死して屍拾うものなし

日々の記録。

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち

2009-10-21 14:11:42 | 映画・TV・ようつべ
昨日は、久々に映画の試写会に某Y嬢と行ってきました。
最初に「試写会当たったんだけど、どう?」とY嬢にメールしたところ
「いいよ~!何の映画?ソフトエロ映画?」という返事が。
自分がどのような位置づけにあるのかがよ~くわかる一言…
ハードエロも別に大丈夫よ。(いや、そういう問題ではない)

で、昨日見たのは『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』 という映画。
会場はZEPP東京。
会場に入るとアンヴィルwithクラウザーさんの立て看板(?)がいきなりお出迎えw


で、さらに中に入ると、こんな光景が。

ZEPPのフロアーにイス。なかなか珍しい光景かとw
試写会が始まると、最初に監督が登場。
この映画の話を色々と。
何でもキアヌ・リーヴスがめちゃめちゃ感動して、この映画の応援団長を買って出たと。
で、本当は日本に着たかったらしいが(ホントか?w)スケジュールの都合でダメだったそうな。
うーん、残念(でもホントに?w)
で、日本はこちらの方が応援メッセージを寄せてくれました!ということで、VTRが流れることに。
誰?クラウザーさん?!他に誰がいる?なんて思ったら
TOKIOの長瀬君でした(笑)

長瀬君の長ぁ~~いコメントに続いて映画上映。

いやぁぁぁ、よかった!いい映画でした!予想以上!
公開は今週末10/24からです。だもんで詳細は書けませんが、久々にぢーんとした
というか、なんかもう色々思うことが沢山出てきてしまいましたよ。

1980年代に、沢山のヘヴィメタルバンドがメジャーになり、成功しました。
そんな成功したバンドから「奴らはすごかったよ」と尊敬され賞賛されるバンド、アンヴィル。
しかし、彼らだけ成功することなく尻つぼみになってしまいました。

その時期から30年近く経ち、50過ぎたオッサンになってもなお、地元のカナダで
昼間は給食宅配、工事現場の仕事をしながら、ライヴをやるアンヴィルのメンバー。
そんな彼らのドキュメンタリー映画でした。
最初は良さそうな感じで始まったヨーロッパツアーがだんだん悲惨になっていく
様子や、新しいアルバムを作るための資金捻出に死苦八苦するメンバー。
そして彼らを支える嫁さんや子供や兄弟のインタビューなど、全てカメラが映し出しています。

ドキュメンタリーの最後の方で、ライヴが決定し、メンバーが会場に向かう間、ヴォーカルの
リップスが心情を吐露する場面があるんですが、ここが一番グーッときました。
あああああ、それわかる!って気持ちとかもうなんか色々思うことだらけのシーンでした。
音楽や芝居や、そういう分野に関わったことがあるんだったらなおさら共感できるんじゃない
でしょうか?

で、このアンヴィルは先週の土日に行われた「ラウドパーク09」に出演してて、
まだ日本にいる様子&会場がZEPP東京ということで、そこはかとなく期待はしていましたが
映画終了後、いきなりライヴが始まり、前方にお客さんがワァ~っとなだれこんで
行くのが見えました。
で、横を見るとY嬢の姿はありませんでした。…前に行こうとするY嬢の後姿は見えましてw

ライヴ後、監督が出てきてメンバーと監督にインタビュー。
その後、アンヴィルはもう1曲やってくれました。いやいや、感激。
「メタルはちょっとなぁ」とか「オッサンのバンドの話かよ」と思わずに、ドキュメンタリー
として是非見てもらいたい映画です。
ダスティン・ホフマンも「メタルなんて大嫌いだったが、これには心が揺さぶられた」
とコメントしてますしw
実際コメントを寄せている有名人は結構ジャンルの違うミュージシャンが多いですが、やっぱり
共感するもんがあるんでしょうねぇ。私は卓球さんのコメントが好きです。言いえて妙!
そして、日本人ならこの話は絶対に感激しますって!ww

アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
予告編


公式サイト
http://www.uplink.co.jp/anvil/
コメント (2)
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