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Far Rattan

タイトルの後に邦題があるものはJP版です。

The Punisher

2017-08-22 | TV Series
こんばんは~

すっかりご無沙汰です。久しぶりにIMDbのトップに魅かれて、調べてみました。パニッシャー。

始めの一作はドルフラングレンの若かりし頃のびじ~んなパパ。下水管もものともしないで、愛娘のかたき討ちに走り回る刑事さんでした。1989年
二作目は大好きなトマスジェーンとにへら~のトラちゃんのコンビネーション2004年。
そしてまたまた強面が再演します。レイスティーブンソンのパニッシャーは2009年でした。

で、今回のパニッシャーは頭にマーベルと明記してあるTVシリーズです。
俳優さんはジョンバーンサルさん。いやぁ、ごつい。でもよく見たら、ウォーキングデットの初めの頃に出てたシェーンですね。パニッシャーとしてデアデビルに出てるので・・1を買ったのに見てない状態ですが、近いうちにみたいです。



マーベルついでに、DCコミックの・・・ちがうじゃん。
ま、DCコミックのレジェンドオブトゥモロー何度めかなぁと思うぐらいに見てます。終わるとまた、初めからって感じ。ローリーちゃんの英語がまた素敵で♪(俳優さんのお名前覚えてません。DrWHOの時のローリー役です)えっと、アーサーダーヴィルさんRADA Royal Academy of Dramatic Arts 出身なんですね。まぁ。豆ちゃんの後輩。ふふふ。
で、そのDCの繰り返しに、今日からインベージョンが加わりました。あれ、23日発売だわ。今日見なくちゃ。へへへ。

もう頭の中ごちゃごちゃです。ブラックカナリーが死んだってぇ!!!とさけんだり。いつバローマンは出てくるんじゃい!と(あろーも2で止まっているのに)気をもんだりと・・・いやぁ本当に見たいのはエージェントシールドですけどね。フィルちゃん♪

自分でも最近自分の好みがわからなくなってきました。豆ちゃんすっ飛ばしていても、平気だなんて・・レジェンドみたいデス。

すっかりDCとマーヴェルの商売に嵌ってます。
ま、いいやとりあえずインベージョン見ようっと。

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Camelot  #102

2011-12-12 | TV Series
Camerot #102

「神よ、偉大なる永遠の眠りを」
母の埋葬の祈りを捧げる兄。自分のせいだと自らを責める弟アーサー



「このまま沈んでいてはロットの思うまま、直ぐにキャメロットに戻らなければならない」とマーリン
石棺の蓋を閉めようとする部下に、ダメだと叫んで走りよるアーサー。
「このまま暫らくここに居たい。日暮れ前には戻るから」
皆はアーサーを一人にして城に引き上げます。

アーサーの母を殺した剣を拭くモーガン。
「この剣で何人殺したの?」
「私が数えているとでも?」とロット。
「私の母が死んだときの事を覚えてる?」
「ああ、俺が殺した。でもお互いの共通点に祝福を」
「直ぐに彼(アーサー)は去るわ。私たちの元に王位が転がり込む」

「我々には十分な武力がありません」レオンティス。
「明解な目的が有る。アーサーを守るのだ、我々の未来の王を守るのだ」とマーリン

一方浜で物思いにふけるアーサー。
夢に出てきた少女を見つけ、駆け寄ります。その少女に突き飛ばされて剣を突きつけられ、
「何するのさ?」アーサー天然?!



「私を見ていたでしょ・・」と少女
「説明するよ。夢で君を見たんだここには目的があっていた・・昨日殺された母を丘に葬って・」

「何で死んだの?」少女
「ロットに殺された」
「なぜ?」
「僕が彼の息子を殺したから」
「解ったわ。次ぎはあなたを・私の家族やおじたちは以前、彼に立ち向かって、みな殺されたわ。

彼を止められなかったの」
「奴より強くなってやる」
「あなたには出来ないわ・・」
「いや僕には出来る」
「あなたの夢、私が出てきて、それでどうなったの?」
「覚えてないよ」明るく笑ってごまかす・・ウェットドリームですからねぇ。

土手っぷりから男の声「アーサー!」エクター卿がアーサーを呼びます。
「お父さん!僕はてっきり奴らに殺されていると思ってた。行かなくちゃ。失礼するよ。僕はアーサー、君の名は?」教えてもらえませんでした。



父に走りよるアーサー。
「殺されていると思ってた」
「奴らに二人とも捕まったんだ、私はどうにか逃げ出したけど、ママは・・」口ごもる悔しそうな

夜 眠るロット。森で呪術を掛けるモーガン。
「どこに居るの、ウーサーは死んだけど息子が居たの。でも、母親を殺したから、今傷心に沈んでいる。もう、時間の問題。誓うわ、出てきて協力して」

キャメロット城はあちこちで準備中。
「レオンテス一緒に来てくれ。皆は王を望んでいる。現実の何かを示さないと」とマーリン



馬を駆ってマーリン、レオンテス、ケイ、アーサーの4人は森の中の滝に到着。

「ローマ人が本当の王しか抜けないと信じている剣が有る」マーリン。
「ああ、伝説ねもういいよ子供の頃沢山聞いたよ。誰も信じてないよ」とアーサー
滝の元に到着すると滝の上部に刺さる剣。



