＜早朝のレークマッケンジーロッジ＞
ルートバーン(19)：ルートバーントレッキング第2日目(1)
（湘南カラビナ隊)
２００２年１月２５日（金）～２月５日（日）
第６日目：２００５年２月１日（火）
＊＊＊＊ルートバーントラック第２日目＊＊＊＊
2005年2月１日（火），快晴．マッケンジー小屋を出発した私たちは，
マッケンジー湖の美しい風景を堪能した後，オーションピークコー
ナーに到着する．ここからの見素晴らしい晴らしを堪能した後，展望
の良いトラバース道を辿る．そして，ハリス避難小屋に到着する．
ここからコニカルヒルまで往復する．眺望の良いトラバース道を過ぎる
と，今日の宿泊地のルートバーン滝小屋が見下ろせる峠に到着する．
ここから急勾配の下り坂を下り，ルートバーン滝小屋に向かう．
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＜第２日目の行程図＞
19 2日目の朝
■寝不足
2005年2月1日．快晴．
昨夜は，なぜか少々寝付きが悪かった．夜中に，だれかが南十字星を見に行くらしくて，ごそごそとしているのが分かった．私も見に行こうかと思ったが，何となく面倒なので，そのままうとうととして過ごす．そうこうしている内に，早くも誰かの鼾が聞こえてくる．全くいやになるほど寝付きが良い人がいる．
夜半，目が覚める．4時30分である．トイレに行く．外は真っ暗である．そんなに寒くない．無風である．夕食のときにビールを飲んだためか，自分でもビックリするほどの量が出る．再び，自分のベッドに戻る．私は寝相が良くない．そのためか，旅行社から借用したシーツが，ぐしゃぐしゃに乱れている．綺麗に敷き直すのも面倒なので，シーツは蹴飛ばして，直に布団を被る．でも，何となく目が冴えてしまう．そこで，暫くの間，布団の中でヘッドランプを点して，ごそごそとしながら過ごす．
7時に起床する．ベッドには，落下防止の柵が付いていないので，夜中に下へ落ちてしまわないかと，一晩中，心配であった．朝起きてみると，身体は下へ落ちなかったものの，枕元に置いていた色々なものが見事に下に落ちている．それだけではない．夜中に掛けていた毛布まで下に落ちている．窓際に置いていたカメラは，窓ガラスに付いた夜露で濡れてしまった．窓際には物を置くなという教訓を得る．
■素晴らしい風景を見ながらストレッチ
廊下でストレッチをする．消防署員，スケルトンさん，仁王様も傍らで入念なストレッチをしている．ノシイカさんも朝から絶好調である．テラスから外を眺めると，峻剣な山並みが，朝日の中で光っている．
「すばらしい風景ですね」
と仁王様がつぶやく．
乾燥室へ行って自分の洗濯物を持ち帰る．まだ生乾きだが，仕方がない．ビニール袋に入れて，リュックに仕舞い込む．
■昼食のサンドイッチ作り
7時49分，食堂へ行く．そして，朝1番のフレッシュコーヒーを味わう．もちろん無料である．昨日雑談した中国系のカナダ人男性が，
「ニュージーランドへは初めてですか・・？」
と話しかけてくる．
「2年前にミルフォードサウンドを回ったことがあります．」
この話が切っ掛けとなって，雑談を交わすが，英語なのでくたびれる．
8時20分，皆が順次自分のランチを勝手に作る．大きなテーブルの上に並べられた食材を選んで，パンに挟み込む．自分流のサンドイッチを作る．そのサンドイッチをラップで包めばランチが完成である．
（※写真19-1を挿入）
沢山の人数なので，ランチ作りには少々時間が掛かる．私は，テーブルが空くのを待って，ゆっくりと気儘に自分のランチを作る．私の側で，消防署長とスケルトンさんが楽しそうにランチを作っている．その隣でバーダーさんが黙々と自分流ランチを作っている．
■朝食
ランチを作り終えた人から，そのまま朝食に移る．いろいろメニューを考えるのが面倒なのか，座席は昨日の夕食とほぼ同じである．
まず，やや深いお皿にオートミールを入れる．Ｓさんの推奨で，オートミールにみそ汁を加える．すると，和風オートミールが出来上がる．すこし珍妙な感は否めないが，これが結構美味しい．ついで，お皿にグラノーラを入れて牛乳を注ぐ．これも口当たりが良い．さらに，トースト1枚，目玉焼き（サニーサイドアップ）とベーコン1切．これが，私の朝食である．
7時23分，いよいよルートバーントレック2日目の始まりである．
＜オートミールと味噌汁を混ぜたスープ＞
＜簡単な朝食＞
（つづく）
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