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電話が繋がる仕組み

2010-09-21 | その他
一家に一台の固定電話から一人一台の携帯電話。電話はどのようにして離れた相手とやり取りができるのでしょうか?

■原理は糸電話と同じ
音の振動が糸を伝って伝わる糸電話と同じで、受話器より声の振動を受け取り、電気の信号に変換して相手先へと送ります。
相手先に送られた信号は振動情報に戻されて声として伝わる仕組みです。この電気の信号を電話線が伝えているのです。


■携帯電話が伝わる理由
では、電話線と繋がっていない携帯電話はどうなっているでしょうか?

電気の信号を送る点では同じですが、携帯電話では見えない電波に変えて飛ばしています。
携帯電話での通話の際、近くの基地局にて信号を受け取ります。基地局からは他と同じく電話線を伝い、相手先へ信号を送っていく仕組みです。
よって基地局の数がそのまま通話エリアの大きさとなっており通信キャリア(ドコモ・ソフトバンクなど)によりエリアが違うのは基地局がそれぞれ異なるからです。


【携帯電話における電波の種類】
現在、携帯電話の周波数は主に2種類あります。
2GHzの電波は通信速度が速いですが、直進性が強くコンクリートの高層ビルや大きな山に電波を遮られやすく、そういった場所では電波が弱くなります。
800MHzは通信速度は遅いですが電波の反射が起こりやすいので色々な所に反射して飛び、物陰でも通話などが切れず、建物や山間部にも比較的電波が届くという特徴があります。
通信状況をよりよい環境にするには基地局がただ多ければ良いというわけではないのです。

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