昨日5月8日(木)の神奈川新聞トップ面から
『カナロコ・横浜市立中「裏サイト」7割超に存在/15校で深刻トラブルも』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
横浜市立中学校の7割超に、いわゆる『学校裏サイト』が
存在していることが、横浜市教育委員会の調査で分かったそうです。
『ウザイ』『キモイ』などの書き込みが原因でいじめや不登校など
深刻な問題に発展した学校も15校に上っていたということです。
横浜市教育委員会では、すべてを把握していないということですし、
7割超でも実は氷山の一角に過ぎないのではないでしょうか?
4月19日(土)には
『横浜市教育委員会が、「学校裏サイト」の書き込み削除依頼の
中学校教諭もひぼう中傷されたと発表!!』
として取り上げたように、『学校裏サイト』に悪口などを書かれた
横浜市立中学校生徒の相談を受けてサイトの管理人に
削除依頼を出した男性教諭が、逆にそのことを
『学校裏サイト』でひぼう中傷される事案があったこと
もすでに分かっていますし、それだけ深刻で、根深い問題だと思います。
横浜市教育委員会では、調査結果を受けて、生徒に対しては個人名を
出さないなどプライバシーの尊重や相手への配慮を促す指導を
強化するとともに、教職員にもモラル研修を行うようですが、
これだけではこの問題の解決にはならないですし、先にも書きましたが、
プロバイダやサーバー管理業者、管理者、警察なども協力をして、
キチンと対処をしなくてはいけないですし、顔や姿が見えないインターネットの
世界だけに、生徒や学校関係者だけでなく、第三者が生徒や
学校関係者に成りすまして誹謗《ひぼう》中傷している
ケースがかなりあるといわれていますし、そういった取り締まりの強化も
進めないといけない時期に来ていると思います。
ネットいじめが深刻にあり、さらに、大人社会のいじめが、
子どものいじめの悪いお手本になっているという現状を
しっかりと大人が受け止めて猛省し、子どもが行き場を失うような、
息苦しさを感じる社会を変えていかなくてはいけません!
『学校裏サイト』を決して認めませんが、『学校裏サイト』を通じての、
子どもたちの発言が子どもたちが救いを求めるサイン、
助けを求める叫び声も含まれている気がしますから・・・。
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