Predestination

六合の内田さんのお勧めでアマゾンで見ました。

絶妙。

ハインラインだってもんそりゃストレートで捻ってて面白いわさ。
時空もので、えっと・・えっとと思っている間に、ストーリーが続くんですけど、上手く主人公が人生の定めから抜け出たことを祈ります。
これは見ないとうまく説明できない。

主人公はあるバーでバーテンダーと出会います。
主人公かなぁ？とりあえず叔父さんバーテンダーと美男なお兄さん。
話がめちゃ飛ぶけど昔女性だった美男なお兄さんは世にいうXXYです。どちらも健在で妊娠して子供を産みますが、その時のダメージで女性でいられなくなり、男性に変換。
けっこうハインラインは女性へのあこがれが合ったみたいで、女性の方がセックスも好いと作品中も書いていました。

で、この時の子が施設に預けられて、成長して、どこの誰？の子を懐妊するんですが、その相手がハンサムな兄さん＠バーで、それを教えるのが、バーテンのおじさん。
バーテンの叔父さんは時空警察みたいなお仕事をしているんですが、狙っているのは不完全な爆弾魔と呼ばれる爆弾魔。
しかもスンでのところで犯人取り逃がして、顔を焼いちゃって、顔が変わってしまいます。（役者さん変えないと話が進まんものね）
これが将来のバーテンの兄さんで、それも、単なる好きだからの爆弾魔じゃなくて、その後の大事故を未然に防ぐために施設を爆弾で破壊してたと言う・・・えっとね。でねバーテンの叔父さんに殺されちゃうの。その爆弾魔。
でもね。みんなそのバーテンのおじさんの流れなんだけど・・・
だって、バーテンの叔父さんには腹に帝王切開の時の傷跡があるんだもん。
でも、普通横で下っ腹かっさくのに・・と変な矛盾を感じたわ。

施設に預けられる女の子は将来の爆弾魔で、預けに行くのはバーテンの叔父さん。その子の父は帝王切開で男にならざるを得なかった美男のお兄さんで実はバーテンの叔父さん・・ほら、輪廻の蛇でしょ。

ま、時空ものに必要なタイムマシンがバイオリンサイズってのも、おもしろい。