教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

仕事学のすすめ(伊藤真さん) 時間管理術

2011-09-21 | 番組、記事、書籍コメント
伊藤真さんの仕事学のすすめ 第3回は時間管理術についてでした。

以下、要点はこうなります。

1.ゴールをイメージして計画をたてる
伊藤塾ではまず自分の合格体験記を自分で書くということをやるらしいです。
これは面白いと思いました。想定した年間スケジュールには合格発表や祝賀会の予定まで書き込んでしまう。そうすることにより、ありありと合格までの自分がイメージできるトレーニング効果と、つらい・苦しいという印象から解放される。
勉強の意味が明確に見えたり、何のためにどういう活動をするのかというのが可視化されるというメリットもあるようです。

2.詰め込みスケジュールにしない
つい、過信して詰め込んでしまう計画を立てがちだが、これだと長続きはしない。
休みの日を強制的かつ意図的に設定し、さらにスケジュール調整の日は別にまた設定する。すると余裕のあるスケジュールだし、結局は効率がいい。

スケジュールしたのち、実行段階で遅れた分はちょこちょこリカバーし、新しいところには、遅れていたとしても、あまり躊躇しないで進んでいく。
スケジュールが遅れても進むことを優先するということ。
スケジュールの遅れをあまり気にしすぎない。

3.一日ごとの時間管理
一見、予定がつまっている一日でも、24時間を細かく分けると空き時間が見つかる。
そこを有効利用する。10分単位で一日を見直すと結構、使途不明時間がある。
また、ボーっとする時間もあえて忙しいスケジュールの中に入れること。このボーっとする時間が、何かを熟成したり、そこでひらめいたりする。

4.計画をたてることの意味や効果
計画を守れないといやになったりするが、実は計画を立てることに意味がある。
スケジューリングの作業をすることで、何をこれからするのか どういう状況にあるのか客観的に見ることができる。自分を相対化して見ることができるようになる。

ゴールと今をつないで見える化すること ⇒スケジューリングということ。

+++++++
感想:
時間管理術には興味があったが、なるほど、目からうろこというエピソードが満載でした。私の情報の授業では、「ちょっといい話」という3分くらいのスピーチをやっているのですが、ここで話したいと思いました。





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