中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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コロナに負けず鎌倉散策;鎌倉山・西鎌倉・片瀬山・深沢迷走

2020年05月23日 05時11分04秒 | 鎌倉あれこれ

               <藤沢市・鎌倉市境尾根からの眺望>
                                                          
      コロナに負けず鎌倉散策;鎌倉山・西鎌倉・片瀬山・深沢迷走
                (単独散策)
             2020年5月22日(水)
 曇

<コース地図>


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<深沢から笛田の谷戸へ>

■何時ものように出発点は清水塚口
 明日,土曜日(5月23日)は雨だとのこと.それに土日は近くに住んでいる子供たちが来てくれるのであまり家を空けているのもまずいので,今日のうちに歩数を稼いでおこうかと思う.とはいっても,毎度の愚痴だが,鎌倉市内だけをぐるぐる回る「檻の中の熊さん」状態のため,歩ける範囲はほとんど歩き尽くしている.結局は,どこを歩いても楽しいんだけど,それでも毎回どこを歩こうかと迷う.
 ・・・で,今日もどこへ行こうかと迷ったが,とりあえずは何時もの歩き出しポイントの鎌倉中央公園清水塚口から深沢方面へ住宅地内の道を下ることにする.その先は足任せにしようということである.
 その結果,ルート地図に示したような迷走散策となってしまった.それでも,歩数は目標にしていた2万歩に達したので,歩数貯金も,”まあ,まあ”,というところである.従って歩行途中迷走したが,結果良ければこれで良しということにしておこう.

笛田の田園地帯
 12時40分,清水塚口から歩き出す.
 12時54分,等覚寺の前を通過して,13時02分,深沢交差点に到着する.この辺りは当ブログ記事にも頻繁に出てくるところなので,記事は省略する.
 水田に水が張られ,蛙が鳴き出している.ウグイスも.なかなか気分が良い風景が広がっている.

<笛田の田園地帯>

■三嶋神社
 13時18分,三嶋神社参道に到着する.長い階段と威風堂々の明神鳥居2基が見えている.どうやら注連縄は外されているようである.この階段,奥に見えている鳥居からまだ先まで続いていて,全部で確か90段あるはずである.このところ何階も三嶋神社の前を通過するが,この階段を上り下りするのが億劫で,ここ5~6年,いちども拝殿まで登ったことがない.今日も何だかしんどそうなので,階段には登らずにそのまま通過する.
 ”この,罰あたりメ・・!”
と私の体内に巣食っているもう一人の私が私を責める.

<三嶋神社>

<夫婦池公園>

夫婦池の魚
 13時23分,夫婦池公園下池に到着する.
 とりあえずは池を覗き込む.池の中から人の姿が見えるのか,数匹の鯉が近寄ってくる.池の波紋と鯉の取り合わせがなかなか綺麗なので数枚の写真を撮る.特に右側の写真は絵にしてみたいなと思う.

<夫婦池の鯉>

■鎌倉山口
 上池の脇を通って散策路へ.しばらくの間は緩やかな上り坂が続くが,階段に突き当たってからはジグザグの上り階段が連続する.登るのが結構しんどいが,13時32分,夫婦池公園鎌倉山口に到着する.
 ここで2分ほど給水休憩を取る.

<鎌倉山口へ向かう上り階段>

<腰越・津の住宅地内迷走>

■綺麗な住宅地内を下る
 13時34分,夫婦池公園鎌倉山口から鎌倉山ロータリー方面へ向けて歩き出す.
 13時36分,バス停見晴の交差点を左折して津方面に向かう坂道を降りる.坂道の突き当たりに階段がある.この階段を降りると腰越・津の住宅地になる(多分俗称は新鎌倉).この辺りは時々通ることがあるので何となく土地勘もあるので,住宅地内の坂道をどんどん先へと降りていく.

<腰越・津の住宅地>

■湘南モノレール西鎌倉駅
 13時56分,交差点赤羽に到着する.湘南モノレールの線路を頼りに,14時04分.湘南モノレール西鎌倉駅に到着する.
 ここまでは良かったが,ここから先がちょっと良くなかった.
 とりあえず目の前に跨線橋がある.何気なしに渡ってしまう.近くに,大きな案内地図が立っている.この地図の「北」を,うっかり見落としたまま,西鎌倉住宅地の方向を確かめる.実は,配水池付近から藤沢市片瀬山の住宅地に抜けてみたかった.
 目の前に「S」字の坂道がある.ああ,ここだなとろくに確かめもせずに,坂道を登り始める.そのうちに,自分がどこを歩いているのか良くわからなくなる.

