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横須賀市内で、産科医不足による病院の産科医療休止で、出産数が減少傾向に!!

2007年12月11日 00時01分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み

こちらも12月4日(火)~9日(日)の神奈川新聞のピックアップ記事の中の
神奈川新聞地域面(掲載日は不明)から
『カナロコ・産科医不足による病院の産科休止で、出産数が減少傾向/横須賀』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

全国的に産科医の不足が問題になる中で、横須賀市内で
産科医の減少に伴い出産数が減少傾向にある
ことが
横須賀市保健所の調べで分かったそうです。産科の休止で
病院での出産数の減少が顕著な一方、診療所や
助産所では逆に出産数を増加させて、全体の
減少幅拡大防止に役立っている現状も
浮き彫りになった
ということです。

神奈川県内の産科医不足も全国同様に深刻になる一方で、11月19日(月)には
『神奈川県内の産科医療機関と産科常勤医が、過去5年で最大の減少に!!』
として取り上げたように、神奈川県内の分娩《ぶんべん》を扱う
産科医療機関がこの1年間で15施設減少し、産科常勤医も
35人減ったことが、神奈川県産科婦人科医会の実態調査で
分かり、ともに過去5年間で最大の減少幅
で、
激務を背景とした産科医の『お産離れ』が一段と進んだ形
になっていることが分かっています。
横須賀市もこの傾向が出ているということになると思いますが、
診療所や助産所が逆に出産件数の増加に転じているというのは、
やはりこちらも今の産科医療の問題である激務を背景とした
産科医の『お産離れ』
がこういうカタチで表れたという
ことでしょうね。産科医不足と産科医療施設が減少を続ければ、
当然、出産をしにくい、出来ない環境になるというのは危ぐされていて、
出産数も減少することは目に見えていたことで、本当に国がこの状況を
深刻に受け止めて医療現場の待遇・給与面の改善等が早急に必要

だということです。横須賀市でも10月8日(月)に
『横浜市が、2006年度に行った「潜在助産師」発掘する研修会の結果、7人が就職!!』
《記事元の『カナロコ』の記事は既に消滅》
などで取り上げてきているように、『潜在助産師』の復職支援
努めているようですが、これも本来なら国が率先して動かないと
いけないこと
だと思います。
何度も書いてきているように、医療現場や行政、地域などで限界がある
過酷な労働条件・労働環境にある医療現場のバックアップ・改善
早急に取り組む必要があると思います。
医療現場からの悲鳴をこれ以上放っておいてはいけない!!


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