この地に引っ越してきてから、ずっと気になっていた山々がある。
北側の彼方に僅かに覗いているそれらの山は一体何と言う山なのか・・・・・
最近はいいアプリがあり、位置情報を設定すればそこから見える山を
特定してくれる。
おかげでやっと謎?が解けました。
山モミジの枝間から見えていたのは30数キロ離れたところにある埼玉県の山、
「伊豆ヶ岳」だったのです。
そして左に「岩茸石山」、右が「大霧山」と分かりました。
上の画像では茂った山モミジで分かりにくいので、下手な絵で表すとこのような
見え方なんです。
朝から快晴の青空の下、道行の満開の桜を眺めながら4年振りに春の女神に会うため
石砂山を目指す。
道志川を眼下に亀見橋を渡ると、間もなく石砂山の伏馬田登山口だ。
登りはじめは石畳のような傾斜のある道が続く。
ほどなくして庚申塔に出会う、今日の登山の無事を祈願する。
登山道脇にテンナンショウが沢山出ていた。形が似ているマムシ草の仲間で、
蛇がかま首を持ち上げたような姿が特徴だ。
ゼンマイもそこかしこに顔を見せていた。
ヒトリシズカもひっそりと・・・・・
登山道の崩れている箇所や危険な所には丸太橋が整備されているので安心だ。
小さなピークを登り切ると、突然視界が開ける。
まだまだ春の萌黄色のような景色は無い。
ほぼ半分登ってきた辺りで、ヤブレガサが群生していた。
きれいなタチツボスミレにほっとする。
急な斜面でミツバツツジも咲き出していた。
さあ、この急な階段を一気に登れば頂上だがこれが結構きついのだ。
先に出す足を左右代えたり、ちょっと横向きになったり色々な形で登る。
辿り着いた頂上は明るく見晴らしも良く、いつも気持ちがいいのです。
大山、焼山始め近隣の山々がぐるっと望めます。
今日は天気がよく暖かかったので、山頂にはカメラを携えた人たち十数人ほどが
絶えず入れ替わり女神を写そうとしていた。
石老山から来て石砂山を往復して再び石老山へ戻る健脚な人もいた。
これは女神でなくヒオドシチョウ、来る人来る人の頭にとまっていた可愛い娘。
この時は丁度初老のお方のザックが気に入ったようで、いつまでも、
歩きだしてもそのままでいた。
私の頭や首筋にも何回もとまり、チョットすぐったかったなあ。
お目当てのギフチョウ(春の女神)といえば、ペアリングしたり何頭もいてまさに
乱舞という言葉がぴったりだった。
良い時に来てよかったと思ってはみたものの、常に早いスピードで飛び回っていて
どこにもとまらないのです。気温が上がり活発になっていると言っていました。
やっと苦労して撮れたのがこの一枚。
真ん中の飛翔体が女神です。(残念~)
※これは5年前に訪れた時のもの。こんな風に撮りたかった。
4月中にもう一度訪れてみようかな。
そしてさらにガッカリなことが・・・・・
皆が飛び回る女神を撮るため息も潜めてじっと立ち尽くしているので、お湯を沸かす
ことは出来たのですが、持参したハムステーキをジュジュジューッと音をたてて焼く
なんてとても出来なくてさみしい山飯になってしまったのです。
お手軽リゾットの準備もしていたのに・・・・・
まあ、いつも通りビールはしっかりいただきましたけどね。
そして、たっぷり二時間過ごして山頂を後にしました。
朝からスッキリ晴れた日に、なんと屋内での有酸素トレーニングに出発!
館内は写真も動画も撮影禁止とのことなので、残念ながら施設やトレーニング姿は無し。
手始めにエアロバイクで軽く汗を流すことに。
イメージはこんなマシン。
ペダルに足を掛けて踏む・・・回す・・・走る?・・・!
