
【本日の福野郎 №197】
北海道胆振東部地震から3カ月…
9月6日午前3時に起きたあの地震から、早3ヶ月…
私の住む地域では震度6を観測し、その後1ヶ月は毎日のように揺れを感じていましたが、
最近は落ち着いたようで、我が家ではいつもの日常が戻ったなぁと感じています。
(※地震の影響で未だ不便な生活を送られている方もいるそうです。)
しかし、最近感じるのは…
ちょっとした揺れに、一瞬緊張する自分がいること。
特にお風呂やトイレなど、すぐに逃げられない場所にいる時は、
揺れを感じた瞬間に、一瞬心臓の血がざわつくというか…。
こういう感覚は、地震後1ヶ月の頃より、今の方が感じている気がします。
頭では「大丈夫」と思っていても、心が恐れている。
あの地震以降、小さな「揺れ」にも“危険”を感じるようになったみたいです。
余震が続いていた頃は、常に警戒スイッチONだったから、気がつかなかっただけ…
余震が落ち着いて、普段は警戒スイッチをOFFにしている今、
揺れを感じる度に警戒スイッチが入る(ドキッとする)感覚を、感じるようになったみたい。
もう地震の事を思い出す頻度も少なくなって、頭では「大丈夫」と思っていましたが、
心には“あの日の恐怖”がしっかり刻まれているようです。
世の中には地震以外にも、様々な“怖い経験”をした人がたくさんいると思います。
いつかはそこから抜け出して、前に進みたい…
周りの人は「過去の事はもう忘れよう」と声をかけるかもしれない。
本人も「大丈夫」と頭の中で思っているかもしれない。
でも、
心に刻まれた“恐れ”は、自分の意志では中々消すことが出来ないものなのかな…とふと思いました。
でもそれって仕方ない。だって自分を守るために働く、自然な感覚なんだもの。
もちろん何かを変えようとする意志や姿勢は大切にしたいけど、
焦らずに、1歩1歩…それでいい。周りもそれを理解してあげなきゃね。
私が「揺れに一瞬ドキッとする」のは本当に微々たるもので、生活に支障が出るような事ではありませんが…
何か怖い思いをした人がそばにいる時は、
そんな心に刻まれた“恐れ”にもしっかり寄り添ってあげたいな…、と感じた福でした。
でゃ!
人の心に寄り添う事って、中々難しいけどね… がんばろう。
*アピールスペース*


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