小田急電鉄と東京メトロが、通勤客向けの東京メトロ直通運転用の新型ロマンスカーMSEを公開!!

こちらも昨日10月20日(土)の神奈川新聞経済面から
『カナロコ・東京メトロ直通、新型ロマンスカーＭＳＥを公開／小田急電鉄』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

小田急電鉄と東京メトロが、主に通勤客を対象に2008年3月から
開始する東京メトロ直通運転用の新型ロマンスカーMSEを
相模原市東林間の小田急大野工場で公開したそうです。
60,000形で多彩な運行が可能な特急列車を意味する
MSE《Multi Super Express》の愛称を付けたということです。

一昨年2005年5月19日(木)に
『神奈川県の県央地区発展は良いと思うが、
便利になることには疑問も・・・。』
《記事元の『カナロコ』の記事はリニューアルに伴い消滅》
として取り上げた、県央地区の発展考える経営者会を設立するという
記事を取り上げた際に、その1つとして、小田急ロマンスカーの
東京メトロ千代田線への乗り入れの記事も取り上げた通り、
2008年3月に乗り入れを開始することになっています。
そこで今回その際に乗り入れする車両・新型ロマンスカーMSEが
公開されましたが、乗り入れは、直通運転は平日は上りで
朝方に本厚木駅発北千住駅行き1本、
下りで夕・夜に北千住駅発唐木田行きと大手町駅発
本厚木駅行きを合計3本運行、
休日は本厚木駅～北千住間1往復と
北千住駅～箱根湯本駅間2往復運行することになっています。
年間30日程度臨時列車として有楽町線新木場駅に
乗り入れることになっています。

ということで、乗り入れとなると当然ダイヤ改正を行うことになるわけですが、
これは平日の朝方と夕方の通勤・通学のラッシュ時に、『各駅停車』を
利用して通勤をする方にとっては、混乱の原因にならないか心配ですね。
『特急ロマンスカー』、『快速急行』、『急行』、あるいは
『準急』も通過待ちがある わけですから、この頻度が増えたら、
通過待ちの時間もその分長くなるので、その分を考えて、
列車に乗ることを考えなくてはいけなくなりますし、
それぞれ、通勤・通学時の『各駅停車』の
新たなラッシュになったりすることも考えられますよね。
実際、確かに導入してみないことには分からない部分がありますが、
ただでさえ、特に朝のラッシュ時というのは、昼間の時間帯に比べたら
現状でも時間がかかったり、遅延が生じたりするので、そのあたりの
影響はどうなのかというのも気になる部分です。
これがさらに激しくなるようでは、導入自体はどうなのかという
話しにもなりかねないですからね・・・。
便利になるのはいいのですが、その際に生じる、生じるおそれのある
『弊害』というのも考えないといけないですよね。