15分位でタイムオーバー、結構太ももの筋肉が張ってきたところでクールダウン。
後を振り返るとボルダリングの壁には誰も張り付いていなかったので、即チャレンジ。
以前行ったボルダリングジムと違い1面しかなくホールドも少ない品祖な壁。
しかも初級者向けのルートは少なく、垂直の壁は3分の1のスペース。
残り3分の2は途中からオーバーハングになっているが、コースも傾斜も設定が悪く
ホールドの形も悪いので初心者がトレーニングに楽しめる壁ではない。
ボルダリングジムには10面以上の壁があるので1面しかないここの壁ではこのような
作り方をするしか無いのかもしれない。中途半端でとても残念だ。
本日のラストメニューは、ランニングマシンで軽く汗を流すことにした。
イメージはこんな感じ。
速度は普通、5%の傾斜をつけて歩く・・・走る・・・歩く!
終了時間の記入を忘れていたのと、空き待ちの人がいたので、その時点で終了。
今回はたまたまよい天気の日に来たけど、雨天の時にトレーニングするにはいいかな。
初沢山と言っても山というよりは、丘という感じで一息もつかぬほどの散歩道だ。
この辺りは地質が岩盤状で、人の歩かない場所でも木々の根っこがむき出しになっている。
近づくと断面は砂岩のような岩石から生成されているのが分かる。
ちょっと開けたところで、南西方向に目を向けると木の間から大山が望める。
視線を右に振ると丹沢の峰々も見える。
拍子抜けするほどあっという間に初沢山山頂に着く。
嘗て、初沢城があったというところ。
いろいろ説はあるらしいが、鎌倉時代初期に椚田氏が築城したと言われている。
別名を椚田城、高乗寺城と言うらしい。
その後、1590年(天正18年)に豊臣秀吉の八王子城攻めの時に一緒に落城した。
一つ残念だったのは、山頂に居た中年の男が、持っていたラジオかスマホで大音量の
音楽を流しっぱなしにしていたこと。
野鳥も多く静かな場所の雰囲気が台無しで、歓楽街の喧騒のようだった。
かなり以前から膝、特に左膝の具合が悪く山歩きの時などは最新の注意を払って
歩かなければならない。
そこでこのような膝用サポーターも使ったりした。膝のお皿を固定してくれる為、
それなりに効果はあるが、一番は膝周りの筋肉強化だと思っている。
ずっと悩んでいたが、トレーニングで走ったり、ウオーキングする際に新兵器を使うのだ。
Runtage アスリートランナーPRO Version2 スポーツタイツなるものを新たなgoodsとして
取り入れてみた。
メーカーの売り文句はと言うと、
下半身全体を、部位ごとに異なる適度な圧力で着圧。
ひざ上でクロス状に重なるライン構造が『間接や筋肉の可動域の制限』『靭帯や腱のサポート』
を行い、急な運動によるスポーツ障害を防ぐ。
またUVカット・速乾性・肌触りに優れ、スポーツ全般で下半身の機能向上・サポートするという
優れものらしい。(期待感大)
履く前はこんな感じ。しわくちゃで、ものすご~くちっちゃい。
脱ぎ履きはちょっと大変だけど、着圧感が心地よい。
グッと引き締まる感じ。
登山の時もこれを着用すれば、結構いい感じかも。
2月9日は昼から夜にかけて雪が降った。
積りはしないと思っていたら、時間の経過と共に周りの家の屋根や庭、道路の隅まで
うっすらと白くなった。
そして朝起きたら、小さい岩山の頭にもチョッポリと雪が。
またまた「あの時〇〇は若かった」シリーズ第6弾
夏のお盆休暇を使っての八ヶ岳縦走。
(硫黄岳2,742m、横岳2,835m、赤岳2,899m)
一日目は中央高速諏訪ICを降りて、国道299号経由で美濃戸口へ。
小松山荘(現:やまのこ村?)に宿泊、鹿鍋が美味しかった。
翌朝、北沢を歩いて赤岳鉱泉を目指す。
赤岳鉱泉から仰ぎ見る大同心 頭をのぞかせる主峰赤岳
赤岳鉱泉前で一休み
硫黄岳へ向かう道から臨む阿弥陀岳 赤岳と中岳のコル
ガスに包まれた硫黄岳頂上(さぶっ) 赤岳石室へ泊る
※横岳から赤岳の間は悪天候と岩場、鎖場で写真を撮る余裕がなかった。
(この頃はまだ山初心者で余裕がなくいつも写真が少ない)
翌日は夏台風5号の影響で暴風雨の中、地蔵尾根を降り、行者小屋経由で
南沢を辿って美濃戸口まで戻った。
この後、一旦八ヶ岳東側は天気が回復したため少しばかり旅行気分で遊んでいた結果
帰路へ着くのが遅れ、その間に甲府周辺が道路の冠水や土砂崩れで孤立したために
帰れなくなり、石和の「すかいらーく」で丸一日半足止めをくらう羽目に!!
