レッドカラントが全体的に色付きを濃くし始めました。ここ数日下北半島でも「夏」を感じさせてくれる暖かな日和がつづいています。夏と言えば、麦秋~黄金色に輝く夏の太陽をイメージした~という季語がありますが、二十四節気では小満のころとされていますので、麦秋は今頃、初夏といいことになるのでしょうか。その麦秋と合せたように、北国の夏の光を凝縮したようなレッドカラントの赤が陽光の中で輝き始めています。よく「ルビーのような」と形容されますが、私自身もそのように思っています。カラントオータムとでも言いたくなるような日も間もなくのようです。
7月9日(木)午後1時~3時、来さまい館ホールでボイズンベリーのフォーラムを開催します。出席は自由です。主催はプロジェクト・ベリー半島を実施しているベリーオーチャド下北、後援はむつ商工会議所と財団法人むつ小川原地域・産業振興財団です。
当日はボイズンベリーの世界最大の生産国であるニュージーランドの栽培、加工の状況、ボイズンベリーの健康面への効能、加工食品としてのボイズンベリーの様々な側面紹介、今後の生産見込み等について説明し、参加者間の意見交換ができたらと思っています。参加者数が気になるところです。
当日はボイズンベリーの世界最大の生産国であるニュージーランドの栽培、加工の状況、ボイズンベリーの健康面への効能、加工食品としてのボイズンベリーの様々な側面紹介、今後の生産見込み等について説明し、参加者間の意見交換ができたらと思っています。参加者数が気になるところです。
午後5時過ぎの石蕨農場のレッドカラントです。全体に赤みが浸透してきているようです。今日この頃は7時過ぎまで明るく、夕方からでも2-3時間くらいは農作業ができます。蚊が苦手な身にはつらい作業になることもありますが・・・・。よって、風のある夕方は大歓迎です。そして、風があるとなぜか空を見上げることが多いような気がします。
北緯41度の下北半島はニューヨークやローマとほぼ同緯度です。見上げる夕闇の空がニューヨークやローマとつながっているかと思うと何やら楽しい気持にならなくもありません。シモキタ、ローマ、ニューヨーク。シモキタ、ローマ、ニューヨーク・・・・・・・
北緯41度の下北半島はニューヨークやローマとほぼ同緯度です。見上げる夕闇の空がニューヨークやローマとつながっているかと思うと何やら楽しい気持にならなくもありません。シモキタ、ローマ、ニューヨーク。シモキタ、ローマ、ニューヨーク・・・・・・・
ベリーについてではなく、ニホンカモシカです。
道路を挟んでむつ市役所や下北文化会館に隣接しているむつ市立第2田名部小学校のグランドを散歩していたニホンカモシカをパチリ。決して、当地ではそれほどめずらしい光景ではありませんが、写真を撮りたくなるニホンカモシカです。
人口約65,000人のむつ市は下北半島市町村の文化産業の中核的位置にあるといえますが、その中心部においても、かくも自然豊かな街ということでしょうか。ニホンカモシカが住宅街を散歩して、庭のバラの花をつまみ食いすることもあるこの自然環境を大切にしたいものです。
道路を挟んでむつ市役所や下北文化会館に隣接しているむつ市立第2田名部小学校のグランドを散歩していたニホンカモシカをパチリ。決して、当地ではそれほどめずらしい光景ではありませんが、写真を撮りたくなるニホンカモシカです。
人口約65,000人のむつ市は下北半島市町村の文化産業の中核的位置にあるといえますが、その中心部においても、かくも自然豊かな街ということでしょうか。ニホンカモシカが住宅街を散歩して、庭のバラの花をつまみ食いすることもあるこの自然環境を大切にしたいものです。
