＜キャプテンクック像＞
ルートバーン(49)：クライストチャーチ(6)
（湘南カラビナ隊）
２００５年１月２５日（金）～２月２日（日）
第１０日目：２００５年２月５日（土）：クライストチャーチ逍遥(2)
＜クライストチャーチ市街図＞
49 クライストチャーチ最後の夜
■ホテルの部屋
私たちの部屋は9階の部屋．大きなダブルベッドが2基置いてある．今夜もフクロウと一緒である．
18時26分，一旦，自分の部屋へ戻る．部屋からクライストチャーチの市街地が望める．そして，いよいよ明日に迫った帰国に備えて，荷物の整理を始める．
19時20分，部屋の椅子に座り込んで，コーヒーを味わいながら，ノートの整理をする．
■豪華な夕食
19時36分，フクロウと私は再びロビーへ行く．私たちと前後して全員がロビーに集まる．
19時40分，ロビーを出発する．先ほど散策した道順とは逆に，大橋巨泉のお土産屋の前を通り抜け，大聖堂広場を越えてヘレフォード通り（Hereford St.）を右折する．
ほんの少し，西へ向かうと，道路の左側にプラッツオ（Palazzo del Marinaio）（注1）がある．アーケード街の一角にプラッツオの入口があり，壁にフレンチカフェと書いてある．
プラッツオは，この建物の2階にある．20時丁度に店に入る．私たちの予約席は，大きなテーブルに向かい合って座るようになっている．テーブルの上には，黒い大きなランチョンマットが並んでいる．各自，適当な場所に座る．
まずは乾杯である．
私は地ビールの「カンタベリードラフトビール」(注2)を注文する．
下戸の私は，中くらいの大きさのグラスビール一杯で十分である．
続いて前菜である．新鮮なエビが並んでいる．
つぎにエビスープがでる．もちろんエビの味がする．
そして，メインディッシュである．大きなロブスターが盛りつけてある．大味かと思ったが，なかなか美味である．
デザートはアイスクリームである．大変な量である．
＜レストランの入口＞
＜前菜＞
＜メインディッシュ＞
＜デザート＞
＜結局，これだけ食べた＞
■夜も更けて
21時50分，レストランを出る．
外は大分涼しくなっている．さすがにこの時間になると外は暗くなっている．
霧雨が降り始めている．往路と同じ道を通って，ホテルに向かう．
もう夜も更けて大分遅い時間なのに，まだ店を開いているところが多い．途中，公園を横断しているときに，仁王様が，何かに躓いて，バタンと大きな音を立てて，前のめりに転ぶ．大分痛そうで，顔が歪んでいる．でも，ご本人は「大丈夫」と平静を装っている．
22時05分，ホテルに到着する．歯を磨き，すぐに寝るつもりだが，どうも食べ過ぎてしまったようで，少々息苦しい．
22時25分，ベッドに潜り込む．
22時35分，ウトウトし始めた頃，いきなり電話が掛かってくる．Ｓさんである．
「もし，もし．実はバーダーさんが，具合が悪いと言っています．昨日，フクロウさんに差し上げた薬，まだ残っていないでしょうか．残っていたら分けて貰いたいのですが」
（注）
1．所在地: 108 Hereford St. 電話:(03)365-4640
URL:http://www.palazzo.co.nz
2．カンタベリードラフトビール:南島で人気のあるビール．
カンタベリー醸造所の古い建物が南バークレー公園近くにある．
所在地:36 Asaph St.
（つづく）
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[編集後記]
２０１１年６月３日（金） 晴
もう金曜日である．「まさに光陰矢の如し」「少年老い易く学成り難し」．私，少年ではなかったな．
昨夜の天気予報から察して，
「今日も，どうせ曇り空だろう・・」
と勝手に決めつける．
せっかく何時ものように4時に起床していたのに，部屋のカーテンを閉めたまま，ろくに外ももないまま，ぼんやりと過ごす．5時30分頃，天気が悪いしてはヤケに明るいなと想いながら，カーテンを開いて外を眺める．予想に反して，まあ，まあの天気である．空一杯に薄雲が広がってはいるが，薄日すら射している．
「しまったっ…！ 天気が良いなら，塔ノ岳に出かけるんだったな」
と思うが後の祭りである．
さて，今日も，午後からフラフラと大船か藤沢へでも出かけるとしようか．
たまには，昼飯を外食にしても良いかなと思っている．
これは，大船駅構内で，600円弱で食べられる“お気に入り”のメニュー．
久々に，この店にでも行ってみるかな．
（愚痴おわり）