三度の食事もすべて「すかいらーく」で摂り、一夜明けた翌日の夕方にやっと開通した
中央高速で帰路に着いた。
そんなこんなで夏休み明け初日は欠勤となってしまったのでした ♫チャンチャン♫
PS:年が明けてまだ山へ行けていないので、こんな山メモリーを載せています、
天候と体調と相談しながら山歩きに行こうと日々思っている次第です。
久しぶりの「あの時〇〇は若かった」シリーズ第5弾!
5月の連休に出かけた、南那須縦走。
(朝日岳1,896m、茶臼岳1,898m、南月山1,776m、黒尾谷岳1,589m)
白煙たなびく茶臼岳 峰の茶屋の稜線(風強し)
朝日岳山頂 朝日岳山頂からの景色
朝日岳から見た茶臼岳 今日のルート(一部雪あり)
朝日岳山頂直下 途中の奇岩
茶臼岳山頂からの噴煙
この後、カメラの調子が悪くなり南月山から黒尾谷岳までの写真は撮れなかった。
最後の黒尾谷岳を下り林道に出た先のバス停で帰りのバスを待つが一向に来る
気配がなく困っていたところ、林野庁の職員が乗った車が通りかかり、親切にも
麓の街まで乗せてもらった。
(バスは休日運休だったのです、助かった~!)
今日は快晴、思い立って高尾山に登ることにした。
ミシュランで三ツ星に選ばれ、異常な混雑の噂を耳にしてから全く足が向かなくなっていた。
登るのは何年振りか思い出せないぐらい。
高尾山口駅も素晴らしく綺麗になっていた。
ケーブルカーの清滝駅脇の登り口から稲荷山コースに入る。
取りつきからすぐ階段状の急登。(初っ端からチョットつらい)
少し行くと、間もなく「旭稲荷」が現れる。
しばらく我慢しながら歩き続け、30分程で休憩処の東屋に着いて一休み。
視界中央の彼方には筑波山も霞んでいた。
高尾山山頂と小仏方面への分岐点、ここまで約50分。
山頂には向かわずに、5号路経由でもみじ台から一丁平を目指す。
さっきまで前後に繋がるようにいた登山者も、この道に入ると急に少なくなる。
上へ上へと歩き続けると、もみじ台の茶屋「細田屋」が見えてきた。
富士山もくっきり、頭にチョポリ初冠雪の雪を纏っていた。丹沢の峰々も美しい。
頻繁に登られている初老の方が、この秋一番の見え方だと言っていた(ラッキー!!)
小休止のあとはひたすら一丁平を目指して歩く。
そしてやっと着いた一丁平、青空が最高!
一丁平からの富士山、ちょっと雲が掛かりだした。
大山もスッキリ見えたよ。
一丁平からの帰り道あたりから、膝でなく大腿四頭筋が痛み出して登りも下りもストックに
頼りながら歩くが、症状はどんどんひどくなり、攣って歩けなくなるのではと思うほど。
やっとのことでもみじ台まで戻って昼食、丁度12時。
今日はガソリンコンロもコッヘルも背負って来なかったので、名物のナメコ汁を注文。
ビールは帰ってからにしよう(真面目~)と、グッとこらえた。
弁当は行きに買ったおにぎり二つ。
昼休みのあと、高尾山山頂に向かって歩いていた時にアサギマダラに出会った。
羽をなかなか広げてくれず、粘ったのですが撮れたのはこの2枚。
アザミの密をいつまでもいつまでも吸い続けていた。
往路では一回り大きいアサギマダラとツマグロヒョウモンも見かけたのだが、
すぐ飛び去ってしまい、撮れなかったのが残念。
痛い足を引き摺りながらやっと辿り着いた高尾山山頂は、ひと、ヒト、人ばかり。
そして子供たちの嬌声がやかましく即、退散。
稲荷山コース、5号路と歩いてきたので、この先は4号路を下ることにした。
少し歩いては休み、足を揉み、後から来る人に道を譲りながらの帰路は辛い。
途中、高尾山インター付近の圏央道、中央道が見えた。
薬王院の入り口、浄心門で1号路に出る。
何とか下までと思っていたが、足が限界まで来ている。
このところ身体が鈍っているので、こんな目に会ってしまった。
あと300m下ればケーブル駅、使ったことは無いが今日は仕方ない。
帰りの後半はケーブルカーに乗って観光客の皆さんと一緒に降りてきました。
まあ今日の体調ではあのまま下っていたら、どこかで足が動かなくなっただろうと
思うと、無理をしなくて正解だったと思うことにしよう。
6月の牛ノ寝通りの山歩き延期から3か月、台風と秋雨前線の合い間を潜り高崎さんと
瑞牆の森で遊ぶことになった。山道具、釣道具を積み込んでいざ出発!
