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携帯大手3社ユニーク基地局で災害対策 〔空から無線/船で送受信/密集地OK〕

2013-04-17 | その他
 大規模災害に備え、携帯各社がユニークな手法で通信設備の増強を図っている。
ソフトバンクモバイルは「気球無線中継システム」の実証実験を公開。
震災で地上の基地局や中継局が倒壊したことを想定し、中継装置を気球に搭載。
地上100メートルの高度に打ち上げ、「通信衛星-車載の移動型基地局-気球上の中継局-携帯電話、タブレット端末」を無線でつなぐ世界初の試みだ。

気球から半径3~5キロメートルの範囲内で、現在主流の通信規格「3G」(2・1ギガヘルツ帯)を用いた音声通話やデータ通信が可能で、エリア内で公衆無線LAN「Wi-Fi」網も構築できる。

 「被災地に機材と数人の技術者さえ到着すれば、4時間程度で通信網を作れる」といい、月内に同システムを全国10カ所に配備する。

 KDDIも、船舶に携帯基地局を設置し、通話音声やデータを洋上で送受信する「船上基地局」や、太陽光発電パネルと蓄電池、商用電源の3つを制御しながら充電する「トライブリッド基地局」を導入。

 NTTドコモは人口密集地の通信確保のため、「大ゾーン基地局」を設置するなどしている。
携帯電話やタブレットは、水道や電力と並ぶ「ライフライン」で、総務省も各社の通信設備増強を補助金などで後押しする。

(参照:産経新聞 2013年03月09日 http://news.livedoor.com/article/detail/7482795/)
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