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最近「深海魚」がブームですね。
生態も面白いし、何より超深海の生物たちの姿の面白い事。
私は子供の頃から深海魚ファンで、今ほど生態が知られていない不可思議な深海魚に物凄い興味を持っていました。
子供の頃は、まだ深海調査などほとんどしていない頃でしたが、本当に時折知らされる未知の深海の話をワクワク聞いていたもんです。
今は国家事業としてジャムスティックが深海調査を大々的にやっていますよね。
(このジャムスティックは一方で、悪名高い「地球号」も所有してい事から、そこん所だけはなんとなくイヤ~な感じもしますけど)
若い頃に深海調査の道を知っていたら確実に水産学に走っていただろうなと、そんなことを思うのです。
深海って太陽系を知るより難しくて謎があると言われています、そんな所も妙味が湧くのです。
ものすごく前の話ですが、日本の水産会社の船が南太平洋海域で恐竜(プレシオザウルス?)の死骸らしきものを引き揚げたことがありました。
海って本当に謎だらけなんですね。
で、今回の話題は深海魚。
先日よく行く御徒町の魚屋さん(と言ってもビルの中のでっかい鮮魚売り場)で、この魚を売っていたのです。
¥1200(約50cm)
これは深海魚と知っても、そう深いところにいる魚ではなく500m程度の浅い深海(?)に生息しています。
標準和名は「黒シビカマス(サバの仲間に近い)」
でも漁業者や釣り人は、その真っ黒のビジュアルから通称「スミヤキ」と呼んでいます。
なんかそっちの方が親近感あります。
深海は通常2~5℃程度の非常に低温域なんですね。
だからその寒さや強い圧力から身を守るために多くの深海魚は身に大量の脂を蓄えています。
やっぱり浅い深海に住むキンメダイやあこう鯛、黒むつやノドグロ(赤むつ)なども、脂が乗っていますね。
しかも総じて「美味しい」のであります。
その脂も姿からは想像できないくらい上品な旨味なんですね。
他にも日本近海では取れないギンダラとかギンムツ(メロ)なんて言う輸入深海魚も有名です。
でもこちらの魚の脂は少々「匂い」が強い気がします。
恐らく日本近海の深海魚とは食性(餌)が違うのでしょうね。
さて、このスミヤキきもやっぱり物凄くの脂が乗っています。
刺身にしてのですが、みてくださいこのの脂、下ろしていて手がギットリです。
でもこの魚味と皮の間の脂肪層に、凶暴な小骨があるのです。
食べるときに気を付けないと、めんどくさいことこの上もなし。
でもやっぱり「美味しい」のでありました。
今海産資源の急激な減少が叫ばれていて、日本の水産庁も深海魚に興味を示しています。
ただ深海魚は概ね成長するのに時間がかかりますので、乱獲だけは避けなければならないと思います。
必要最低限の漁獲にとどめ、味もろくに分からないグルメぶった芸人さんが出る番組などで取り上げて火が付いたりするのがとても心配です。
食はブームではなく、お味で選ぶ食文化が守られて欲しいな~と常日頃思っています。
また面白い魚が手に入ったら記事にします!
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生態も面白いし、何より超深海の生物たちの姿の面白い事。
私は子供の頃から深海魚ファンで、今ほど生態が知られていない不可思議な深海魚に物凄い興味を持っていました。
子供の頃は、まだ深海調査などほとんどしていない頃でしたが、本当に時折知らされる未知の深海の話をワクワク聞いていたもんです。
今は国家事業としてジャムスティックが深海調査を大々的にやっていますよね。
(このジャムスティックは一方で、悪名高い「地球号」も所有してい事から、そこん所だけはなんとなくイヤ~な感じもしますけど)
若い頃に深海調査の道を知っていたら確実に水産学に走っていただろうなと、そんなことを思うのです。
深海って太陽系を知るより難しくて謎があると言われています、そんな所も妙味が湧くのです。
ものすごく前の話ですが、日本の水産会社の船が南太平洋海域で恐竜(プレシオザウルス?)の死骸らしきものを引き揚げたことがありました。
海って本当に謎だらけなんですね。
で、今回の話題は深海魚。
先日よく行く御徒町の魚屋さん(と言ってもビルの中のでっかい鮮魚売り場)で、この魚を売っていたのです。
¥1200(約50cm)
これは深海魚と知っても、そう深いところにいる魚ではなく500m程度の浅い深海(?)に生息しています。
標準和名は「黒シビカマス(サバの仲間に近い)」
でも漁業者や釣り人は、その真っ黒のビジュアルから通称「スミヤキ」と呼んでいます。
なんかそっちの方が親近感あります。
深海は通常2~5℃程度の非常に低温域なんですね。
だからその寒さや強い圧力から身を守るために多くの深海魚は身に大量の脂を蓄えています。
やっぱり浅い深海に住むキンメダイやあこう鯛、黒むつやノドグロ(赤むつ)なども、脂が乗っていますね。
しかも総じて「美味しい」のであります。
その脂も姿からは想像できないくらい上品な旨味なんですね。
他にも日本近海では取れないギンダラとかギンムツ(メロ)なんて言う輸入深海魚も有名です。
でもこちらの魚の脂は少々「匂い」が強い気がします。
恐らく日本近海の深海魚とは食性(餌)が違うのでしょうね。
さて、このスミヤキきもやっぱり物凄くの脂が乗っています。
刺身にしてのですが、みてくださいこのの脂、下ろしていて手がギットリです。
でもこの魚味と皮の間の脂肪層に、凶暴な小骨があるのです。
食べるときに気を付けないと、めんどくさいことこの上もなし。
でもやっぱり「美味しい」のでありました。
今海産資源の急激な減少が叫ばれていて、日本の水産庁も深海魚に興味を示しています。
ただ深海魚は概ね成長するのに時間がかかりますので、乱獲だけは避けなければならないと思います。
必要最低限の漁獲にとどめ、味もろくに分からないグルメぶった芸人さんが出る番組などで取り上げて火が付いたりするのがとても心配です。
食はブームではなく、お味で選ぶ食文化が守られて欲しいな~と常日頃思っています。
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