不登校・中退生ボランティア学習会

「学校行けなかったら人生終わり」そう思っていましたが、現実は違いましたよ。路はいろいろある。一緒に未来をつくりましょう!

コロナになって…

2020年08月11日 | 不登校
こんにちは。ボランティアメンバーのゆいです。

コロナになって、世界中が、日本中が、自粛自粛ですね。
学校へ通うのが怖い、通えていない子どもたちにとっては、今の状況はどうなのでしょうか…。

私は、大学5年生の時に、熊本地震が起こりました。あらゆるものが変化し、戸惑う毎日…。
明日さえ、いえ、今日のことさえ、わからず、恐怖でしたよね。
しかし、私は、地震が起きた後の恐怖より、地震が起きる前の日常、の方が、はるかに、恐怖であることを実感したのです。
地震は怖かったし、怖いけど、それは、みんな同じ。怖いと堂々と言える。
学校が怖い、というのは、なかなか、経験者でなければ、理解しづらい感覚ではないでしょうか。
だから、学校が怖いんだ、ということを堂々と伝えることさえ、私にはできにくいことでした。
そのとき、この大震災とよばれた熊本地震よりも、怖い私の日常って、なんなんだろう、と、自分を初めてかわいそうに思いました。

今、コロナで、なかなか日常、というものが送れない中、学校自体休校になったり、自粛で外に出たくても出られない状況が続いています。
私は、私のいち経験、感覚、感情でしかありませんが、もしかしたら、今の非日常の方が、みんなが怖いと発せられる今の方が、
息がしやすい方も、いらっしゃるかもしれません。
学校が怖い、学校へ通えない子どもたちは、こんなにも、複雑で、日々必ず訪れる日常が怖いと苦しんでいることも少なくないと思います。
コロナはとても怖くて、早く終息してほしいことであることに、間違いはないのですが、
それにさえ、勝ってしまうような、不登校の子どもたちの毎日の、日常の怖さ、苦しさも、少しずつでも、和らいでいってくれることを、願っています。
日々が、訪れることに、恐怖をもたず、毎日を過ごしていける、そんな日々を、心より、願ってやみません。


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