死して屍拾うものなし

日々の記録。

成田三樹夫も好きだ その16

2010-03-26 11:11:45 | 成田三樹夫
「若親分」(1965年 監督:池広一夫)

ちょっと前に市川雷蔵祭りのラストの方で見ました。
雷蔵さんが主人公、脇をミッキー、ラスボス(?)が佐藤慶さん。
これは見ないわけにはいかんだろう!と期待して見に行きました。
で、期待通りww

とあるヤクザの親分が、対抗勢力の組の者に暗殺されてしまいまい、
海軍に入っていたカタギの息子が海軍を辞め、若親分になるというストーリーで
もちろん若親分は雷蔵さん。雷蔵若親分の組の番頭(?)がミッキー。
冒頭、大親分のお葬式場面で登場するミッキーは、あのトレードマーク的なキレイ
に揃えられた(?)前髪がややギザギザだったりして新鮮です(笑)
デビューしてまだちょっとしか経ってないミッキーなんでめちゃめちゃ若い!

しかし、海軍の制服でお父さんの葬式にやってきた雷蔵さんはもっと若かった・・
というか、若く見えた。学生さんそのもの、といった雰囲気。
ミッキーよりも年上のはずなんだけど、10代後半~20代前半にしか見えませんでした。
これには物凄く驚いた。
で、若親分になってからは、相応な雰囲気になっていくのです。
雷蔵さんの凄さをこんなところで見たような気がしました。

佐藤慶さんも冷酷で悪い感たっぷりな組長で、これまたこちらの期待どおりw
満足度100%な映画でした。

でもこの映画1本だけで、続編にはミッキーが出ていないのが残念。。

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