プロジェクト・ベリー半島

ボイズンベリー、ブラックベリーを下北半島特産に・・・・徒然に記します。

雨の中のグーズベリー(すぐり)

2009年05月29日 | Weblog
 朝から雨の下北半島です。グーズベリーが大きくなってきました。欧米でも昔からジャムにするには写真のグリーンの状態のものと決まっているようです。種がやわらかく、ペクチンも豊富なことを経験的に知っていたからでしょうか・・・。できあがるジャムの色は茶色からこげ茶色。酸味の強い、夏向き?のジャムです。
 赤く完熟した実は生食向きです。生のままでも、フローズンにしてもおいしく,
綺麗な赤いジャムになります。ジャムはリンゴとブレンドするのが最もおいしいと密かに思っていましたが、先年フランスのアルプス麓の地域やイングランドでリンゴをブレンドしたジャムがつくられ、販売されていることを知りました。青森県のおいしい特産ジャムになればと思っています。

ブラックベリーの蕾

2009年05月28日 | Weblog
 間もなく咲きそうなブラックベリーの蕾です。昨年は6月6日に最初の開花を見ましたが、今年は5月中に咲きそうな雰囲気です。毎年数日の違いで咲く自然の神秘を感じます。

5月27日朝、緑ヶ丘での最初の開花

2009年05月27日 | Weblog
 今朝、緑ヶ丘でも最初のボイズンベリーが開花しました。これからフェンスに数多くの白い花が初夏の風に揺れる様を楽しめます。季節は巡り、止まることがありませんが、しばらくはゆったりとした気分を味わえそうです。

ボイズンベリー開花

2009年05月24日 | Weblog
ボイズンベリーの花が開花しました。全体的にはまだつぼみのままですが,先ずは今年最初の開花です。
 昨年は6月5日でした。10日ほど早い開花になります。6月末に最初の実を味わうことができるかもしれません。
 地域による自然の歩みの違いを植物は教えてくれますが、この何気ないことも時には様々なことを想起させては、生活を潤してくれます。下北半島の野山にはタニウツギのピンクの花弁が姿を現し始めました。 

今日のグーズベリー(すぐり)

2009年05月24日 | Weblog
 朝の写真です。Gooseberry(グーズベリー)の名が示しているのは「goose(グース~ガチョウ)の肉料理のソースとして用いたベリー」ということのようです。
 ここ下北半島でもまだ緑色の未完熟の実をジャム(爽やかで酸味強い)にして、夏の食欲不振のときにご飯と一緒に食べたりした時代?があるようです。赤く完熟した実は生食でとても美味です。ただ、日持ちの関係で欧米諸国でも古来未完熟の実をジャムなどに利用する場合が多かったようです。
 グーズベリーは明治時代に欧米諸国からわが国に殖産振興の目的で持ち込まれた果実のひとつですが、ジャム利用に欧米諸国と下北半島とを結ぶ細い細い線を感じたりしています。

5月14日から10日後のレッドカラント

2009年05月24日 | Weblog
 このブログの10日前(5月14日)の写真と比べてみてください。レッドカラントは6月に入ってから色づきはじめます。北国の夏の光を小さな一粒一粒に凝縮して赤く輝く様は見飽きることがありません。北欧諸国や英国、フランスやスイスのアルプスの麓などでも栽培されています。日本と比べ緯度が高く、冬の長い諸国でのビタミン補給の役割などを果たしてきたベリーのひとつです。作物を育て、食べて、生きてゆくことを現代人の多くは忘れてしまっているのかもしれないなぁ、と思いながらこの夏もレッドカラントの赤い実を眺めているかもしれません。

今日のボイズンベリー・蕾

2009年05月23日 | Weblog
 産毛に包まれながら蕾は日々大きくなっています。来週には開花し始めるのではないかと思われます。いよいよたくさんのやわらかな白い花びらが風に揺れ目を潤してくれる花盛りの初夏を迎えます。

ブラックベリーの新芽

2009年05月23日 | Weblog
 石蕨農場のブラックベリーの様子です。60~80センチほどの高さになりました。取り木や挿し木で増殖させていますが、試験的に種から発芽させた株もあります。矮化傾向が強い株は特に目立ちますが、数年間観察してゆきたいと思っています。10メートル以上も新梢を伸ばす株を見ていると、それだけで楽しくなります。この写真の新芽も10メートルは伸びるのではないかと思われます。

今日のレッドカラント

2009年05月14日 | Weblog
レッドカラントの実も日々膨らんでいます。あと1か月ほどで赤く色づいた可憐な姿に衣替えをはじめます。北欧諸国では長い冬に備えた貴重なビタミン源のひとつです。アルプスの麓のフランスではリンゴとブレンドしたコンフィチュール(ジャム)も作っているようです。冬に夏の太陽が凝縮されているようなジャムを口にするのも贅沢な~有難いものと思われたりします。

ボイズンベリーの蕾

2009年05月14日 | Weblog
産毛のようなやわらかい毛を纏い、ボイズンベリーの蕾も日々大きくなってきています。蕾は大きくなるにつれて互いに分離して、やがて白い花を咲かせます。紫外線を吸収するからなのでしょうが、一般に植物の葉や花の色はやわらかく感じられことが多く、気持が和みます。

グミよ、グミよ白い花よ・・・♪

2009年05月10日 | Weblog
 ♪川面しずかに歌流れ~グミよ、グミよ白い花よ・・・・
ロシア民謡に歌われているグミは遠くを走る汽車を眺めながら去っていった恋人を想う歌ですが、グミの花もまた少し離れたところから眺める方が風情があっていいものかもしれません。写真は接写ですが・・・・・
 このグミは数年前に近所の小さな農園に生えている木の枝を折ってもらい、40-50センチほどの枝を挿し木したものです。今では樹高3メートルほどに成長しています。下北半島の自然環境に適しているんだなぁ、とつくづく思います。

今日のホワイトカラント

2009年05月10日 | Weblog
 ホワイトカランとの花が時期が過ぎて、実が姿を現してきました。1週間ほどの間の大きな変化です。
 ホワイトカラントを眺めながら、目に見える変化と見えない変化とについて思いを巡らしたりします。植物も動物も常に変化をつづけている~変化なしには生命は留まることができないということなのかもしれません。目に見えるか見えないかにかかわらず私たちもまた変化の途上にあることをホワイトカラントの小さな小さな果実が語っているかのようです。

ブラックベリーの花芽

2009年05月10日 | Weblog
 ブラックベリーの花芽が現れました。1年目の苗木を移植して3年目には1株から6kgほどの収穫がありました。4年目には約8キログラムの収穫でした。1つ5グラム平均ですので1kgで200個ほどの収穫になります。アントシアニンなどのポリフェノール成分が注目されているベリーですが、無農薬で様々な虫たちの訪問を受けながら今年も無事に収穫できればいいのですが・・・・・