京都•左京区 フェルデンクライス/アート/ダンサブルな暮らし

身体と芸術、社会とのつながりを実践しながら研究活動を行う。
発達教育学/ソマティクス教育/表現文化

働き方とフェルデンクライス•アプローチ ~マンネリ化と生活パターンの見直し~

2015-03-11 | Staff diary

みなさん、

春をいかがお過ごしですか。

 

京都では、梅の花が綺麗に咲いています。

春の香りが、より一層春の景色を演出してくれていま~す♫


持続可能な働き方のコツ

 私事ですが、飽きっぽい性格の私は、最近継続的に同じ仕事を続ける「働き方」のコツについて思いを寄せております。よく、休暇をとってリフレッシュ!と海外にくりだしたり山登りに繰り出したり。または、ひとから見たら、それはリフレッシュというよりは、修行?と思える様な類いのリフレッシュ方法もあります。

それでも、それぞれのリフレッシュ術をくぐり抜けた後は、身も心も軽くなるという有り難い結果が付いてきます♫ 

なぜだろう?

 ひとは、きっと自己流のリフレッシュ術をもっているのだと感じます。古来から、私たち日本人も、実はリフレッシュ術を持っていました。季節の節目節目に行う祇園祭や盆踊りです。昔の人も、日々のつらい労働を忘れようと、また繰り返しの多い労働環境による肉体の偏りを解消しようとしました。節目、節目に身体を思いっきり動かすことで、思考回路と肉体の使い方の偏りを見直していたのでしょう。

 こういった祇園祭や盆踊りは、今は形は残っているものの参加する人達はすくなくなりました。そのため、一般的に上記の様な役割を果たすものは、減少傾向にあるといえます。では、現代にはそれに変わるリフレッシュ術がないのでしょうか。列記とした現代版のリフレッシュ術っがあるような気がします。例えば、海外旅行に行く、登山に出かける。歌をうたう、美術館や演劇を鑑賞にしに行く等もリフレッシュ方法にあたるのではないでしょうか。

みなさんも日常のルーティーンから離れることで、なんだか気持ちも身体も軽くなるといった経験がありますよね~。では、みなさんの、リフレッシュ方法ってありますか?とっても興味があります。きっと、小林にとってはフェルデンクライスが、また阿比留さんにとっては、奏でる音楽そのものが、それぞれのリフレッシュ術なのかもしれないな?と思ったりもします。

これから、4月です。日本では、年度始めなんて言います。

あなたにとって、4月は、心機一転の時期?ですか。それとも、マンネリ化した昨年度からの単なる続きなのでしょうか。

  フェルデンクライス•メソッドは、マンネリ化解消になるのだろうか。少なくとも私には、なっています。なぜって、子どものころから飽きっぽい性格なのにメソッド指導者として、10年以上働き続けられている。(笑)マンネリ化解消というよりは、マンネリにならない性質を帯びているといえます。なぜなら、メソッドは、マンネリ化=習慣化しようとする私たちの思考回路をリセットし続ける性質を持っているからです。

 マンネリは、決して私たちの【生活の敵】ではありません。マンネリは、言い換えると繰り返しの多い機械的な仕事を安定して、しかも間違えなくこなせる様に私たちが身に付けた素晴らしい術、と言えます。私たちは、しかし、一方でマンネリ化した行動パターンは、コリや疲労を作り出します。機械的な繰り返しの多い働き方(生活、仕事、労働等)を続けると、身体は、偏った使い方をし、これが原因で脳の思考回路や心の使い方に偏りが生まれます。

 ここで、もう一度自分に問い直したいな~と思います。4月は、自分にとって心機一転ともなる契機なのだろうか。それとも、マンネリの生活パターンの続きをおこなう通過地点なのだろうか。

 3月の音とフェルデンクライスな夜は、マンネリ化解消~現代のリフレッシュ術について考える~をテーマに生活を見直したいな~♫ 最近、繰り返しの生活が多いな~、生活パターンがマンネリ化してきているな~。と感じている方「ここで、いっちょ4月を目前にリフレッシュ!!」みなさんのリフレッシュ術を聞かせて下さい、そして疲れない働き方のヒントを一緒に探りませんか?

 

小林みゆき

ムーブメントアートカンパニー代表

 

凸凹凸凹

 

「音楽とフェルデンクライスな夜」 

2015年3月23日(月)19:00

 

町家 人と生活研究所 音楽と植物と、、、にて


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