「どのぐらいあそこに有るの?」ケイ
「誰も知らないぐらい永くさ、そして今日君がそれを取り戻すのさ」
「幸運を!兄弟」茶化すケイ
「今まで誰もその剣を岩から抜けなかった」とマーリン
「今まで何世紀もできなかった事をどうして僕が出来るというの?」アーサー
「だって、今までの誰よりも君がその必要が有るからさ、自分を信じて」とマーリン
「トレーニングが必要じゃない?
「いや今やるんだ」
「どうしてあれが必要なら君がやらない?」とアーサー
「私を引き合いに出すな、君がやるんだ。君は力と知能を持っている。君がやりたくないというなら、君は僕の王ではない。全てはなかった事になる」マーリン。
「僕にアイディアが有る」とケイ



ケイが縄を投げて、木に縄をかけ、岩場に上るアーサー。

王城では馬鹿騒ぎ、王座に座るロットは女性を抱えてご満悦。
そこにモーガン。
「どこに行っていた?目覚めたら君は居なかった」とロット。
「朝の散歩がすきなのよ」とモーガン
「どこへ行っていたんだ?」
「森よ」そっけないモーガン。
「奴らは我々に貢物を持ってきた」と得意げなロット
「送りかえして、まだ早いわ。勝っても居ないのに」とご機嫌斜め。
「おや、そんな、それほど早いギフトじゃないよ。奴らは誰につけば良いか知ってるだけさ」
「それはあいつが出て行ってからの話よ」とモーガン。
「奴はキャメロットから馬に乗って今朝どこかへ行った。恐れたんだろう」
「それを信じているの?」
「キャメロットは廃墟さ、それは皆が知っている。それに、ここに居る彼らは我々の結婚を祝いたがっている」と楽観的。
「戦の手立てよりも祝い事?私の父が長いこと王座に居られたのは自己満足をしなかったからよ。私はこの同盟を疑う事はしたくないわ」とモーガン。



キャメロットの城ではエクターがアーサーとケイを捜しています。

門に伝令が「誰かが、伝説の軍神マースの剣を抜こうとしているようです」



「アーサー・・」と父が一言。

下でロープを引くケイ。上に上がって行くアーサー。



それを見て男が、ダメだね!



振り返るレオンテストマーリン。
始まったばかりさとマーリン。
「木が耐えられない、彼は剣を得られまい」と男。
「あっち行け」とマーリン

やっと登ったアーサー。
「休まずすすめ!」と励ますケイ

「あなたは私たちの目的は王を守ることだと言ってましたよね?あの岩場、あなたは彼を死に向かわせているのでは無いですか?もし、剣を得られるものとしても、成し遂げられないのでは?」とレオンティス。
とマーリンは「出来る。ねばらない。元も子もない」
ケイ「もう少しだ近いぞ」

下のおじさんまだ言います。
「時間の無駄だよ。彼には出来ない」それに微笑でかえすマーリン。
「彼はやるさ。そら、皆が伝説の始まりを見にやってきたよ」
伝令の言葉を聞いて皆が集まってきています。

上では、やっと剣が目の前に、でも、これ以上先には足がかりがありません。流水に流されて落ちるよりは・・・アーサーは剣に飛びつきます。



水しぶきを浴びながら、足がかりを得て、力任せに抜こうとするアーサー。



念を送るマーリン。
「専念するんだ集中するんだアーサー。必要なのは力と知能」
力を込めて抜こうとするアーサー。下では、かすかにクビを振るマーリン。

Stop pulling at me and start pushing yourself.

マーリンの一言。アーサーは柄を持って押し込みます。



剣はするんと一端岩に刺さり、抜けました。
そうだ!と小声で囁くマーリン。



場所がわるいですねぇ。引き抜いた勢いで、体勢を崩し、一度岩にあたりそのまま滝つぼに落ちるアーサー。



走るレオンティス。剣を拾い、気を失ったアーサーを水面に。


「やったな!」マーリンはのろしを上げるように指示します。
「新しい王が立ったと知らせろ、全ての人にだ」

王城から、のろしを見たロットは「嘘だ!」信じられない風。



モーガンは「こののろしを見た者が全て彼の為に戦うわ」
「それを解らないとでも思うのか?」とロット。
「彼が今朝、城を出たのはこのためよ!お前は何ておろかな奴!」詰るモーガン。
「私にそんな口を聞くな!」とモーガンを捕まえ打ち付け陵辱しようとしますが、気が変ります。



アーサーを手当てするケイたち。
「彼の為に体力を温存すべきだ。一晩中だれかが、彼の傍についている、気がついたら知らせるから」マーリン。
「どうにかして、あなたにはpowerがあるわ」と王妃
「いや、出来ない」魔力のあるというよりも科学的なソーサラーなんですね。きっと。

