O Canto De Ossanha performed by Wilson Miranda featuring Sambossa 5 1966
ウィルソン・ミランダは50年代後半から大衆歌手として活動していたが、64年に発売したボッサノヴァアルバム"A Outra Face De Wilson Miranda"が大ヒットした為、路線をボッサやジャズサンバに変更したようだ。65年にはアントニオ・アドルフォやエルロン・シャヴィスをアレンジャーに迎えて"Tempo Novo"という名作をリリースしている。本日取り上げた"O Canto De Ossanha"は、66年に伝説のジャズ・ボッサ・クインテットSambossa 5をバックに迎えて発売したシングルで70年代から人気が高い。
一般にピアノ・トリオが圧倒的に多いジャズ・ボッサにあって、二管クインテットとユニークな編成でハードバップ寄りの演奏が上手なSambossa 5がバックを固めているので、アフリカ~ブラジルの土着的な香りのするバーデン・パウエルの名作"O Canto De Ossanha"が踊れるジャズ・サンバに仕上がっていて、いつ聴いても幸福感に包まれる。60年代中期のブラジル音楽シーンは掘れば掘るほど発見があって面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/29/6a675aac2e6412cda8b42bfdb78d6d4e.jpg)
ウィルソン・ミランダは50年代後半から大衆歌手として活動していたが、64年に発売したボッサノヴァアルバム"A Outra Face De Wilson Miranda"が大ヒットした為、路線をボッサやジャズサンバに変更したようだ。65年にはアントニオ・アドルフォやエルロン・シャヴィスをアレンジャーに迎えて"Tempo Novo"という名作をリリースしている。本日取り上げた"O Canto De Ossanha"は、66年に伝説のジャズ・ボッサ・クインテットSambossa 5をバックに迎えて発売したシングルで70年代から人気が高い。
一般にピアノ・トリオが圧倒的に多いジャズ・ボッサにあって、二管クインテットとユニークな編成でハードバップ寄りの演奏が上手なSambossa 5がバックを固めているので、アフリカ~ブラジルの土着的な香りのするバーデン・パウエルの名作"O Canto De Ossanha"が踊れるジャズ・サンバに仕上がっていて、いつ聴いても幸福感に包まれる。60年代中期のブラジル音楽シーンは掘れば掘るほど発見があって面白い。
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