プロジェクト・ベリー半島

ボイズンベリー、ブラックベリーを下北半島特産に・・・・徒然に記します。

ブラックベリーの赤

2009年08月29日 | Weblog
 ブラックベリーの赤い色は北国の夏の風物になりそうな感じがしています。レッドカラントの完熟した透きとおったような赤とはまた別な北国の夏の色です。
 今年は例年よりは熟すのが遅れ気味です。数日後には9月になるというのにまだまだ未完熟な、これから黒く熟する赤い色が秋を感じさせる涼風に揺れています。
 今年の初夏には例年になく多雨、日照不足の下北半島でしたが、その影響は様々な形になって現われているように思います。植物の様子が昆虫にも影響し、動物にも影響しています。

ボイズンベリーの増殖ー挿し木ー

2009年08月16日 | Weblog
 メネデール液(2価の鉄イオンFe++溶液)100倍希釈使用。
 遮光(日陰)の状態に置いて、水分を切らさぬように留意。2ヶ月後には立派な根が生えています。先ずは60の挿し木の鉢をつくりました。今年は10月中旬までに挿し木2,000鉢つくる計画です。

ボイズンベリーの増殖ー取り木ー

2009年08月16日 | Weblog
 増殖作業を開始しました。盛夏は時期としては不適ですが、冷夏であることや昨年までの結果を参考にしました。目標はボイズンベリー4,000株、ブラックベリー1,000株です。
 ボイズンベリーについて、取り木は8月末頃から新梢の先端が土中に潜り込むため約1,000株ほどは自然増殖できる状況です。人為的には3,000株ということになります。ブラックベリー1,000株の目標に対して今日現在約300株増殖の状況です。
周囲の鉢の小さな葉は今春発芽したブラックベリーです。

カビとベリー

2009年08月05日 | Weblog
 写真はカビに覆われたボイズンベリーです。ブラックベリーも同様のカビに覆われます。糖度の低い、実の赤い未完熟の状態から覆われはじめます。
 風通しが良ければカビの発生は抑制されますが、発生率ゼロということはありません。カビの世界をのぞいてみたいものです。
 レッドカラントではほとんどカビの発生は見られません。(自然の状態でのカビの発生は稀ですが、収穫した実を水を少量入加えた容器にいれて暖かい所に置いておくと良く発酵します。)
 ベリーによりカビの発生は大きく異なります。カビ対策が必要です。また、発酵を活用したワインやヴィネガーを作ることができたらと思っています。

黒くなりはじめたブラックベリー

2009年08月04日 | Weblog
 このような状態になると、48時間以内には見た目には全体が黒くなります。その状態で冷凍すると、赤さが現れます。完全に熟した場合は冷凍しても黒いままです。完熟か否かはひとつひとつ触ってみなければ判別は難しく、完熟の場合(酸味がなく、とても甘いのですが・・・)、すぐに傷んでしまいます。

今日のブラックベリー

2009年08月04日 | Weblog
 今日のブラックベリーです。全体的に赤く色づいてきました。ブラックベリーは光沢のある鮮やかな赤い色が特徴と思っています。このあと、名前の通り急速に黒くなってゆきます。赤と黒・・・なにやら小説の題名のようです。
 今年の赤はどことなく精彩に欠けるような気がしていますが、あるいは見ているこちら側に原因があるのかもしれません。
 季節は巡り、その風景の中にわが身を置いて眺めるとき、様々な思いが湧き上がってきます。人間も間違いなく自然の一部ですが、言葉や思考とは裏腹にどこまでほんとうに自然そのものをわかっているのか、怪しさを感じたりもするベリー畑です。