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PC自作と旅行記~飛行機猫のBlog

趣味のPC自作とオーディオ、時々出かける旅行のレポートなど思いつくまま書いてます

PCオーディオを楽しむ

2010年08月01日 | オーディオ
オーディオといえば、音楽ソフト(CDやアナログレコードなど)をプレイヤーにかけて、アンプで増幅してスピーカーで鳴らす、というものでしたが、最近ではPCに取り込んだ(リッピングした)音楽をこれらオーディオ装置で聴く、というスタイルがずいぶんあちこちで取り上げられてるようです。

これはすでにあるオーディオ環境にPCを取り入れる、というものですが、自分などは全く逆のアプローチで先にPCがあって、貧弱な装置で小さなスピーカーを鳴らしていたのですが、もっといい音で音楽が聴けないかなぁと少しずつオーディオ環境を整備してきたわけです。つまり、音楽はファイルとしてPCの中にあるのが前提(モチロンCDも持ってますが)。なんせPCでCDを聴くと読取装置としては合格ですが、プレイヤーとしては回転音はうるさいし、使い物になりません(安物なので)

そして、iPodの導入がファイルオーディオの楽しみ方を大きく広げてくれました。これの管理用のiTunesというソフトが使いやすく、いろんなアプリケーションとの連携でさらに使い方が広がるわけです。


で、現在の状況ですが、オーディオ的には、以前と機器の配置を替え、アナログ系統はPCなどのデジタル系と完全に切り離しました。PCとアナログ系を繋ぐのは光ケーブル(TOS LINK)で、これをONKYOのFR-N7FXに入力し、これのDAC(デジタル/アナログコンバータ)を通してアナログ信号に変換、出力してSANSUIアンプに、というものです。

以前はPCから直接アナログ信号をアンプに送っていたのですが、これがどうにも音質が良くない。
で、なぜそれまで気が付かなかったのかと自分でも思ったのですが、ONKYOのミニコンには光入力が付いているのを思い出し、試しに繋ぎ替えてみたところ、ハッとするほど音質が良くなった。これはPC内部でDA変換すると、さまざまなノイズの影響を受けることや、DAC自体の差があると思われますが、、、

さて、この状態で、同じ音楽ソフトを各プレイヤーでじっくり聴き比べてみました。
1、PCのHDDの音楽ファイルをiTunesで再生
2、PIONEER DV-600AV ユニバーサルプレイヤー
3、ONKYO FR-N7FXのCDプレイヤー
4、iPod touchのヘッドフォン端子からアンプにLINE変換で接続
5、PCのDVDプレイヤーで再生
※変換ファイルはすべてWAV方式

あくまで個人の感想、という前置きです。
手っ取り早く結論から言えば、良いほうから5-1-2-3-4と感じました。
特に違いが出るのは情報量の多さ、そのため音場というか音の鳴ってるステージの幅に違いが出ました。
この中で、1と2はほとんど差がない、と思いました、ただあえて順位を付けるとしたら、やはり情報量がほんの少し多いかな、という気がします。
3と4は明らかに広がる情景が小さく、こじんまりとした印象。
5は確かにいいのですが、前述したように動作音が大きくて、実際に音楽を聴くには適しません。ただ出てくる音は素晴らしいもので、情報を読み取るものとしては高性能なのだな、と思います。

なかなか時間がなくてこういう実験はやりたくても出来ずにいたのですが、今回の結果を得て、次の方向性、というものが見えてきたかも。
やはり、オーディオ専用PC、というのを作ってみたいですねぇ。
徹底した静音と高品質のプレイヤーとオーディオボードを搭載したやつです。この手のはCPUパワーとか描画能力とかはいらないのでそれほど(少なくとも今使ってるのほどは)カネはかからない、という気がしますが、、、

この1年ほどは新作(?)PCは作らず、オーディオを積極的に楽しんできてるのですが、まず、音楽ソフトがあって、それに収められている情報をいかに正確にアンプに伝えるか、というのが大切であって、その手段としてのPCの活用は(楽曲管理の便利さもあるし)有用だなぁと思います。


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