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じゅんの空のかけら

毎日のんびり、ゆったり、
ボサノヴァ気分。

あの日の僕らにさよなら

2014-09-18 18:10:39 | ブックス
平山瑞穂さんの「あの日の僕らにさよなら」。



衛と祥子の思春期から大人への物語。
そして、それぞれの人生を生きていく。

「あの日の僕らにさよなら」という言葉は、傷を抱えた人生を歩む人の背中を押す言葉なのだ。

私を知らないで

2014-09-13 12:05:43 | ブックス
白河三兎さんの「私を知らないで」。



「僕」と「キヨコ」の青春の物語。
でも、切ないストーリーに涙した。
フィクションだと分かっているけど読み終えて、二人が結ばれるようにしてあげたい気持ちが溢れて止まらない。
行き場のない、やり切れない苦しい気持ちに息苦しくなった。

二人の未来が「普通」で幸せになることを願う。

短編復活

2014-09-11 19:18:43 | ブックス
心の癒しを求め、本屋へ。


「小説すばる」に掲載された短編小説群から、よりすぐりの秀作16編を集めた「短編復活」。

バラエティに富んだ物語の余りの面白さに、一気に読んでしまった。
志水辰夫さんの「プレーオフ」が、1番のお気に入りだね。

太陽の坐る場所

2014-01-18 09:35:17 | ブックス

辻村深月さんの「太陽の坐る場所」。

高校の同級生である5人の高校時代と現在が描かれている。
希望、憧れ、純真、嫉妬、孤独、苦悩が息苦しさを感じるほどに伝わる文章。
でも、そのリアルな心の描写が自分には、ちょっと重かったなぁ。

ちょいな人々

2014-01-03 15:07:29 | ブックス
2014年、今年最初に読んだ本。
↓↓

荻原浩さんの「ちょいな人々」。

ブームに踊らされる人達を描いたユーモア短編集。
ちょっと痛い人々やズレている人々の、くすっと笑わせてくれる描写は流石。
脱力系なタイトルもマル。
のんびりなお正月にぴったりの本でした。