<湘南モノレール西鎌倉駅>

■鎌倉山住宅地内をデタラメ歩き
 私はすぐに登り口を間違えたことに気がつくが,少しの距離でも折角登って高度を稼いだのだから,また元に戻る手はないなと思って,そのまま適当に坂道を登り続ける.
 14時26分,南鎌倉自治会館の前を通過する.勝手が良くわからない住宅地である.でも,何か面白い抜け道でもないかなと住宅地の外周を選んで歩き続ける.
 14時19分,進行方向右手に,がんだがや北公園を通過する.そして道なりに左折して,そのまま真っ直ぐ歩き続ける.そして龍口明神近くを通ったのに,気付かずに通過してしまう.がんだがや北公園は夏草が繁茂していて,あまり使われていないようだ.ちょっと勿体ないなと思いながら通過する.
 ”ああ,こんな所へ来ちゃった…”
 私はもう冒険をあきらめる. 
 ここからは,ひたすら低い方に下って,14時30分,振り出しの交差点赤羽に戻る.

<南鎌倉自治会館>

<西鎌倉から片瀬山へ>

■バス停赤羽から西鎌倉へ
 バス停赤羽から西鎌倉住宅地内の坂道を登り続ける.結構長い上り坂である.
 14時47分,バス停西鎌倉に到着する.この辺りから,出来るだけ尾根に近い道に向かって市街地の道を適当に登り続ける.
 14時53分,西鎌倉住宅地自治会館前に到着する.ここから左手を見ると,目指す大きな水道タンクが聳えているのが見える.これで間違いなく片瀬山に抜けられそうである.

<西鎌倉住宅地自治会館>

■巨大な水道タンク
 15時丁度に巨大な水道タンクを左手に見上げながら,鎌倉市から藤沢市側に入る.峠を越えると,尾根沿いに舗装道路がある.この舗装道路の山側が鎌倉市西鎌倉,谷側が藤沢市片瀬山の住宅地になっている.
 尾根を超えたところにかなり大きな公園があるが.この公園は藤沢市のもの(公園の名前は知らない).

<巨大な水道タンクを見上げながら藤沢市へ>

ちょっと珍しい町並み
 ちょっと珍しい町並みを歩く.
 写真は,藤沢市と鎌倉市の市境が通る道である.向かって右側が鎌倉市西鎌倉,左側が藤沢市片瀬山の住宅地である.当然,町内会も違うし,子供の学区も違う.ゴミ収集の方法も違うだろう.
 ”こんにちは,今日の藤沢市はどんな具合ですか・・”
なんていう会話があるんだろうか.
 舗装も道路の中央で分かれているようである.もっともこれは必ずしも市境が通っている道路だけではないので何ともいえないし,市境が正確にはどこを通っているか私にも分からない.ただ,この道路の真ん中が市境とするとなかなか面白い.偶然,写真に写ってしまった老夫婦は藤沢を歩いているし,頑なに鎌倉市内から一歩も外へ出ないぞと頑張っている私は鎌倉市内を歩いていることになる.

<藤沢市と鎌倉市の市境を歩く>

■なんだか見たことのあるような・・・
 進行方向左手の視界が開ける.かなり急な下り坂の向こうに藤沢の市街地が広がっている.その先に山が霞んで見えるような見えないような感じである.
 ”ありゃ~・・・,こんな感じの景色,どこかで見たな・・・”
 私は,突然,所属する美術団体の仲間と一緒に,昨年秋訪れた函館の風景を連想する.そういえば,今年の旅行は湯河原に決まっていたが,この旅行も新型コロナの状況次第だな・・・などと連想しながら歩き続ける.

<函館によく似た風景>

<市境の山道を下って川名へ>

■山道に入る
 市境の道を真っ直ぐ歩いて,15時06分,山道入口の階段に突き当たる.30~40段のこの階段を上り詰めると,その先は緑豊かな土道になる.