レッドカラントに赤みがさしてきました。午後2時過ぎのベリー畑は17℃。ここ数日の中では最も暖かい日和です。受話器の向こうから「東京は真夏だよ。」という友人の声が聞こえてきますが、ここ下北半島では肌寒い日が少なくない今日この頃です。今朝もわが家は暖房をいれました。レッドカラントには爽快な朝であったと思いますが・・・
再登場のチョッキリ虫です。オトシブミの一種であるチョッキリ虫は葉を丸めるのではなく、伸び盛りの新梢のおいしそうな?ところをチョッキリと切断します。チョッキリ虫の大きさは3-5ミリ程度なので、チョッキリ虫になったつもりでボイズンベリー畑を見ると、そこは巨大な森林といった風でしょうか。畑は中途半端な感じの除草・・・いやいや切草です。様々な昆虫たちを歓迎しています。ボイズンベリーやブラックベリーだけしか生えていない状況にはしたくないからです。農薬不使用のこの試みは経済作物としてのベリー栽培の観点からは無謀な所作かもしれませんが、ある種節操をもちながらの切草のつもりなのです・・・・全体調和とは?の答えを見いだせないまま下北半島の片隅でのベリー栽培です。
今日現在のボイズンベリーとブラックベリーです。写真の左側がブラックベリー、右側がボイズンベリーです。ともにバラ科の植物ですので、花の姿は似通っています。白とうす桃色の花弁が交じり合い初夏の日差しを浴びながらそよ風に揺れる様は心地よい風景です。(残念ながら今日の下北半島は霧雨模様のくもり空です。)
ボイズンベリーは7月に収穫がはじまる見込みです。ブラックベリーの収穫は8月になると見込んでいます。
ボイズンベリーは7月に収穫がはじまる見込みです。ブラックベリーの収穫は8月になると見込んでいます。
北国の初夏を告げる果実。未完熟のグリーンの実をジャムにすることが多いのですが、欧米では肉料理のソースとして用いることも多く、グーズベリーの名前の由来になっています。フルーツというよりは果実という言葉の方が似合いそうなスグリです。種もやわらかく、ペクチンの豊富なグリーンのスグリが獲り頃になってきました。
完熟にはもう数週間待つことになりますが、なんとも楽しみな今日この頃です。
完熟にはもう数週間待つことになりますが、なんとも楽しみな今日この頃です。
ボイズンベリーの実が顔を現しはじめました。花は全体的には2割ほどが開花した状況ですが、最初に開花した花が散り、ボイズンベリーの登場です。今日は天気も晴れて、成長著しいかなと、つい思ったりします。初夏の風が爽やかな朝の下北半島です。
今日、東北北部にも梅雨入り宣言がなされました。朝から雨の下北半島です。その雨が小休止の間に写真をパチリ。二分咲き?くらいのボイズンベリーです。
昨日はミツバチが花から花へと飛び交っていましたが、今日は雨休みのミツバチです。そういえばアリの姿も見えません。チョウチョもどこかで雨宿りしているのでしょう。それでも植物はどことなくいつもより元気に見える雨の日です。
昨日はミツバチが花から花へと飛び交っていましたが、今日は雨休みのミツバチです。そういえばアリの姿も見えません。チョウチョもどこかで雨宿りしているのでしょう。それでも植物はどことなくいつもより元気に見える雨の日です。
カメムシがボイズンベリーの新茎につかまり交尾をしていました。ボイズンベリーの畑ではよく目にします。子孫を残すことにどのような意味があるのか、これはカメムシと人間の間に何んの変りもないことと思われたりします。大きな自然に抱かれて共に生存しているのですから。足もとにはツチハンミョウがゆっくりと歩いていました。魚みたいにたくさん(数千個)の卵を生み、いくつかの偶然に身を委ねてやっと成虫になるというツチハンミョウの人生・・・・虫生を知る時、自然の精妙さに驚き入るばかりです。偶然と必然がどこかで同居している精妙さです。
とはいえ、ベリー栽培を忘れるわけにもゆかず、私は鬼になったりする畑の中です。
とはいえ、ベリー栽培を忘れるわけにもゆかず、私は鬼になったりする畑の中です。