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じゅんの空のかけら

毎日のんびり、ゆったり、
ボサノヴァ気分。

最上のプロポーズ

2013-09-08 09:53:25 | ブックス

BeeTVドラマ「最上のプロポーズ」の脚本を元にした小説。
脚本は桑村さや香さん、小説は来島麦さん。

想いの人にそこの花を贈ると願いが叶うと評判のフラワーショップ「マリエッタ」。
今日も奇蹟を求めて客が来る。
4人のプロポーズの奇蹟と魔法の物語。
愛する人を想う者たちの、切なく美しい愛の物語。

短編工場

2013-07-30 21:32:33 | ブックス

2000年代「小説すばる」に掲載された短編小説から、12編を厳選した「短編工場」。

浅田次郎さん、伊坂幸太郎さんら12人の人気作家の小説が楽しめる。
どれも素晴しい珠玉の作品ばかり。
12編の中では、心が温かくなる宮部みゆきさんの「チヨ子」が1番好きだなー。

左京区七夕通東入ル

2013-07-26 18:46:51 | ブックス

瀧羽麻子さんの「左京区七夕通東入ル」。

かけがえのない学生時代を思い出させる良作品。
大学生で文系女子「花」と理系男子「たっくん」の、等身大の恋が爽やかに描かれている。
友人の学生寮のヘンテコ理系男子も魅力的。
そして、成長過程の彼らの気持ちも眩しく描かれている。
心に幸福感と潤い感をもらうキュートな物語。

ツナグ

2013-06-21 19:37:04 | ブックス

辻村深月さんの「ツナグ」。

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。
ツナグの仲介で再会を果たす4人と、ツナグ自身の物語の連作小説。
それぞれ一夜の邂逅の悲しみと切なさ。

そして、読み終えた時の圧倒的な喪失感。
こんな気持ちは「美丘」以来だ。
特に、失踪した婚約者を待ち続ける会社員の物語「待ち人の心得」は、切なく涙溢れて
仕方がなかった。

命を考えさせられる、深く重い作品である。

PS.映画化されDVDも発売されていたとは、全然知らなかった・・・。

うさぎパン

2013-05-23 22:47:14 | ブックス

瀧羽麻子さんの「うさぎパン」。

タイトルと裏表紙の紹介文に惹かれて購入。
瀧羽麻子さんの作品は初めてだった。
淡く眩しくちょっとファンタジックな青春恋愛小説。
とても素敵な物語♪
収録されているスピンアウト的短編の「はちみつ」も良質。

瀧羽ワールドにもっと浸りたくて、読み終えて直ぐアマゾンで瀧羽さんの本を
2冊注文しちゃった!

NAVI復活

2012-12-25 20:42:23 | ブックス


愛読書だった自動車雑誌「NAVI」が復活した。
厳密に言うと「NAVI CARS」なので、オリジナルの復活ではないけど。
でも、当時のライターやエディター陣が参加していて、NAVIらしさが
随所に出ていて懐かしかったなぁ。

「もういちど、クルマと暮らそう。」

その通りだ。
さあ、ドライブに行こう。

絵本

2012-12-24 18:35:11 | ブックス
NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングを担当している「荒井良二」
さんの絵本を買った。


グリム童話の「ねむりひめ」。
1ヵ月も前から予約していたのだ。


絵がとっても可愛いねー。
「純と愛」のオープニングにも登場している王子とお姫様。

絵本は子供だけのものではない。
逆に大人こそ読む(見る)べきなのだ。
シンプルで素直な内容に、子供の頃の純粋な心を蘇らせてくれる。

スープカレー

2012-05-10 23:04:04 | ブックス
北海道発のTEAM NACS主演による初連続ドラマ「スープカレー」。
その脚本をもとにした小説。


ドラマ本編の4話とオリジナルストーリー1話の構成。

人は皆、悩み、苦労し真剣に生きていることを教えてくれる。
暖かい気持ちと勇気をもらう物語。

(因みにドラマは現在放送中。ディーガに全編予約録画中で、後でまとめて
一気に観るのだ。)

一気に読んだ

2011-12-05 18:54:29 | ブックス
角田光代さんの「くまちゃん」。



もう、すんごく面白くて一気に読んじゃった。
7つの物語なんだけど、登場人物が繋がっている「ふられ小説」。
ふられることで自分を見つけるストーリー。
登場人物が繋がっているところは有川浩さんの「阪急電車」と同じで(同時進行
ではないけど)、どんどん先に進みたくなる展開で、読んでいてとても楽しい。
ふられてしまうそれぞれの主人公にハラハラしながら。

信じる力をもらえるアンハッピーだけどハッピーな物語。