症状が出るのは、1,000ミリシーベルトからである。極端な例では、全身に4,000ミリシーベルトをあびると、60日後に50%の確率で死亡する。しかし「およそ100ミリシーベルトの蓄積以上でなければ発がんのリスク」も上がらない。さらに「危険が高まると言っても、100ミリシーベルトの蓄積で、0.5%程度」の上昇である。「そもそも、日本は世界一のがん大国」で、2人に1人が、がんになる。つまり、「50%の危険が、100ミリシーベルトあびると50.5%」となる計算である。よって2011年3月15日に東京周辺で観測された放射線量(1マイクロシーベルト/時間)と比較すると、「タバコを吸う方がよほど危険」である。「1時間当たり1マイクロシーベルトの被ばくが続くと、11.4年で100ミリシーベルトに到達」する計算となり、この数字を見ると「いかに危険が少ないか」がわかる。
http://www.u-tokyo-rad.jp/data/toudaivol4.pdf
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