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まず取り組まなくてはならないのは神奈川県の歪な高校受験方式!!

2005年05月29日 00時01分20秒 | 神奈川の教育・学校等の取り組み

昨日28日(土)に神奈川新聞朝刊“ぐるっとかながわ”に、
『カナロコ・中卒生徒の県外流出防止策の必要性も/県公私立高校設置者会議』
という気になる記事を発見しました。そして、僕がこのブログで
最も取り上げたいと思っているモノと大きな関わりがあります。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

僕はこの記事を読んで、この問題に取り組むには、最も今問題になっている、
“神奈川県の絶対評価を取り入れた不公平な高校受験方式”
の徹底的な見直しを図って不公平のない受験方式を
早急に取り入れる事が何より大切だと思います。
現在高校3年の弟は、この方式が導入される前年に高校を受験しましたが、
この時も来年の正式導入を前に、ある意味テスト的に絶対評価を取り入れた、
第一志望校、第二志望校《第一志望校が公立なら第二志望校では私立を、
第一志望校私立なら逆に公立が第二志望校となるカタチです。弟もそうでした。》を
受験方式でかなりこれによって現場の先生もそして受験生も
そして親も私立を受けるための資金を工面したりする事で振り回されていました。
公立、私立両方とも受験を失敗して、中学浪人というケースも生まれました。
正式導入となった次の年も、そして今年の春もこの神奈川県の絶対評価を取り入れた
不公平な受験方式で、多くの受験生が受験で同じ得点を取ったにも関わらず、
志望校に入れないというあってはならない事が起きてしまいました。
今回の受験生が神奈川県内の私立の学校を受験するケースが増えた背景には、
この“神奈川県の絶対評価を取り入れた不公平な高校受験方式”
というのがあるのではないでしょうか?
やはり不公平を生んでいるこの歪な受験で、
万が一、神奈川県内の志望校に落ちて中学浪人になる事を
恐れているというのが大きいのではないでしょうか?
『神奈川新聞本紙』
“神奈川の教育”というコーナーでこの問題は昨年、
再三取り上げられました。その中で不公平な、あまりに歪な
受験方式の指摘があったにも関わらず、
神奈川県教育委員会では、当時、神奈川新聞社さんの取材に対して、
「まだまだ始まったばかりだから、
(この絶対評価方式を)変えるつもりはない。
不公平が生まれないように、現場に徹底指導する。」という
コメントを残し、結局それから、何もこの問題には
取り組んでいないように思います。現場の状況を見ようとせず、
高みの見物でもしているかのように、足元を見ず、
現場の混乱をまるで分かっていないと感じています。
この歪な受験方式で大きく未来が変わってしまった子達が
現実にいるんです。僕も実際、知り合いの子から、
不公平な受験のせいで、落ちてしまった子がいるという
話しを聴きました。また弟から、母親からも聴いています。
今、早急に取り組まなくてはいけないのは、
“神奈川県の絶対評価を取り入れた不公平な高校受験方式”の方です。
これを取り組まないとドンドン別の問題も噴出してくると思います。
“ゆとり教育の問題”もそうではないでしょうか?
この問題に関しては今後もこのブログで取り上げていきますが、
今回はまずその第一弾という事で今回取り上げました。


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