荒野、ロットはモーガンを縛りました。
「お前は賢いでも、お前とは遊べないな」



「放せ!」
「お前の城(ウーサーの王城)は頂いた。私を操れると思ったのだろうが、もう終わりだ」とロッ


「お前がウーサーの私生児を放置して置くからだ」とモーガン。
「君には我々の同盟について考えるべきだし、偽りの力についてもね。明日話をしよう。狼がおまえを奪わなかったらね」そういって立ち去ります。
夕闇に、狼の声が・・・

「捜していたのよ」と闇に向かって話しかけるモーガン。「来なかったのね」
「彼が悪いの・・・」
「誰ですって?」
「かれがよ・・」闇の声


翌朝目覚めるアーサー



痛みにうなる。
「ハロー君は落ちたんだ」とマーリン
「僕はやったんだよね?」
「君がやったんだよ」と剣を見せるマーリン。「君は並み外れている」

翌朝、ロットがモーガンの元へ
「お互いにお互いの事を理解できたな?」



「ええ」
「良い子だ」
「あいつが神の剣を抜いた。世の人々は彼に傾ぐ。私は彼に5つの夜明けを与えた。でも、彼は私を出し抜くこうと考えた。私は耐えられない。我々は今日攻撃を掛ける。さ、もし君が幸運なら、私の馬にのせてにつれて帰ろう」

「どうして僕は死ななかったのだろう?」とアーサー。
「それはウーサーの血とエクターの教育の賜物だろう。そして君は知恵を持っている」
マーリンがアーサーの支度を手伝います。
「でも、君がたしか、引くではなく押すって話を・・どうしてそれを知ってたの?それがなければ・・君があそこに剣を置いて、伝説を作った・・剣は昔からあそこにあった。誰も知らないぐらい長いこと・・あなたは予期していた」
「頭を打ったんだよ・・君は」とマーリン。

そこにエクター卿。
「神よ!」抱きしめます。うなり声のアーサー
「さ、皆が待ってるよ」マーリン
「だれが?」訝しげるアーサー。広間では、あちこちから人が集まってきています。
「みなの前で戴冠式を執り行わなくてはね」とマーリン。
「今、私に王冠を望むの?」とアーサー
「皆がそうすべきだと思っている。王になるべきだろう」とマーリン。

そこに、モーガンが顔を見せます。。
マーリンが私が相手をしようと言います。
「警告に来たのよ、ロットが剣の事を知ったわ。猶予は無いわ。彼は挙兵したわ」とマーリンに告げるモーガン。
「何故それを告げに?」
マーリンがモーガンに触れると昨夜の出来事を感知します。

「マーリンが剣を持ってきたぞ」諸侯は盛り上がってます。
「ブリティンの王たちの同盟を誓う。今日神の剣が抜かれた」

そして司教の前で戴冠式。



「人々の王国、みなの王であることを誇りに思う」とアーサー王。
パーティに突入して祝賀ムード、人々の中に、あの浜辺で出会った少女が居ます。
片思いのアーサー王が、声を掛け、王たる人にグエネビアがやっと名乗ってくれます。
「あんな事を言う王は知らないわ」とグエネヴィア。
「良かった?」・・やっぱり天然・・



マーリンがグエネビアを警戒しています。

「未来はきっときれいね」グエネヴィア。
絶壁に立ってじゃれているとレオンテスがやってきます。
「レオンティス!グエネビアにあったことが有る?」とアーサー。
「いや、お互い良く知っているんだ。とても以前から。子供の頃から友だよ。彼女は僕の婚約者なんだ」とレオンティス。



ショックを受けるアーサー。
雷がなります(笑
「それは素敵だ、おめでとう!」と横恋慕になったアーサー。
「ありがとう。彼女を捜していたんだ」とレオンティス
目の前でキスされちゃ、王様たまらない(笑
「君ってラッキーだね。彼は僕を助けてくれたんだ。楽しんで」

ああ、だからマーリンは警戒していたんですね。

広間に戻るアーサーは、人々の中に、母を惨殺したロットの部下を見つけます。



「奴らが居る!」ケイが直ぐ反応します。マーリンが「王を囲め。彼を守るんだ」
レオンティスも直ぐ合流。

ロットが堂々と入場。



それを見つけたエクター、打ち込みます。



「長生きしたいのなら私の前から失せろ」とロット。「お前が誰だか知らないが」

「俺はお前に妻を殺された男だ」とエクター
「で?」はぁ?状態のロット。
「名前を知っているか?」とエクター
「誰の?」
「お前が刺し殺した女のだ!」
「いや、女が死んだだけのことだろ」

打ち合い、剣を落としてしまうパパ。

う・・まだ、お若いので、こんなにとろいはずは無いショーン@エクター
クラリッサの時のショーンビーンとのソードプレーは、実に堅実ですばやかったです。

ロットは剣を投げてエクターに拾わせ、視線が外れた隙に槍でパパの腹を突きます。



「立ち上がれ!そら、彼女と楽しめよ」とロット。
パパは立ち上がり、形相をかえて握り締めた自分の腹に刺さった槍。
槍はエクター卿の体を貫きますが、エクターは相手を睨みつけ、一歩一歩前に出て行きます。
不甲斐なくもエクター卿を凝視して、エクター卿が護身用の短剣を握った事に気がつかなかったロット。
そしてパパは護身用の短剣でロットの後ろ首に剣を一突き。