待っていたのは、恩賜林のカラマツ林と細い流れが続き、苔蒸した別天地のような風景だった。
まずはハナイグチを探して気持ちの良い林の中を歩き始めた。
二人で左右に分かれ、ジグザグに斜面を進む。木々の間では顔や頭にクモの巣がまとわりつく。
頭を垂れ、下を見ながら探し歩いても一向に見つからない。
ふと見ると目の前にはクマの糞。その次は鹿の足跡。
んん~っ、見つけたいのはキノコでござ~る。
そうこうしている内に高崎さんが最初のハナイグチを見つけた。
特徴を覚えてカラマツの間を彷徨うこと?分。
ついに自分でもハナイグチを発見!傘の形、綺麗な黄色、初ハナイグチです。
しかし予想していたような収穫にはほど遠く、どうしたものかと思案中の高崎さん。
カラマツ林の中、遠くを見つめる背中が哀愁を帯びて見えたような。
しかし、そこは高崎さん。すぐまた摘みごろのハナイグチを見つけたようです。
キノコは食べ物というより被写体か?学者レベルの観察態勢。
「ハイッ、もう少し右向いて。ちょっと笑ってみようか。はいそのまま・・・「カシャッ」」
と言っていたかは定かでない。
こんなキノコも・・・ この木には一体何があったのでしょう
雪か風のいたずらか
今年は一週間ほど遅いそうで今日の収穫はこれ。二人なら立派な山飯の一品になります。
高崎さん下処理も手慣れたもので、あっという間にほれっ!
保冷剤でがっちり保冷した鮎の一夜干し。コールマンPEAK1がぐずり、弱火にすると火が
消えてしまい、テキパキ調理中の高崎シェフの背中を伺いながら四苦八苦。
何とか火も安定し、香ばしい匂いが辺りに漂いだして一安心。
この料理、美味しそうでしょ。ビールが進む、すすむ。
高崎シェフの手から次々オリジナル料理が出来上がり、ご馳走になりっぱなしの私でした。
山飯の後はちょっとだけ釣りを。
私が持ってきた道具は出さずじまいで、高埼さんのショートロッドを借りて交互に釣り上がる。
何度目か、連続する落ち込みにキャストしたフライににやっとおチビさんのイワナが
ヒットしてくれた。ありがとう!!
