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PC自作と旅行記~飛行機猫のBlog

趣味のPC自作とオーディオ、時々出かける旅行のレポートなど思いつくまま書いてます

BCLラジオのこと 2

2014年10月31日 | BCL
さて、昨日に引き続きBCLラジオの話など。
そもそも、BCLとは何ぞや?ということから始めないとわけがわからない人のほうがはるかに多いかもです。

BCL(ビーシーエル)とは、Broadcasting Listening / Listeners の頭字語である。
放送(特に短波による国際放送)を聴取して楽しむ趣味を指す。日本では1970年代に中学生・高校生を中心として一大ブームが起った。
(ウィキペディアより)

自分は小学生でしたが、、、
とにかく雑誌の広告面と言えばラジオの新機種で家電各社が競って火花を散らす場所。
たまにアマチュア無線(ハムといいますが)の資格と設備を持ってる父親や兄貴がいる同級生がいて、これがまた羨望の的。

家に押しかけるわけですが、当然シャック(注・無線設備の置いてある部屋または場所)などに小汚いガキどもを入れてもらえるわけもなく。
庭に誇らしげに立ちはだかる専用のアンテナタワーを憧れのまなざしで眺めるばかり、、、
当時、アマチュア無線用のアンテナタワーはすごく高く立派なものがあちこちで見られました。

家々の屋根の上にはテレビ用のアンテナが林立していましたが、それよりずっと高くないと電波障害を起こすせいもあったようです。

前回登場のK君の父君も当然この例にもれず、アマチュア無線家。彼も無線免許を取るべく勉強してるなどの話を聞かされました。
このアマチュア無線、とにかく設備に金がかかる。ということでさすがにそこには付いていけませんでしたが。

ただ、アマチュア無線家同士の交信を傍受することは短波ラジオであれば可能でした。
その趣味のことをSWLといい、この世界では超著名な山田耕嗣氏が紹介され、私たちの間にも広まりました。
前回書いた城山の上ではるか遠くの無線局の交信をキャッチし、いつかは自分もと夢みたものです。

無線交信の夢はその後SONYなどから発売されたCB無線機(トランシーバー)により比較的早く実現されましたが、、、
それはまた別の話として。

さて、当時憧れのプロシード RF-2800を入手した以上、海外放送を聴きたい。動作状況も確認したいし。
今はインターネットという魔法の杖がありますので、さっそく調べて聴けそうな放送局を狙ってみました。
日本語放送なら簡単に聴きわけられますから(あたりまえだけど)

7220KHz 中国国際放送を受信中。
自分としては「北京放送」のほうがしっくりきますが。
当時も今もですが、お隣の国の電波は距離から考えても非常につかまえやすい。
というか、わざと聞こえやすく放送してるのかな、、、、

まぁ、なんにしても動作確認としては非常にありがたいわけでして。

これで受信することは確認できました。周波数もちゃんと表示できてるようです。
この先はアンテナをなんとかしないとこれ以上いろいろ聴くことは難しいでしょう。
とにかく、現在も日本語放送を行っている海外曲をひととおり聴いてみるというのを目標にしてみます。

BCLラジオのこと

2014年10月30日 | BCL
午前0時を回りましたので、「ジェットストリーム」が始まりました。
ラジオを好きな人、好きだった人なら1度は聴いたことがあるかも。

今、久しぶりに部屋でラジオを聴いています。クルマで聴くことはあっても、部屋ではPCだのテレビだのあり。
以前、少し書いたことがありますが、少年時代はBCLという趣味がありました。時は1976年。ブームが絶頂のころ。
我が家に1台のラジオが。ナショナルクーガRF2200という当時最高性能と言われたラジオ。
友人の間でもどんなラジオを持っていて、どんな海外放送を聴いたというのが毎日の話題。
一番のライバル(と勝手に思っていた)KくんはSONYのスカイセンサー5900を持っていました。
彼に何とか勝ちたい自分は、誕生日のプレゼントとして必死でねだり、、、

ついに手にしました。その日から毎日BCL三昧。BBC、ラジオオーストラリア、アンデスの声、、、
世界旅行がまだ憧れだったころ、地球の裏側から飛んでくる電波に夢中になっていました。
近くに標高200メートル少々の山城跡があり、K君たちとラジオと弁当をもって登り、夕方近くまであちこちの放送や
アマチュア無線の電波を傍受してはログブックに書き、、、
ラジオ中心の毎日でした。

そんなころ、とんでもないラジオが登場しました。

ナショナルプロシード2800。

家庭用のラジオについに周波数1Khz直読デジタルディスプレイを搭載した画期的なラジオ。

穴のあくほどカタログをながめた。

当時を語る記述で非常によく見かけますが、自分も全く同じ。本当に憧れました。しかし、当然手が届くはずもなく。
今思うと、このラジオが登場するその瞬間がBCLという趣味にとっても、ラジオにとっても絶頂の瞬間だったのでは。
それまでダイヤルをクリスタルマーカーで校正しつつ目的の放送を開始の瞬間から待ち受ける、、、そして見事受信!
アナログ時代の最高に楽しい時間。
その楽しさをデジタルディスプレイが奪った、、、とまでは言わなくても半減させた。と個人的には思う。
キーで周波数を打ち込んで受信するSONY ICF-2001が登場したとき、ラジオは夢からただの日常に変わった気がしました。

そして時代は急速にデジタルにシフトしてゆく、、、、同じくしてBCLブームも冷めてゆく。
ただ、プロシード2800はその瞬間そのジャンルの頂点を極めた製品であることは確かでしょう。
業務用通信機然としたデザイン。そして今でも現役で動作するクオリティの確かさ、高さ。

手に入れたばかりのこのラジオが(どんな経緯を経てきたかわかりませんが)40年近い時間を超えて、当時聴いていた
「ジェットストリーム」を今も同じ時間に受信している。

そのことがすごく純粋にうれしいし、楽しい。ようやく憧れのラジオを手にした喜びを書いてみました。

(※お分かりと思いますが、写真は動作状態を撮っただけでジェットストリームを受信時のものではありません、念のため)