ケイが父を捜しています。倒れている二人をみつけます。
マーリンが「中庭に遺体を運べ。そしてKing ロットが討たれたと告げよ」
パパの最後の一言はアーサーとケイに向けてのI love youでした。



戦いの中、ホールの落ちた王冠を拾うモーガン。
「私は男と同盟を持とうとした。でも、彼は悪。わたしの前には良い男が居ない。でも私は取るべき別の道を見つけた」とモーガン。
「どうしてその方法を取る必要があったの?あなたにはあなたの居城を提供します。私の庇護の下。あなたが警告してくれたお礼に。反目する必要はないです。一緒に国の為に協力できるはずです」とアーサー。
「お互いに、我々は一緒には居られない・・お前には何も無い。全て私のものだ」とモーガン

「あの夜何を見た?」とモーガンに問うマーリン。
「私はそいつを知っている。近づいてはいけない。そいつと何も共にしてはならない」とマーリン
警告を無視するモーガン。

夜、森の中で、待ち受けるモーガン。
牙を剥く狼。
「もっと必要よ・・・」




という事で大好きなショーンパートウィ@エクター卿と、ジェームスピュアフォイ@ロット王のお二人は刺し違えてお亡くなりに・・・

う~ん。モーガンとロットは結婚してガヴェイン以下3人の円卓の騎士を・・あれ?違ったかい???
記憶がぁ・・・凹

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Camelot #101

2011-12-09 | TV Series


王を訪ねる女・・ウーサー王が出向くとそこにはモーガン。



「お父さん。。まだあの女生きてたのね」とイグレイン王妃を見て露骨に嫌な顔をするモーガン。
「お前の母だろう?」と殴る王。
「歓迎しないモーガン。さよならだ。イグレイン。彼女に近づくな」とウーサー。



森を走り抜ける男

宴では少女がクスリを調合しています。スープにそれを盛り、様子を見ています。
男がそこから杯に、それを王の元へ。
一口、二口ウーサーは苦しみだします。そして、倒れこみます。



森を走り、城についたマーリンは王に近づき、
「あなたはじき死ぬでしょう。あなたへの毒は強力です。これを握って。ブリティンと男の子は・・」王にペンを握らせてサインをさせるマーリン。



王のペンドラゴンの指輪を取るマーリン
「ご臨終です」

少女に化けていたのはモーガンでした。父を毒殺して満足げなモーガン。王国の跡取りはモーガンただ一人。

タイトルロールはこちら



森で少女と戯れるアーサー。そこに兄ケイ。
「服を着るんだ、客だ」



父母の元にはマーリンが。



パパ!!ショーンパートウィだぁ!!

「彼はマーリン。歓迎はしないわ」とママ
王の死を告げ、アーサーに君は王のこだからと・・・
「いや私の両親はここにいる。そうでしょ?」
当惑気味のアーサーに、父エクターは静かに答えます。
「いや彼の言うことは真実だよアーサー。君はここに生後1週間で来た。我々は後見をすると誓った」

「ドアは開いています領主さま」モーガン
「お前が呼び出し主か?」と男
「私はウーサーの娘モーガンペンドラゴン」
「私の部下は話し合うよりも先にウーサーの忠実な部下を殺す。何故、私を呼びつけた?」
「同盟を結びたくて」
「だれと?」
「私よ」
大笑いするキングロット。でも利発なモーガンに興味を引かれるロット

一方エクター卿の家。
「ウーサーペンドラゴンを知っている。彼が死に際に傍に居た。そしてこの書類に彼自身がサインした。君の出生証明書だ。そして彼の指輪。君のだ。君が生まれたとき、私が取り上げて、ここへ連れてきた。君は王の血を引く、でもウーサーはバーバリアン(野蛮人)だ。君をここに置くことは君のためだ。エクターに相談して君を育て、教育してもらった。
彼は君を安全に匿うと約束した。君はじつに良く育った。・・・良すぎたかな」とマーリン。
「何故私が必要だ」アーサー
「全てが時の支配にある」マーリン

アーサーは迷っています。兄のケイに相談します。
「何も変ってはいなさ」とケイ。「君は僕の弟のままだし、直ぐ激昂するし」
「僕は如何したら良いだろう?ここは僕の家だし、去りたくない」アーサー
「良いオファーだと思うよ。戦いを無くすために。皆がそれを望んでいる。
君はリーダーになるよりも女の子を取るのかい?きみの運命だよ。もし僕だったら、行くよ」とケイ
アーサーは支度をしてマーリンの元へやってきます。
「お前を信じたわけじゃないけど、見て見たいんだ自分の目で」とアーサー。

母も息子も父も、お互いを確かめ合って、「この子を守ってね」とマーリンに
パパは息子に「教えてきた事を忘れるな、頭を使え」と
「こんなに良い父を持った息子は居ない」とアーサー。
パパに、兄が必要だから一緒に来て欲しいと。「ええ、そうして」とママ。