心配した雨も降らず、下界の暑さも忘れ、瑞牆の森、ハナイグチ採り、小渓流のちびイワナと
初物ずくしで楽しい山遊びの一日が終わりました。
近所に2か所あるボルダリングジム、以前から気になっていました。
横岳や朝日岳の岩場歩きや、東丹沢の渓でも落差2m50程の大岩を、
固定されたロープで攀じ登ったり、岩がらみの遊びは楽しく大好きです。
久しぶりの平日休み、この時に行かずしていつ行くの?って感じで
昼過ぎに出かけてみました。
受付で会員登録して、いろいろお約束事の説明を一通り聞いてから、シューズと
チョークバッグを借りました。(初日はレンタル料サービスが嬉しい・・・)
こんな感じ、親指がちょっと曲がる位がフィットサイズらしく、細身の
シューズだったので以外にUSサイズの8インチでした。
初心者用の壁はこんな感じで高さ3m程で傾斜100度。ジム内には幾つもの壁が
ありグレードは7級から2段まで9階級。
今日は平日でもお盆休みとあって親子連れが多く見受けられましたが、私と同様
ソロで遊びに来ていた人も女性も含め数名いました。
子供は身が軽いので、あれよあれよという間に簡単に昇っていましたね~。
まずは7級の規定コース。決められたホールドを順番に辿りながらゴールを目指す。
以外にすいすい行けました。
7級の2コースをクリアして、6級のG2とG3も頑張ってクリア。
でもG1コースは最初から平行移動が続くコースで今日はゴールできなかった。
段々腕の筋肉が張ってきて、小さいホールドを片手で掴んだまま、次のホールドを
捜していると身体を支える力が無くなってきて落下。
握力の持続無さを痛感しました。
腕は大丈夫だけれど、握力を鍛えなければ長く楽しめませんね。
9月まで有効なシューズレンタル無料券をもらったので来月中にまた行こうかな。
この半年、悩んでいた。今使っているザックは容量30リットルでちょっと小さめ。
いざ買い換えるとなると一体どのメーカーがいいのか手持ちの情報は無かった。
カリマー、ミレー、グレゴリー、ドイター、ブラックダイアモンド、ノースフェイス等々、
メーカーもアイテムも沢山ありすぎる。
マウンテンギア特集の山岳雑誌や、ネット情報を調べまくっても、一長一短。
そんな中でも山屋に行っては手にしていたドイターのフューチュラPRO38が
気になる。金属フレームのせいで、1,640グラムと重く、38リットルといっても
フレームのせいで思った程入らないとかマイナスイメージのクチコミもあるが
新製品には気に入ったものが無い。
そろそろ春、決意して買おうと思い出した矢先に店頭在庫の色合いが減って
きた。
また入るだろうと期間をおいて店を訪ねると、更に色数が減っていたり、陳列
場所まで無くなっていたり・・・・・
えぇっ!まさか廃番?!!!!
ネット検索すると幾つかの有名ショッピングサイトで「販売終了」となっているでは
ないか。
”まずい!”
検索し続けるが、なかなか在庫が引き当たらない、やっと見つかると支払いが
クレジットオンリーで断念(ネットでのクレジット購入は絶対やらないと決めている)
深夜のショッピング検索を終わらせ、また翌日という感じで数日が過ぎたある日、
やっと岡山で銀行振込か代引きも可能なショップが見つかった。
でも色は選べる程は無く、ミッドナイトブルーでオーダー。
即日配送され、翌日には地元のS急便に到着。
その翌日、「配達に出発しました」との事だったのに配達されず。
また翌日も未配達、電話への着信や不在通知も無し。
そして市内配達から3日目、「遅くなりました」の言葉と共にやっと手元に
届きました。S急便さんどうしたの?
バリフレックスヒップベルト、背面メッシュのエアコンフォートシステムも具合が
良さそうでまずまず。
でも何と言っても今までより8リットル分は多い酒と肴を背負って行けるのが
いいですね~。
早くNewザックデビューの山歩きに行こうっと。
三連休の初日、春の彼岸ということで、墓地へ向かう途中の景色が開けたところでの
サプライズ。
遥か丹沢の峰に「白馬」の標しが。
あの白馬岳の白馬より白馬らしい白馬が見えました。
調べたところ、蛭ヶ岳の東、鬼ヶ岩の頭(1608m)に現れる雪形らしくこの辺りでは
結構有名だそうです。あの早戸大滝の近くらしいです。
たまに通って偶然目にするのは珍しく、これも先月の記録的な大雪のおかげ?ですね。
携帯でのアップなので、ぼけて解りにくいですが、きれいな白馬でした。
実際、肉眼で見たほうが数倍美しく、感激ものでしたよ。
そして今日二度目のサプライズ。
墓参中になんと霰(あられ)が降ってきたのです。
それもパラパラ、パラパラ、ポンポン・・・という感じで頭や身体に当たり
まくるのです。
霙(みぞれ)とも、雹(ひょう)とも違う、まさに”あられ”でした。
ほんのつかの間のことでしたが、霰だらけになりました。
そして隣の畑の畦では、幾つものフキノトウを見つけました。
春ですね~。
「春の女神に会いに行こう」そう思い立ったのは、父の七七日法要後の14日。
この数年、闘病で何処にも行けなかった父にギフチョウを見せたくて。
昨年高崎さんと一緒に登ってから丁度一年、そして2回目の月命日にあたる
4月28日に父の写真を携えて山頂を目指すことにした。
多くの人が連休で出掛けているため、近場の道路は以外に空いているのです。
伏馬田の登山口に9時到着、10分で身支度を済ませ久しぶりの山道に取り付いた。
道の脇でには可憐な花が迎えてくれます。
春ですねえ~、強風が吹こうと気温が冬と初夏を行ったり来たりしても花は必ず
美しい姿を見せてくれるのですね。
タラの芽は摘まれているものもありましたが、手の届きにくいところのものは頭が完全に
伸び放題でしたね。
山も里も春満開といった景色です。
この時期特有の春色、大好きです。
何故か今日は身体が重く感じられ、足も上がらずちょっと苦労して登りました。
昨日、遊んだ疲れが残っているから?
