プロジェクト・ベリー半島

ボイズンベリー、ブラックベリーを下北半島特産に・・・・徒然に記します。

ミツバチとブラックベリー

2008年06月28日 | Weblog
4月に挿し木したブラックベリーに花が咲き、ミツバチがやってきました。体色からニホンミツバチのように見えますが、さてはていかがでしょうか。
穀雨から麦秋へと歩みを移し、本州最北端の下北半島にも本格的に夏がやってきたようです。オトシブミはセッセと葉を丸め、緑陰は濃さを増し、吹き渡る風も心地よい季節になってきました。

ツキノワグマと農場

2008年06月26日 | Weblog
グーズベリーを植えている脇の杉の木にツキノワグマの爪痕がありました。この他にも数本の杉の樹皮に爪痕がありました。湧き水の水路にバケツを置いていますが、大きなヤゴ(オニヤンマかギンヤンマ~盛夏にはよく飛んでいるのを目にします。~と思われます。)が二匹入っていました。側にはオニグルミの木があり、秋にはリスがクルミを全部持ち去ってしまいます。そして畑のひょんなところの土の中からリスが冬に備えて隠したクルミが出てきたりします。レッドカラントの根元に体長20センチ位の小さなノウサギの赤ちゃんがうずくまっていたこともありました。草刈の最中のことで、まちがってカマで斬ってしまうところでした。ベリー畑にも様々なドラマ?が宿っています。

Boysenberry-ボイズンベリー

2008年06月25日 | Weblog
ボイズンベリー(ボイセンベリーとも呼称)の実が大きくなってきました。
7月中旬から下旬にかけて摘み始めることができそうです。
アントシアニン系のポリフェノールや葉酸、抗酸化力の強い成分が豊富に含まれていることは前にも記しましたが赤紫色の実の姿もとても魅力的と思います。ニュージーランドが世界最大の輸出国で、主に中近東や欧州に輸出されているようですが、ニュージーランドの主要産地と下北半島の緯度がほぼ重なる(北緯と南緯の違いはありますが。)というのも嬉しい限りです。(Nelson NZ)
赤道を越えたニュージーランドの地で改良を重ねたBoysenberryを見て、味わってみたいものです。

今年の挿し木

2008年06月21日 | Weblog
4月中旬にBlackberryとBoysenberryの挿し木をしました。
わが家の裏(北側)に置いて観察をしています。
写真の上の2鉢はBoysenberry,他はBlackberryです。Blackberryは新梢が出てきたもの(葉の大きな鉢)や花芽がついているもの等があり、活着率は約90%でした。
これらの苗は今月中には農場に移植を予定しています。

ブラックベリー現況

2008年06月21日 | Weblog
ブラックベリーの花も盛りを過ぎようとしています。花びらが散った後に実がたくさん姿を現しはじめました。もう少し実が大きくなると赤く色付き、1ヵ月後には黒々とした姿になることでしょう。甘い香りに魅かれスズメバチなどが飛来してこないように今から祈ります。

ミツバアケビ

2008年06月15日 | Weblog
10年ほど前、散歩途中の山道に生えていた小さなアケビを手で引き抜いて庭に植えたのもつい昨日のような気がしないでもありません。今、実は2-3cmほどの長さです。昨年まではあまり実を付けませんでした(2-3個)が今年はいまのところ15個以上の実が付いています。
植物の成長、変化は自然の歩みですが、一年という時間(作物の栽培、食べるという観点からとても大切な単位と思っています。)も教えてくれていることを繰り返し感じたりしています。
写真はフェンスの外側に生っているアケビです。小中学生の通学路に面しています。こどもたちがアケビの実がなっているのを発見し、楽しんでくれれば・・・。

カメムシ

2008年06月15日 | Weblog
写真はレッドカラントの葉の上のカメムシです。ボイズンベリーの新しく伸びた新芽のやわらかい部分が好物です。樹液を吸って枯らします。今は交尾の季節。二匹で樹液を吸っているような現場を目にすることがあります。昨年は石蕨のブラックベリーに数え切れないほどのカメムシがつきました。私たち人間にとっても、吸われる側のベリーにとっても大問題です。他方、カメムシにとって駆除されることは大問題でしょう。三者が満足できる解決策はなさそうです。三者が少しずつ我慢?妥協するという道がもっとも妥当なのでしょうか。現実、無農薬栽培のため対策には限界があります。

ブラックベリーの新芽

2008年06月15日 | Weblog
ブラックベリーの新芽です。他のブラックベリーは2~3週間前に新芽がでており、既に1メートルほど伸びた株もあります。写真の親株(直径35mm)は2003年9月18日に植えた最初のブラックベリーです。今年の9月で満5年になります。

ブラックベリーの実

2008年06月12日 | Weblog
ブラックベリーも花弁が散った後に実を現しはじめました。収穫は7月になってからと思います。
完熟したブラックベリーはとても香りが良く、甘く美味しいのですが、見た目に黒くなっているだけでは完熟しているとは限りません。完熟前は大変酸っぱいブラックベリーです。完熟した実の日持ちはせいぜい1日(冷蔵庫に入れても)。完熟しているかどうかの判断は、私の場合は実に軽く触れたときにポロッと採れるかどうかでです。(ボイズンベリーは赤紫色になれば強い酸味はなく、甘く美味しく食べることができます。)
ブラックベリーもボイズンベリーも下北半島の自然環境に適した作物になるのではと思い栽培しています。

ホワイトカラントの新芽

2008年06月11日 | Weblog
ホワイトカラントの新芽が大きくなってきました。完熟すると中にある種が透けて見えます。レッドカラントよりは酸味がやわらかいように思います。ホワイトカラントはジャムにしたり、というよりはそのまま食べるのが良いと思いますが、なによりも目で食べるのが一番のように思います。自然からの初夏の贈り物として。
写真は昨年の夏のホワイトカラントです。