ぶらこんアーサー君ですね。
「時間だよ」とマーリン

ロードロットと契るモーガン。



サディスティックなお姫様にひっかかれたずる賢い諸侯!!!似合ってる(笑

「私がただ一人のウーサーの血を引くもの」
伝令がやってきます。
「マーリンからの伝言です。古キャメロット城のウーサーの息子の元へ集まるようにと」
「ウーサーの息子?」
「伝令を頼まれただけなので」
「彼に息子が居たのか?」とロット
「マーリンの策略ね付き合ってあげようじゃないの」とモーガン。


夜マーリンに自分の産まれた経緯を聞くアーサー。
「父はアーサー。母はイグレインでライバルのデュークコーンウォールの妻だ。ウーサーは彼の軍力を打てずに居た。私は手法を替えて・・私は、コンウォールとウーサーを魔法で変えて、妻のイグレインの元に一夜だけ通わせた」
「それじゃ私を得る為に、魔法で強姦させたと?」当惑するアーサー。
「生まれた子を母から引き離した。王国はリーダーが必要だ。彼らがやってくる前に、いつも私はあなたの見方で居よう。君は希望と信頼で土地を治めなくてはならない。君ならできる。私を信じるんだアーサー」

森で襲われたアーサー。



兵を殺してしまいます。ロットの兵で既に戦いは始まってしまったようです。
キャメロットにつきました。



「荒廃してる」アーサー



「ローマ人が立てたからな。ここから未来を築くんだここは強固なポジションだ」とマーリン。
「兵も武器も無くて?従者も・・金があるのか?」とアーサー
「これから戦うんだ。人々は待っている」とマーリン
不安になるアーサー。寡黙なケイ。

「ここがキャメロットの大広間」とマーリンが案内します。
屋根落ちてるし・・



そこに兵たちが集まってきます。
「あなたの父君は偉大な指導者でした。かつての部下たちは息子で有るアーサーにも忠義を誓います」とレオンティス



「父王と関係なく全てにおいて君が試される。これからが試練だ。そうそう、言い忘れた、君の姉・・異母姉が居る」マーリン
キャメロットへ繰り出すロッツとモーガン。
城内へ。
若きアーサーの脇にはケン。「あれが君の姉上だ」と囁く。



「正直なところ、私も信じられないでも、マーリンが・・二人で協力してウーサーの・・」と言うアーサーをさえぎり、モーガンが言い放ちます。
「あなたは私の父を知らないでしょ。詐称するにも不十分ね。あなたは王の血筋じゃないわ、普通の人。あのソーサーラーに幾らで約束したの?」とモーガン。



「かれは私に何も約束していませんよ」と人の良いアーサー。
静かに成り行きを見守るマーリン。

そのマーリンに近寄り凄むモーガン
「どうしてこんな事を私に仕掛けるの」
「事は個人的なことじゃありません。国のことです」マーリン
「私は正当な生まれよ」
そこに王妃



「あなたは子供を産んだ事が無いはずよ!」とモーガン
「私はこの事を誰にも言わなかったわ」
「こいつは他の男との私生児でしょ!私の父との子じゃなく。解っているわ」モーガン

「この子は彼が生まれたときにあなたから奪った子ではないと思いますか?」とマーリン。
「いいえ、この子よこの子はウーサーの息子そして私の息子」王妃が宣言します。
「くだらない」とロットは出て行きます。
「これで終わったと思わないで」と凄んで退出するモーガン。
マーリンがにへらと微笑みます。

夜、アーサーと母イグレインの会話。
「マーリンが話してくれた、ウーサーの顔をデュークコンウォルに変えて・・そんな事ありえない」とアーサー
「いいえ、そうじゃないわ。私は彼だと夫だと思った。でも一瞬ウーサーを見たわ」とイグレイン王妃。
「でもウーサーの妻になりたかったわけじゃないでしょ?」とアーサー。
「でもあの日ウーサーと私は一緒に、彼の意志でデュークは死んだわ。征服軍事的指導者は犠牲者の妻を主張することができます。私は生き延びてラッキーだったのよ」
「でも、あなたは僕を身ごもった、そして僕を・・」アーサー
「マーリンは私の腕からあなたを取り上げた」王妃
「僕の事は考えなかった?」
「私が目覚めるといつも考えるのはあなたの事、男の子を見るといつもあなたかと・・あなたの行方を捜すのは禁じられていたの・・ごめんなさいね」イグレイン。

眠りにつくアーサー。
「彼女は誰?」マーリンの声に目覚めるアーサー
「ここで何してるの?!」
「彼女は誰?」
「解らないよ」
ケイが部屋に、「アーサー!君が見たほうが良い」
城の周りに兵が集結しています。



「皆あなたの為に」ケイ



「恐れるな、豪快に話せ彼らの王として」マーリンが広間に先導しながら、アドバイス。
「何も心配しなくて良いね?我々にはヴィジョンがある。僕は王になる。何もかも巧くいってる。コレも運命だよね、保障されているんだよね?」
「いや」
「え?いや?」惑うアーサー。
「もし君が死んだらヴィジョンは変る、運命は始まったばかりだ。運命は勝者に有る」

