Frederiqueのキャリアアップブログ

~ 今度はCCIE取得を目指して ~

Q.1次試験対策で受験校に通うメリット、デメリットは?

2008-10-28 23:00:35 | 中小企業診断士
A.メリット  
  1.自分でゼロから学習スケジュールを立てる必要が無く、ラク。  
  2.科目ごとに小テスト等があり、モチベーション向上に繋がる。 
  3.本試験の出題傾向や学習のポイントがわかる。     
  
  デメリット
  1.時間が拘束されてしまう。
  2.期待通りの授業内容ではなかった場合、貴重の勉強時間の浪費となる。
  3.費用負担が大きい。

受験校に通学するか、もしくは独学にするかは、学習をはじめる上での大きな悩みどころだと思いますので、ここでは、「どんなタイプの人が受験校向きなのか?」、逆に「独学が向いている方」についてお話したいと思います。

まず、「どんなタイプの人が受験校向きなのか?」

考えられるのは、「自分で学習計画を立てるのがどうしても苦手な方」だと思います。受験校に通っていれば、試験日までの科目毎の学習スケジュールを受験校で作成してくれますので、あとは通学してその通り勉強していけば基本的にはOK!なはずです。

はず、と書いたのは、往々にして期待通りにはいかないからです。デメリットにも書きましたが、受験校の講師にはレベルのバラツキがあるため、時間の浪費となることもあります。自分も一時期、受験校のお世話になりましたが、正直、「この授業内容で1次試験合格は難しい」と感じたことが少なからずありました。ある授業で、分数の割り算の解説が始まったときは、かなり驚きました。。。ですので、受験校に通われる際には、そこに通ったことがあるOB等に、事前に講師陣のレベルを良く聞いて確認しておくことをお勧めします。

次に考えられるのは、「周りと切磋琢磨しながら勉強したい方」です。メリットにも書きましたが、受験校ではこまめに確認試験を実施するところが多く、毎回の予習・復習の動機付けになるとともに、試験で良い成績が取れれば本試験までの1年近い学習期間も、それなりに楽しく乗り切ることができると思います。

つぎに、「独学が向いている方」。

なんと言っても「自分で計画を立てて」「効率良く学習したい」方には、独学が向いています。受験校通いはお勧めできません。「受験校の方が、ポイントを抑えた授業で効率よく勉強出来るんじゃないの?」という声が聞こえそうですが、上記の通り、講師のレベルにバラツキがあるので、人によっては時間の浪費に感じると思います。

さらに、受験校の授業は主にテキストの解説、いわゆる頭へのインプット作業になりますが、1次試験対策として大事なのは、むしろその後の「問題集を使ってのアウトプット作業」の徹底により、問題を解く能力を上げることです。ですので、インプット作業はなるべく短時間で終わらせ、アウトプットにいかに注力するかが学習上のポイントになります。その点、受験校のインプット授業は、当たり前ですが、自分が知っている部分も知らない部分もすべて万遍なく聞く羽目になるので、この点でもやや非効率です。

また、診断士試験の各科目について一定の知識を有する方も、受験校に通ってゼロから学習するよりは、独学で学習された方が効率はいいと思います。受験校では、1次本試験終了前後に2次の学習を始めるケースが多いようですが、独学で効率良く学習して時間をうまく使うことで、1次試験の学習をしながら同時に2次試験対策も行い、アドバンテージを得ることも可能です。

なお、受験校のほかに、各地で「受験生による自主勉強会」が開かれていますので、次の機会にご紹介したいと思います。

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