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Folon’s kitchen ・【フォロンの台所】

食は天使からの贈り物

タケノコご飯と竹の花

2019-04-25 | 食と料理とスピリチュアル
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今日の一品「タケノコご飯」
先日千葉の館山に行った時、道の駅で買ってきた孟宗竹のタケノコです。

店に寄った時間が遅くて、こんなに曲がったタケノコしかありませんでした・・・

タケノコの中では、孟宗竹が一番香ばしくって好きです。
この竹は日本原産ではなくて、古い時代に中国から伝わった品種だそうですね。

「孟宗」という人の名前から来ているそうです。

さて、今日も暑さを感じる1日でしたね。
孟宗竹は関東辺りではそろそろ終わる頃で、次は真竹のタケノコに移る頃ですね。

ところで竹ですが、なんでも日本の至る所で花を咲かせているそうですね。
竹の花は100年くらいのスパンで咲き、花が咲くと実をつけて、その一帯の竹が全て枯れてしまうと昔祖母から聞いたことが有ります。

竹林は地下茎でつながっている一家(家族)のようなものだからでしょう。

また竹の花や笹の花が咲くのは凶事のお知らせとも祖母は話してくれました。

そういえばここのところ世界を含め、様々な出来事が頻発していますし、日本でも年号が変わります。
そうしたことも竹の花と関係しているのでしょうかね?

この竹や笹のお話はもう一つ面白いエピソードがあります。

これも古いお話なのですが、竹の花が咲き実をつけると竹林の寿命になります。
そしてその実は大変に栄養価が高いのだそうです。

特に野ネズミたちにとっては大変なご馳走で、天からの贈り物のようなのだそうです。

そしてなんと竹の花が咲き実をつける数ヶ月前から、野ネズミたちが急激に子供の数が増えるのだそうです。
まるで竹の花が咲く事を予見しているようにです。

そしてそれだけではなく、それよりももっと前(1年以上前)

ネズミの天敵であるイタチやテン、フクロウや狐たちもネズミが増えることを見越したように、ネズミが増えるずっと前に子供たちがたくさん生まれるのだそうですね。

もし竹の花が何らかの変事の前触れだとしたら、その前に様々な動物たちに子供がたくさん生まれるという不思議も納得できますね。

自然界は複雑なリンクでつながっている事をこんなエピソードからも伺えます。

唯一その自然のリンクから外れてしまったのが人類ということでしょう。
竹の花の開花さえ知る事が出来ないのですからね。

今回の竹の花。
私も何かの変事の前兆だと感じています。

でも決して凶事ではないでしょう、新しい次元に向けた地球の変化の一つと私には思えてなりません。
でも変化である産みの苦しみの覚悟も少しだけいるかもなと・・・と言いつつ能天気な今日この頃です(笑)




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食は神事

2019-04-18 | 食と料理とスピリチュアル
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栄養を取る(生きるためのカロリーの摂取)と言う事だけ見れば「料理」というカテゴリーは存在しないのかもしれません。

随分と前に読んだ書籍からですが、ある作家の方が北極圏に暮らすイヌイットの世界に行った時の事。

イヌイットのお母さんにカリブー(トナカイ)の生肉の「料理」をお願いしたところ、生肉しか食べない彼女は「焼く(グリル)」と言う事を知らないので、真っ黒焦げになるまで放置して、それを差し出したそうです。

イヌイットの食文化がどうと言う話ではないのですが、料理をする事なく生肉だけで生きる彼らにとっては料理は生活の中に定着したものではないのですね。
(このお話はかなり前のお話で、今では彼らもキッチンを持ち、欧米風の食生活を送っています)

ところが、西洋の食文化や食習慣が入る前の彼らがもしアザラシであれカリブーであれ、一旦火を通して食していたら、野菜類を取らない当時のイヌイットの人たちは重大な「ビタミン不足」に陥っていたでしょう。

生の肉には様々なビタミンが豊富に含まれていますが、それらビタミン類の多くは熱に弱く熱処理をしてしまうとかなりのビタミンが破壊されてしまうからです。
また海獣の内臓なども生で食する事でさらにビタミン補給をしていたのですね。

では彼らは、食と料理がスピリチュアルであるとは繋がらない生き方をしていたのかと言えば、勿論そんな事は無くむしろ文明世界以上に「食」が神との関わりのある事だと言う精神性を持っていました。

食はある意味「神事」でもあると言う事だったのです。

日本神話にも出てくる「豊受大神(とようけ姫)」も食を司る女神として信仰されています。
また「包丁式」に見られるように、料理を神事として扱ってもいます。

かたや飽食の文明世界ではどれほどの食料を無駄にし、化学的に作られた食品や調味料を疑いもなく口にしているかを見れば「本当の食とは何?」と考えさせられます。

   ・

*上のお人形の画像は博多人形作家「松尾吉将」さんの作品「豊受大神」です。
カワイイでしょう。




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