教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

波紋

2013-09-26 | 雑感(教育関連)
シンポジウムとかフォーラム、勉強会、セミナーについては、興味ある人は自主的にやってくる。そういった場にやってくる人たちはいろいろなチャンネルで自分なりに問題意識を持っていて、何らかの取り組みを既に個人でしている人も多い。だから、これらが追加情報の取得とか知見を深めるという意味はあるでしょう。

しかし、これからの時代に必要なのは、いかに波紋を社会に広げていくかという部分のような気がします。

一部の専門家に任せるのではなく、自分事として気づき考え行動する人を増やすこと。 だから、巻き込んでいくための戦略も重要になる気がするのです。

例えば教育改革について、意識ある人は集まるし盛り上がる。でも問題なのは、それほどの意識がなく、改革なども必要ないと思っている7~8割の人。
こういった人をどう巻き込んでいくか・・・  いじめ問題などもその当事者・渦中にいる人がこうした集まりに出てくることはありません。

しかし、知ってもらいたいこと、知っていれば役立つことなどはたくさんあるわけで、どうリーチしていくか。

 悩ましいところです。

一歩一歩を着実に。できる人ができることを一歩ずつ。それもいいでしょう。

しかしそれだと(つまりそのペースだと)日本が、世界が、地球が持たないのではないかという不安が私のどこかにあるのだと思います。

なーんか うまい レバレッジはないものかと。探せばみつかるのではないかという気がしてなりません。

iPhoneのようなスマホが LINEのようなツールが 広く世界に行きわたるのにそれほど時間を要していません。
世界は変わろうとすると、何か波紋にうまく乗ると速くスムーズな時がときとしてある。

ITの次にくるのは、間違いなく意識革命。地球全体をおおって波紋のように広がる未来。


それが私が世界の中に見ようとしている未来であるように思いました。今日の雑感です。 
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