Far Rattan

タイトルの後に邦題があるものはJP版です。

The 15:17 to Paris /15時17分パリ行き

2018-07-04 | オンデマンド
実話だと聞いていました。劇場へは行かなかったけど、見ておきたかった。
色々なヒーローものがあるけど、このぐらいに収めて置きながら、奥深い印象を残せるのはやっぱりイーストウッドだからかな?
昔の映画に同じ時刻と行き先のタイトルの映画があるんですが、そっちを連想するとちょっと肩透かしかも。(ユマ発3時10分)単なるエンターテイメントじゃなかったので。

皆挫折しながら日々選択して、一歩一歩進むわけですが、どこにおいても、行動できるだけの素地はそう簡単に身に着くものじゃありません。
その点あれこれと試しながら進む主人公の3人は停滞しませんでしたね。
無鉄砲という程でもなく、日々の訓練を上手く適応させていたんですけど、訓練やら、体験かいかに重要か。うるさいことを一言も言わずに語っていたと思います。
緊迫した画面が続くのかと思っていましたが、3人の小学校時代からの思い出と友情が語られ、大人になって、軍属となり、それぞれ希望とは違っていても邁進する日々。
やっと休暇を取って集まって欧州旅行の最終目的地のパリに向かう電車の中で、テロが画策されていたんです。
あまりその内容には触れずに、主人公3人の目線で話がつづられて、どっちかというと、ず~んと響くドラムの後にパーカッションが静かに入る感じで静かに深く盛り上げてました。

ああ、とってもきれいに仕上げましたね。俳優使わなくて正解です。っていうか、彼ら本当に素人なんですか?実に上手かったです。
価値観もそれぞれなのに、ガンとして悪に立ち向かう。たぶん納得していない異質なものに上手く対処している。
今の若者がみなそうなら、先を憂う必要もないと思います。流されてしまわず流れに逆らわずってとても難しいんですけどね。

今回もアマゾンの購入オンデマンドです。



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