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立ち往生、路線バスの無線 孤立集落の声届ける 宮古

2011-05-16 | その他
東日本大震災で2日間孤立した宮古市重茂(おもえ)半島。地元の消防団は、立ち往生した路線バスを現地災害対策本部に使用し、備え付けの無線で外部と連絡を取り合った。

 11日の津波で半島の太平洋側の集落から北に通じる橋が崩落。山田町へ抜ける南側の道路も決壊し、姉吉、千鶏(ちけい)、石浜、川代の4集落は孤立状態となった。無線機を積んだ消防のポンプ車も津波をかぶって使用不能になり、外部への連絡手段を完全に失った。
 この時、宮古市消防団第25分団の目に留まったのが、宮古駅前発川代行きの路線バス。千鶏から石浜にさしかかったところで地震に遭い、避難してきた住民を乗せて高台の定置網置き場へ避難し、津波の被害を免れた。
 分団は「バスの無線を外部への連絡に使わせてほしい」とバスの運転手に要請。快諾した岩手県北バスの宮古営業所は半島の別の待機所にいたバスに“中継局”になるよう連絡、他のポンプ車の無線を経由して市消防本部に情報を伝えた。
 50人乗りのバスは分団の「南地区災害対策本部」になり、安否確認や物資不足、死傷者数、被災状況などを本部へ送り続けた。車内は電気が付き、暖房もあることから、けが人の収容場所としても利用。13日に海上自衛隊が小型ボートで石浜に到着するまで、バスは住民の命綱となった。
 中村卓郎分団長(56)は「地区の施設が壊れ、バスだけが唯一、災害対策本部を置ける場所だった」と振り返る。
重茂半島の人々の生活を支える路線バス。大震災でもしっかり住民約400人の声を届けた。

(河北新報社 2011年03月23日 野内貴史)
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2011長崎帆船まつり

2011-05-02 | スタッフ便り
技術営業の高瀬です。
先日、ゴールデンウィークを前に長崎へ行ってきました。
港での帆船まつりは、例年6~7隻停泊して見学できる帆船も、今年は日本丸と大きな帆船、小型帆船の3隻。
これも震災の影響か、ロシア船や韓国船が入港していませんでした、残念。
 そして、伊王島に大橋が開通していたので876mの橋を渡り、海岸線に夕陽が沈むころを走ってとても綺麗でした。
稲佐山展望台がリニューアルされ、床にLEDランプが装着されていて、ピンク色を探し見つけたら幸せになれると書いてありましたが、見つけることはできませんでした。
これまた残念。
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