諸侯がキャメロットのホールに集まっています。モーガンもロットも居ます。殆どの物は歓迎ムードです。

迫力はもう、ピュアフォイさんの方がはるか上(笑

手を挙げて歓声を鎮めるロット。
モーガンが前に出て、



「この後、同じ事は無い今。去るが良い、お前の人生をすくうために、留まれば全てにおいて敗れ去るだろう。数で負けてる。魔法使いの傀儡になるな。お家へ帰りなさい」
「話せ、髭の無い私生児よ」とロット周囲が笑います。警戒するレオンティス



雰囲気に飲まれそうなアーサー。
「お前は私の領地の私のホールに立っている。敬意を示すべきだ。私はウーサーの王位の真合法な継承者。私にあなたの忠誠を誓約するか、でなければ苦しむ。解るかな?髭ズラの馬鹿者よ」とアーサー
「お気の毒に」とつぶやくモーガン
「彼を連れてこい」男が引きづられてやってきます。
「これは私の息子だ、長子だ。そしてお前が殺した。二人のよそ者が森で過日。他の男が終始見ていた」とロット。

「彼は私を攻撃した」気おされているアーサー。
一人の婦人が連れてこられます。それは育ての母エクター卿の妻でした。
ロッツは剣を抜き、へクター卿の妻の後ろクビに剣を当てます。



慌てて走り出そうとするアーサー。引き止めるケンとマーリン。
お母さん!アーサーの叫び声。容赦はありません。走りよる、ケンとアーサー。



「もう止められないぞ」とマーリン
「私は冷血動物ではない、弔いに5つの夜明けをやろう、そして立ち去るが良い」とロット
「去らば更に撲殺する」捨て台詞を吐いて退場するロット。
「奴を捕まえて」アーサー
「シー」とマーリンが、叫ぶアーサーを静めます。何度もソリーと囁きながら。

★★

主なエピソードだけ、書き出しました。久しぶりに見たショーンパートウィさんです。
この前は、多分チューダースだったと思う。
アーサー王伝説そのままに、俳優さんの顔見世的な第1話です。
ピュアフォイさんで驚き、ショーンで驚き、そして、ウィンチェスター君で驚き(笑
好みの俳優がたっぷりで嬉しい。
モーガンも美人だし。
そういえば、グエネビア・・ガヴェインもまだですね。思ったよりもケイがかっこよくて嬉しかったなぁ♪

次ぎ102は何時になるか解らないけど・・・

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Crusoe 107 Bad Blood

2010-09-24 | TV Series
朝まだ、眠るクルーソーを打つフライデー。
マジです・・・「反逆者め!妬んでやる。復讐してやる!」フライデーは目が据わっています。



先日仕掛けたばかりの罠にかかって檻に中刷りになったフライデー。
「罠が完成して無くてよかったね。明日にも毒針を仕掛けるつもりだった」とクルーソー



「殺してやる!」本気で叫びます。
「ゲームはおしまいだよフライデー。熱でもあるのか?」いぶかしむクルーソー。
フライデーの肩に牙の噛み跡を発見します。



「毒?蛇にかまれたか?」
「白状したなクルーソー毒を使ったのか?」とフライデー、夢の中の住人です。
「蛇に噛まれたならどんな薬を・・さて?」
「ワイリースネーク。地獄の蛇さ」とフライデー
「話してくれ」
「お前は敵だ!」
「俺が助けてやる」とクルーソー。

薬を得る為に、オリバーの居る反乱船のキャンプにやってきます。



オリバーに見つかります。
「薬は今無いの。手遅れよ」
「頼むから見てやって欲しい、何でもあげるから」とフライデー。
フライデーはぶつぶつ吊るしかごの中で言っています。
「彼のうなされたような言葉は、どこかで聞いたことあるわ」とオリバー。
「ああ、パラダイスロストさ。以前彼によんであげたことがある」
「ミルトンの?」とオリバー

なにこれと落ちていた葉っぱの中には。蜂の巣。
「ああ、あなたの友達は蛇に噛まれたのじゃなく、スズメバチに刺されたのよ」
不審がるクルーソー「でも2箇所傷が・・」呆れ顔のオリバーが、「2匹に刺されたのよ」

「キャンプに帰って何の植物が有効か本を見なくては」とオリバー。



キャンプで、本から解毒剤になる植物を見つけ、ジャングルで植物を探します。
「私はこれをここで見たことがないんだけど、知ってる?」とオリバー
「これなら、いわばで見たことがある」と案内するクルーソー。



そしてその植物を岩陰に見つける二人。岩の合間に花は遠くロープを使ってどうにか採取。

幻覚の度合いが高くなるフライデー。
自分の廻り中虫が這いずり回り、クルーソーへの憎しみは度を増します。


いわばで、クルーソーの体に結び付けていたロープの先の枯れ木の幹がもげてしまい岩場に、取り残されるクルーソー。
ハングオーバーしている岩場・・「昇れない・・」とクルーソー。