最近二日連続遊ぶのがきつくなってきた気がするんです、これって歳のせい?!
途中、いたるところでヤマツツジが咲きほこっていました。
盛りは過ぎた感がありましたが、木々の若葉と青空に映えてきれいでした。
頂上間近の階段、これがまた結構足に、心肺にくるんですよ。
ステップの刻みが以外に合わず、一歩で行くか二歩で行くか困るんですねこれが。
悩んでも結局どちらも今一つで疲れるんです。
歩き始めてから50分で着いた一年振りの山頂は、今回も晴れ渡り、最高の気分でした。
今年は3月が異常に暖かかったせいで女神の出現が例年より早かったと聞いています。
今年は昨年のようには姿が見えません。
東海自然歩道寄りの茂み辺りと、山頂のテーブル付近で1、2匹の舞姿が見えただけで
カメラに撮ることもできませんでした。
さてそうとなれば、あとは山飯です。
まずは肉系を食べる前に野菜を食べて血糖値が上がるのを抑えねば。
アイコトマトとレタスで乾杯~。
飲みながら、ガソリンコンロの火力をとろ火にしてスモークブラッツをオイル無しで焼きます。
10時半を過ぎ、陽射しもギラギラ照りつけてくるのでシャツを脱ぎ、半袖一枚になって飲み
続けます。
いやぁ、皮もはち切れ焦げ目がつき、いい感じに焼けてきました。
ケチャップとマスタードが欲しいところですが今日はこのまま丸かじりです。
ビールのほか酎ハイと白ワインも背負ってきましたハイ!
でもまだ11時前、朝食も食べてきたのであまり腹が空いていずなかなか進みません。
餅網と餅、卵も持ってきたので、フカヒレ雑煮なんっつうのを作ろうと思っていたのに、
こんなもんでお腹がいっぱいになり、もういけません状態に。
てな訳で、早めのコーヒータイムにすることにしました。
前回、ホエブスが燃料漏れをおこしたので今日はコールマンのPEAK1を背負って
きました。
しばしのポンピングで簡単に着火、最後まで絶好調で燃えてくれました。
今回コーヒーは挽かずに、UCC職人の珈琲 深いコクのスペシャルブレンド
(緑色のパッケージ)です。
これ、結構美味しいんですよ。
今日会えた女神は数少なかったですが、なんと大好きな富士山を望むことができました。
白い頭が神々しく見えていました。
美しかぁ、ほんとに良かったなぁ。
今日、出会ったのは3人家族が3組、中年女性の2人組、カップル1組と藤野近辺の山々をかなり歩き尽くしている男性一人の14人。
昨年より、女神は少なく登山者は多かった。
結局山頂に2時間留まり、予定より早く昼12時に伏馬田に向けて下りだしました。
帰り道でも数々の花が見送ってくれ、山藤の姿もあちらこちらに見かけました。
切り倒された木に生えていた、白くふわっとしたはんぺんのようなキノコ。
今まで山で見たことないなぁ。ちょっと不気味な奴でしたよ。
かなり降りてきた所に続く石畳風の道。
これが結構、足と膝にくるんです、最後の最後でチョット辛いな。
道志川、いいですね。山と渓そして空に雲、癒されますねぇ。
今度釣りで訪れるのもいいかな。