神奈川県の受動喫煙防止条例の施行を控え、神奈川県内のマクドナルドとロイヤルホストが全席禁煙に!!

昨日3月2日(火)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・マクドナルドとロイヤルホストが全席禁煙に、
健康志向に応える姿勢をアピール/神奈川県内』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。

神奈川県の受動喫煙防止条例の施行を1ヶ月後に控え、
神奈川県内のマクドナルドとロイヤルホストが
全席禁煙に踏み切りました。他に先駆けることで、
顧客の健康志向に応える企業姿勢を
アピールしたい考えだということです。

一方、同じ外食産業でも居酒屋チェーンでは
『顧客のニーズが違う。全面禁煙は難しい。』、と
同業他社の動向を横にらみしながらの対応となっていますが、
喫煙者の利用者が多い居酒屋などの夜間が中心の飲食業では、
以前から顧客離れが起きるので、全面禁煙は難しいと
言う声が挙がっていましたね・・・。ただすでに全面禁煙を打ち出して、
成功をしている居酒屋チェーンも出てきているので、果たして今後、
どういった方向性を打ち出すのか気になるところです。2月6日(土)には
『神奈川県公共的施設受動喫煙防止条例に定められた
禁煙・分煙のトライアル週間がスタート!!』
として取り上げたように、神奈川県公共的施設受動喫煙
防止条例の4月施行を前に、条例に定められた
禁煙・分煙を試行的に実施する
『「スモークフリー」トライアル週間』も神奈川県内の
飲食店など374店舗《横浜市内92店、川崎市内21店、
横須賀三浦地域58店、県央地域52店、湘南地域126店、
足柄上地域9店、西湘地域16店で、商店街、テナントビル、
チェーン店での参加もあり！》も行われたわけですが、
やはり多くの親子連れ、子ども、学生などが利用する
マクドナルドやロイヤルホストのようなファーストフード店、
ファミリーレストランなどは、以前から受動喫煙《副流煙》の
危険性を取り上げてきた際に、何度も書いてきているように
全面禁煙が望ましく、全面禁煙すべきだと思っています。
今回、全面禁煙に踏み切ったマクドナルドやロイヤルホストを
利用している学生や主婦、ビジネスマンなど多くの声が新聞や
テレビでも取り上げられていますが、好評・歓迎の声が
ほとんどですからね。健康志向の高まりという追い風が
吹いているのも大きいですが、禁煙席と喫煙席があっても、
仕切りが1つあるような感じになっているだけで
完全分煙になっていない、カタチだけの分煙で、
学生を中心にして、多くの方たちから疑問や批判の声も
挙がっていたわけですし、この全面・全席禁煙が
自然のカタチとして全国的にも定着していって欲しいですね。
喫煙者の方々にしてみれば、肩身がさらに狭くなりますし、
JT《日本たばこ産業》など、産業としてタバコが成り立っている現状、
タバコを完全に排除することは難しいと思います。また、
多くの施設での完全禁煙・完全分煙の取り組みが進むと、
かえって路上喫煙が増えるのではないか？という懸念の声も
挙がっています。だからこそあらためて喫煙者のみなさんには、
受動喫煙《副流煙》の危険性をしっかりと理解し、
マナーを守る、徹底することを忘れないで欲しいです。
タバコは嗜好品ではなく死向品という造語も
生まれていますから・・・。それだけ危険をはらんでいるということ、
1人でもマナーを守らないでいれば、多くの人に迷惑が掛かることを
忘れないで欲しいです。喫煙者のみなさんのマナーの徹底が、
いろんな面でのマナーの徹底にもやがてつながっていくように思います。