オリビアは自分の胸に蒔いていたさらしを取り、クルーソーに届けと下げますが、短い。
でも、これこれ以上服を脱げない・・・えっと・・脱いじゃった。ぜ~んぶ。
それらを繋げてクルーソーに投げます。
やっと上がって来たクルーソー。



「見ないで!」
あわわ・・

回想

奥様が「どうして、反乱軍にあなたの名前があるの?ジェフリー判事がいってたわ!」
「わかっている。かれはアビゲイルファーナムを生きたまま火刑にした。反乱軍はブリッジウオーターにいる」
「あなたは帰って来てはダメよ」と奥様
「私は彼らと行動を共にしてはいない。約束もたがえない。それを君に知ってもらいたくて。子供を頼む。君の実家に帰るんだ」とロビン
「彼は私たちを家族とは思ってないわ。私はあなたのものよ」
「どうしたら良いんだろう?」とロビン。
「どうにかするわ、信じて」と奥様

実家を訪ねるクルーソー。慌てて館の窓を閉ざす父ジェームス。



「迷惑をかけたくなかったのですが・・」ロビン
「何を言っているんだ!」と父



「スザンナはMr Blackthornのところへ行きました」とロビン
「良いことだ・・」と父



「私はどこかに船出しようと思っているます。今夜・・またお会いできます」とロビン。
当惑する父。
「スザンナは許してくれるでしょう。安全にロンドンに帰ってこれるようになったら戻ります」
「これを・・」そういって、父は聖書を渡します。



「あなたの大切な・・」とロビン
「そう、家族の歴史が書き込まれている。もし、自分を見失ったら、これに君が何者か書いてある。お前は私の息子だ!」と父ジェームス。



「ええ、何時もそうありつづけます」
「忘れるな」
「あなたは?」
「私は家に居るよ。自分の税金を払わなくちゃな・・」



やっと解毒用の植物を手に、木の家に帰ると、フライデーは脱獄していました。
挙句に、妄想は度をまし、木上から二人を狙います。



「よかったまだ生きてたわ」とオリバー。
二人は薬を作リはじめます。フライデーは高熱で、木から落ちるようにおちます。
ミルトンの本の上でざくざく植物を切るオリバー。
「ミルトンのファンじゃないんだね」とクルーソー。
「うぬぼれた豚だわ」
「彼は立派な詩人だよ。どのぐらい葉っぱを煮るの?」
「形がなくなるまで」
虚ろなフライデーが、クルーソーを撃とうと、木下をふらふらしながらやってきます。

MrBlackthornが船を用意していました。
「君はラッキーだよ。ロビン」そういうも、何か企みがありそうなBlackthorn。そして、船出。

フライデーを吹き矢で気を失わせて、薬で・・と計画しているのに、新しくフライデーによってかけられた罠にはまるクルーソー。

そして目の前には弓を番えたフライデー。オリバーがやってくると、逃げ出します。
「ここに居たらきっとフライデーは帰ってくるわ」とオリビア
「でも孤独だった6年、助けてくれたのはフライデーだ。多分とか、もしかするとなんて言葉はダメだ!神は何時も私から愛する人を奪う」
ジャングルに向かってフライデーと叫ぶクルーソー

「フライデーあなたはクルーソーを殺したいのでしょ。出てこないなら私が殺すわ!」とオリビア



フライデーのまえでわざとクルーソを撃つふりをします。
そして、フライデーにはクルーソーがパパに見えます。だめだ!と近寄ったすきに吹き矢でフライデーを眠らせます。



そして煮出した薬を飲ませます。


夕暮れ。フライデーはゆったりと呼吸して眠っています。
スザンナの話をオリビアにするクルーソー。



「ありがとうオリビア」
「オリバーよ」



目覚めるフライデー。
「おれ、幻覚を見てたのかな?女性が森を歩いてる・・」
「ファンタジーだね」とクルーソー。
コメント (3)
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Crusoe 106 Long Pig

2010-09-21 | TV Series

やっとイノシシを捕まえた二人。



イノシシを運んでいると、フライデーの後にやってきた例の人食土着民たちがやっただろう生贄の死体を見つけます。



「何故彼を食べなかったのだろう?」とクルーソー。
「儀式だったからか、十分にまだ死んでいなかったのかも」とフライデー。
暫らく行くと、儀式のための場所を見つけました。
「彼はきっとココから逃げだしたんです」フライデー。

王党派に襲われるクルーソー。
密告されたせいですね。

隣の土着民がやってきます。再度生贄を連れて。



こいつが土着民のドン。




今度の生贄は白人です。頭に布で覆いをされています。彼のクロスが海岸に落ちます。

さて、相変わらずボートで島を出る計画を話すクルーソー。
フライデーは自殺行為だと揶揄します。
そして、再度やってきた土着民たちが、浜に打ち上げてあるボートを盗もうと・・・でも見張りが隠れていました。
2人の見張りを伸して、さっさと船に乗ろうという折、フライデーは生贄の首かせを見つけます。



かつて自分も首に巻かれていた物です。
「見捨てられない!行かなくちゃ。僕は出港は出来ません!」とフライデー。
ため息をつくクルーソー。そりゃそうだ。仕方ないと足元に十字架を見つけます。



