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劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」心理学的分析「綾波レイと人類補完計画」

2005-02-12 01:04:58 | アニメ考証
クライマックスも近くなりました。(時系列掲載は)http://www.kcc.zaq.ne.jp/fountain/psycho-rei5.html今度は「人類補完計画」で「綾波レイ」が活躍を。。。。。

「Air」では「アスカ」が倒されてしまいました。そして「赤木博士」も撃たれてしまいました。「碇シンジ」はEVAを操縦しています。いきさつ不明で。ターミナルドグマでは「碇ゲンドウ」と「綾波レイ」二人っきり。

そこで「綾波レイ」の復習です。

*第6話での戦闘の後の「碇シンジ」の弱弱しいアプローチで「にっこり」
*14話で「綾波レイ」が「綾波言葉」で心の中での自問自答。
*15話の中での機体交換実験でのお見合いごっこ。
*17話で「綾波レイ」がほほを赤らめながら
「ありがとうの言葉。感謝の言葉。あの人(碇ゲンドウ司令)にも言った事のない。」と独りで照れていましたね。

当然そのあとは綾波は変わっていました。
綾波は「碇ゲンドウ司令」以外に「碇シンジ」という同年代の男の子の存在を意識するようになった。無意識のうちに初恋を意識して。

もともと「綾波レイ」は他人には心を閉ざす
「1*対人恐怖症」的な印象が設定上強調されている。が同時に「司令」に忠実で「けなげ」で「戦闘時は真剣」で
「2*メランコリー親和性性格」が見え隠れする。
そんな
まじめな少女に「碇シンジ」という「新要素」が入れば。。。。。。
「司令」以外に仕事を通じて以外の感情的要素が入らないのだから「同世代の少年」がさりげなくやさしさを見せてくれればそれは。
「2*メランコリー親和性性格」というまじめな性格の少女は「真剣」に「同世代の少年=碇シンジ」を意識するでしょう。
そして第23話の二人目の綾波レイが「戦死」する直前の言葉。
「これが涙?泣いてるのは私」「これは私の心。碇君と一緒になりたい。。。だめ。」

こんな心理的変化を遂げていることもゲンドウは露知らずに「クライマックス」へ。すでに綾波はゲンドウの眼鏡を投げ捨てるところまで決心しているのに。

ターミナルドグマで「碇ゲンドウ」は人類補完計画の発動。「心の壁を解き放て。欠けた心の補完。。。。。そしてユイの元へ行こう」

三人目の綾波は「碇ゲンドウ」のわがままな計画を見事に跳ね返してくれます。
「私、あなたの人形じゃない」と。
<続く>

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