事書上控帳の遊女の貰い品目録に、「しょくらあと六つ」と記録されています。

この時代は鎖国政策の下にあり、長崎の出島でのみ対外貿易が行われていました。

このことから、オランダ商人からの貰い品であったと考えられるそうです。

また同時期に書かれた廣川獬による『長崎聞見録』には、「しょくらとを」として記載され、薬用として用いられたと書かれています。

 

 

初の国産チョコレート

明治時代に東京の「風月堂」というお店の店主が、番頭である米津松蔵に横浜の外国人菓子職人から技術を学ばせ、チョコレートの製造・販売を始めました。

販売時には「貯古齢糖」「猪口令糖」という表記で表示されたそうです。

当時チョコレートは高級品で、一般の人々には手の届かないものでした。

当時の新聞広告

 

 

国内でのチョコレートの普及

大正時代になると森永製菓や明治製菓を筆頭にカカオ豆からチョコレートを製造する工業生産が開始され、チョコレートは高級品から庶民の菓子となりました。

1920~30年代にかけて日本人の間に急速に普及。

第二次世界大戦の時期にはカカオ豆の輸入がストップし、チョコレートの製造も一時中断しましたが、戦後の1950年に輸入が解禁され製造が再スタートしました。

1960年にはカカオ豆・ココアバターの輸入が自由化され、チョコレートの製造が本格化しました。

現代では消費者のニーズも多様化し消費も急増、様々な商品が開発されています。



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