技術営業の江口です。
新しいWindows OS「Windows 11」の正式出荷が2021年10月5日に開始されました。
Windows 10からの無償アップグレードが可能なため 、今Windows 10を使用している人でアップグレードするつもりの人は多いと思います。
ただ簡単にはいかず、アップグレードするにはかなりのシステム要件が必要です。
CPUには一部の第7世代(Coreプロセッサの7000番台)が含まれるものの、ほぼ第8世代(Coreプロセッサの8000番台)以降の機種でしかアップグレード出来ない「TPM 2.0に対応している事」(これはMicrosoftが回避方法を公開済)等、2018年以降に発売された機種でないと対応出来ないような条件が他にも色々あるので、古いPCでの無償アップグレードは実質不可能と思われます。
Microsoftの作戦ですね(笑)。
Windows10と比較すると、ユーザーインタフェース(UI)に大幅な変更が加えられて見た目が大きく変わります。
操作性もかなり変わっているので、Windows 10を使ってきた人は操作に慣れるまで時間が掛かりそうです。
(MacOSに似せているのでしょうか?)
基本的な所はWindows 10と変わらないので、無理してWindows 11にする必要は無いのかなと思います。
Windows 10のサポートが2025年10月で終了との告知があるようですが、4年後のことなので急がず(無理すると不具合が出るかも?)新しいPCへの買い替えを検討されてはどうでしょう。