京都•左京区 フェルデンクライス/アート/ダンサブルな暮らし

身体と芸術、社会とのつながりを実践しながら研究活動を行う。
発達教育学/ソマティクス教育/表現文化

フェルデンクライス実践のコツ②

2009-05-27 | フェルデン暮らし事典

フェルデンクライス実践のコツ②。本日は、「ゆっくり動く」とその理由です。

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きっとどこのレッスンを受けてもゆっくりと~滑らかに~。優雅に~。とお決まりの言葉を耳にすることがありますね?

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それは、指導者の意図に

     早く動くと、無意識にその人が知っているやり方で動く傾向にある、ということを考慮し

     ゆっくり働く運動皮質が新しく学ぼうとしていることに追いつけるように速度を落として学んで欲しいということがあげられます。

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管理者の参加したハワイトレーニングでは、Jerry Karzen(ジェリーカーゼン氏)は、モシェが実際に過去行なったレッスンを私達に聞かせてくれトレーニング中のATMを行なうことがありました。

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そこで、しばしば飛ぶモシェの激怒した声!聞き取ることが英語圏の方でも困難なモシェの英語です。始めは、聞いている私達もなぜそんなに一所懸命行なっている生徒をしかりつけているのかと彼の行為を誰もが理不尽に思えたものです。

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しかし、実際にモシェが叱咤するのは、一つの理由でのみでした。

それは、生徒達が学ぶ機会と権利を与えられているにも関わらず、それを無視し、無駄に使う者にのみ怒りを飛ばしているのです。(もちろんその怒りをあらわにし、声のトーンに変化をつけることも、実際には皆が自己を尊び、学びの機会を個々に獲得する力を持ち備えるよう施すモシェの作戦であったとトレーニングを進めていくうちに理解できるようになります。)

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ですから、レッスン中に怒られたり、叱咤されても生徒の皆さんは、決して先生のことを、、、。(冗談です)

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⇒では、その中での受講者の仕事は?といったら“ゆっくり動かす”とはあなたにとって本当にどういう意味なのかと深く問うて欲しいのです。(実際に自分の中でゆっくりと思う速度で動いてみて、それを行なうことによって何が起こり、どう感じ、それをするには何を整えないとそうできないのか?)

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次回のレッスンでは、いつもの2・3倍速度を遅くしてうごいてみてください

結果やコメントお待ちしてます。GOOD LUCK!


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