<尾根道の入口>

■金網の柵沿いに続く山道
 進行方向右手は某大手化学会社の敷地になっている.敷地沿いに柵が延々と続いている.錯誤しに化学会社の敷地を覗いても外と変わらない森林が延々と続いている.
 終始緩やかな下り坂が連続する.進行方向左手は深い谷になっている.谷の反対側の尾根は,多分,藤沢市の新林公園であろう.
 ウグイスの啼き声を楽しみながら,坂道を下り続ける.

<緑豊かな散策路>

■川名仲丸第二公園;ありゃっ・・・藤沢市だ!
 15時19分,車止めを通過する.右手には某大手化学会社の大きな建物が見える.左手には耕作地跡やマンションなどが見え始める.
 坂道を下り終えると舗装道路に突き当たる.今度は大きなマンション前を通過する急傾斜の登り返しがある.大変急な上り坂が200メートルほど続く.やがて左に大きくカーブして峠を越える.今度は急な下り坂になる.
 15時27分,右手にある川名仲丸第二公園脇を通過する.
 ”ありゃぁ・・・藤沢市だ!”
 某化学会社の敷地が藤沢市側に飛び出しているので,やむなく隣の市の藤沢市に入ってしまった.まあコロナでノートリアス地域,同じ仲間ということで許して貰おう.

<川名仲丸第二公園>

<手広・深沢を経由して清水塚口へ戻る>

■手広の田園地帯
 ミネベアの敷地沿いの細い道を抜け,川名ゴルフ練習場近くで藤沢鎌倉道路に突き当たる.深沢高校前から裏道を通って,手広の田園地帯に入る.
 轍のある土道には懐かしさを感じる.周囲の田園風景を楽しみながら,良い気分のお散歩である.

<手広の田園風景>

■無事振り出しの清水塚口へ
 15時55分,湘南記念病院前を通過する.そのまま裏道を通って梶原口手前で再び藤沢鎌倉道路を渡る.
 梶原口交差点の裏道を抜けて,山の上ロータリーへ抜ける急な坂道を登って,16時22分,振り出しの鎌倉中央公園清水塚口に無事戻る.
 歩行時間3時間42分,歩数20,332歩の”まあ,まあ”のウォーキングだった.これで明日の雨の分も十分に歩いたことになるだろう.

<ラップタイム>

12:40  鎌倉中央公園清水塚口歩き出し
12:54  等覚寺
12:57  深沢
13:02  深沢交差点
13:12  萩郷入口
13:16  仏行寺入口
13:18  三嶋神社
13:19  笛田公園入口
13:23  夫婦池
13:26  夫婦池笛田口
13:23  夫婦池鎌倉山口
13:36  バス停見晴
13:56  バス停赤羽
14:04  湘南モノレール西鎌倉駅
14:12  バス停自治会前
14:15  西鎌倉自治会館前
14:19  がんだがや北公園
14:26  バス停南鎌倉
14:32  再びバス停赤羽
14:37  再び湘南モノレール西鎌倉駅
14:53  西鎌倉住宅地自治会館
15:00  貯水池脇を通って片瀬山住宅地へ
15:06  市境山道に入る
15:27  川名仲丸第2公園
15:36  バス停八反目
15:35  深沢高校
15:55  湘南記念病院
16:22  鎌倉中央公園清水塚口着

[散策記録]

■水平距離            13.5km

■沿面距離            13.5km

■累積標高(+)         291m

■累積標高(-)         291m

■所要時間 (休憩時間を含む)
 鎌倉中央公園清水塚口歩き出し   12:40
      〃    着      16:22
 (所要時間)          3時間42分(3.70h)              
 歩行速度             13.5km÷3.70 h=3.64km/h

■総歩数             20,332 歩

■歩幅              13.5km÷20,332歩=0.000663km/歩
                          (66.3cm/歩)
■歩行ピッチ           20,332歩÷3.70h=5495.1歩/h
                 5,495.1歩/h÷60分/h÷60秒/分=1.53歩/秒                                       
                             (おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
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「鎌倉あれこれ」の次回の記事
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1 コメント

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川名清水谷戸へ (megunao)
2020-05-28 23:18:22
いつも大変に参考にしています。今回も、笛田の裏道を通って鎌倉山ロータリーを経て笛田台地を抜け、配水池、市境山道を下り、川名清水谷戸へ行ってきました。笛田の裏道、なかなかディープでした。台風で倒れた木が鉄条網柵を持ち上げていました。清水谷戸はホッとする場所でした。

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