キリスト教歳時記249 9月6日
B今日の福音
マタ21:1-9【エルサレムに迎えられる(マコ11:1ー11、ルカ19:28ー38、ヨハ12:12ー19)】一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山沿いのベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。もし、だれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡してくれる。」それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。「シオンの娘に告げよ。『見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、柔和な方で、ろばに乗り、荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、ろばと子ろばを引いて来て、その上に服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。大勢の群衆が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。そして群衆は、イエスの前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ダビデの子にホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」
C今日の暦
1522年 マゼラン一行の5隻の船のうち唯一生き残ったビクトリア号がスペインに帰還。人類史上初の世界一周を達成。
1620年 ピルグリム・ファーザーズ(イギリス国教会から分離を求める清教徒ピューリタン)102名が信仰の自由を求めアメリカに出発。最初の冬は厳しく半数が死ぬ。またインディアンとの間でも土地と食物をめぐり激しく対立した。
1970年 パレスチナ解放人民戦線 (PFLP) が5機の旅客機を同時にハイジャックし、ヨルダンの革命空港に着陸。人質開放後爆破。後にPLOは事件を「黒い九月」と呼び、最大派閥ファタハが結成したテロ組織のグループ名とした。
W今日の言葉 ホサナ(ヘブライ語)
「今、救ってください」の意味で、仮庵祭にうたわれた(詩編118:25)。転じて歓呼の言葉。
並行個所ルカ(異邦人が主に対象)ではヘブライ語「ホサナ」を省き、「主の名によって来られる方、王に、祝福があるように。天には平和、いと高きところには栄光(ルカ19:38)」となっている。
群衆は「木の枝(マタ21:8)」「野原から葉の付いた枝(マコ11:8)」「なつめやしの枝(ヨハ12:13)」をもってイエスを迎える。
これも仮庵の祭りを想起させる。「初日には立派な木の実、なつめやしの葉、茂った木の枝、川柳の枝を取って来て、あなたたちの神、主の御前に七日の間、喜び祝う(レビ23:40)」。
※主の名によって来られる方に、祝福があるように。 「祝福あれ、主の御名によって来る人に。わたしたちは主の家からあなたたちを祝福する(詩編118:26)」。
Pワンポイント ろばに乗って
ソロモンも父ダビデのロバに乗り、キドロンの谷のギホンの泉に下り、油注がれて王となり、歓呼の中エルサレムに上った(I列王1:32-40)。
イエスもベトファゲからキドロンの谷をわたり、エルサレムに入城する。
子ろばは、まだ人を乗せたことがなかった(マコ11:2)。そこで子ろばが落ち着くように、母ろばと共にひかれてきた。
「娘シオンよ、大いに踊れ。娘エルサレムよ、歓呼の声をあげよ。見よ、あなたの王が来る。彼は神に従い、勝利を与えられた者、高ぶることなく、ろばに乗って来る、雌ろばの子であるろばに乗って(ゼカ9:9)」。
B今日の福音
マタ21:1-9【エルサレムに迎えられる(マコ11:1ー11、ルカ19:28ー38、ヨハ12:12ー19)】一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山沿いのベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、わたしのところに引いて来なさい。もし、だれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡してくれる。」それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。「シオンの娘に告げよ。『見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、柔和な方で、ろばに乗り、荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、ろばと子ろばを引いて来て、その上に服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。大勢の群衆が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。そして群衆は、イエスの前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ダビデの子にホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」
C今日の暦
1522年 マゼラン一行の5隻の船のうち唯一生き残ったビクトリア号がスペインに帰還。人類史上初の世界一周を達成。
1620年 ピルグリム・ファーザーズ(イギリス国教会から分離を求める清教徒ピューリタン)102名が信仰の自由を求めアメリカに出発。最初の冬は厳しく半数が死ぬ。またインディアンとの間でも土地と食物をめぐり激しく対立した。
1970年 パレスチナ解放人民戦線 (PFLP) が5機の旅客機を同時にハイジャックし、ヨルダンの革命空港に着陸。人質開放後爆破。後にPLOは事件を「黒い九月」と呼び、最大派閥ファタハが結成したテロ組織のグループ名とした。
W今日の言葉 ホサナ(ヘブライ語)
「今、救ってください」の意味で、仮庵祭にうたわれた(詩編118:25)。転じて歓呼の言葉。
並行個所ルカ(異邦人が主に対象)ではヘブライ語「ホサナ」を省き、「主の名によって来られる方、王に、祝福があるように。天には平和、いと高きところには栄光(ルカ19:38)」となっている。
群衆は「木の枝(マタ21:8)」「野原から葉の付いた枝(マコ11:8)」「なつめやしの枝(ヨハ12:13)」をもってイエスを迎える。
これも仮庵の祭りを想起させる。「初日には立派な木の実、なつめやしの葉、茂った木の枝、川柳の枝を取って来て、あなたたちの神、主の御前に七日の間、喜び祝う(レビ23:40)」。
※主の名によって来られる方に、祝福があるように。 「祝福あれ、主の御名によって来る人に。わたしたちは主の家からあなたたちを祝福する(詩編118:26)」。
Pワンポイント ろばに乗って
ソロモンも父ダビデのロバに乗り、キドロンの谷のギホンの泉に下り、油注がれて王となり、歓呼の中エルサレムに上った(I列王1:32-40)。
イエスもベトファゲからキドロンの谷をわたり、エルサレムに入城する。
子ろばは、まだ人を乗せたことがなかった(マコ11:2)。そこで子ろばが落ち着くように、母ろばと共にひかれてきた。
「娘シオンよ、大いに踊れ。娘エルサレムよ、歓呼の声をあげよ。見よ、あなたの王が来る。彼は神に従い、勝利を与えられた者、高ぶることなく、ろばに乗って来る、雌ろばの子であるろばに乗って(ゼカ9:9)」。