ドライブレコーダ導入で事故が４割減…全ト協調べ

　全日本トラック協会は９月１２日、ドライブレコーダの導入効果に関する調査を実施、その結果を発表しました。
　全日本トラック協会及び各都道府県トラック協会では、事故防止対策の一環として、ドライブレコーダの導入費用の一部を「ドライブレコーダ機器等導入促進助成事業」により助成。
調査は２０１２年度に助成事業を利用して導入した会員を対象にアンケートを実施。
５５０社、５９７事業所から回答を得ました。

　導入状況については、２０１２年度に初めてドライブレコーダを導入し、活用経験が１年未満の事業所が約半数という結果となりました。

　導入目的については、交通事故防止（９２.５％）、安全運転指導（８５.９％）、運転状況の監視（７３.９％）、事故処理の効率化（７０.５％）が上位を占め、導入効果については、事故（第一当事者）が減ったと回答した事業所は６９事業所（１１.６％）あり、事故件数は、導入前の平均１.５４件/月と比較して、導入後は平均０.９６件/月と、３８％減少しています。

（引用：２０１３年９月１３日　纐纈敏也＠DAYS）