フライデーーはあの自分を贄にしようとした男を見つけ、当時の記憶を思い出し当惑します。
その間にクルーソーは人質を助け出します。



覆いを取ると、それは、スペイン軍のあの1話に出てきた司令官のサンタナさん(笑
ツリーハウスに連れ戻ります。
「俺に殺させてルくれ」とフライデー
「まだダメだ」とクルーソー
サンタナは自分は変ったと言いますが・・
「何があった?」とクルーソー

「スペインに帰る船で、水を補給する為にある島に寄った。そこで狩られたんだ。地獄を見た。でも、ある人とであった。彼は英語を話し、他の言葉も。そして助けてくれて希望を与えてくれた。そして私に信仰を再度甦らせてくれた。助けて欲しい。ナイフとマスケッチャー銃を与えて欲しい。直ぐに動かないと、奴らは気転が早い。に来るぞ」とサンタナ。

二人はとりあえずサンタナをイスに縛り付けておいて、戦いの準備をはじめます。



「彼を殺したい」とフライデー
「ダメだ、彼は嘘をついてない。人は変わるものだ」とクルーソー

サンタナは神に祈っています。
イスの縛りが緩んでいるのを知りにへらと笑います。
「気がよすぎるよ。俺たちを金の為に殺そうとした奴だよ」
「聖人じゃあるまいし。誰だって考え違いをするものさ」とクルーソー
「昔父が言った。名誉を得るために、君は相手を信頼し、相手もそうであろうと思わなくてはならない」

「船が差し押さえられ、乗組員が逮捕されたと・・・」
「荷物はどうなった?」
「忘れるんだロビン。スペインで絞首刑になりたくないだろう」と弟。
「でも君はクルーは安全だと言った!私たちは船の今後の対策を・・」とクルーソー。
「判ってないんだね。これは君の船だよ。そのことは話しあっただろう?」と義弟
「いや同盟を結んだだろう。損失もシェアすると・・」
「彼はシェアするとは言っていないし、私はあなたと契約してるんじゃない。タフリー氏と契約しているんです」



法律に疎い大らかなクルーソー。
にまっと微笑む義弟。法律家共々契約の落ち度を上手く利用しているようです。
契約船はクルーソーの持ち物。そのための融資はしても、損失は購えない。まして融資の免除もない。
多額の借金を抱え、挙句に積荷諸とも船を失いました。拿捕された以上、賠償金を払わなくては、船も荷も乗組員も帰りません。

「父に相談したの、何時家に帰っても良いと言われたわ」とクルーソーの奥様。



「ああ、皆で僕を亡き者にしようとしているからね」
「彼は私の兄弟なのよ」
「そう、法律は彼の側だよ」と今更ながらにはめられたことを悟るクルーソー。

「前に言ったよね。スペイン人を信じるのは蛇を信じるのと同じだって」とフライデー
サンタナが、縄を解いて、銃を持って二人を脅します。
「私は嘘を付いていない!」そう、言って二人を後ろに向かせ何もせず逃げ出します。
「奴はCannnibal(例の土着民)の船を盗む気だ!」とフライデー
「彼は本当の事を言っていたんじゃないか?」とクルーソー
銃を持って、サンタナはCannibalを撃ちに行きます。クルーソーは、寸でのところで止めに入ります。
「どうして止めた」とサンタナ
「自殺行為だから」
「俺は友を助けに行かなくてはならないあの、人食い人種から!」とサンタナ。

木の家に帰って作戦会議。
「お互い信じてなければ作戦は成功しない」とクルーソー。
サンタナはフライデーに謝ります。



「私は、あなたがBaillomが私に寄せている信頼と同じぐらいに、あなたを兄弟だと思っています」そういいました。
「絶対この男を信じてはダメだ!」と言い置いて走り出すフライデー。
「彼になんと言ったの?」とクルーソー
いや・・・べつに・・首をかしげるサンタナ。

そして、処刑される捕虜の元へ確認に行きます。檻にはフライデーのパパが・・

クルーソーの元に返ってくるフライデー。
「その男の言うことは本当だった」
「檻に見に行ったのか?」
「Baillomのことも本当だ」
「彼を知っているのか?」とサンタナ。
こちらがサンタナを助けたフライデーのパパ。



「Baillomは俺の父だ。父は俺が死んでいると思っていた。朝俺が出て夕に家に帰ってこなかったから。君とおなじだクルーソー」と思いつめたフライデー。

救出作戦の準備をして、海岸で拾ったサンタナのクロスを返すクルーソー。




饗宴が終わり処刑場へ連れていかれるパパ。

遠くでドラムの音。
「硝石の匂いだ!儀式が始まったな」とクルーソー



「何の一族なんだ?」とサンタナ
「彼らは一族じゃない。悪魔の手先だ!」とフライデー。



崖の上の儀式場へ急ぐ3人。



上手くパパを奪還しサンタナが船に連れていきます。
今後の対策に走るクルーソー。追っ手が掛かります。
父と別れるフライデー。



「お前は良い友を持った、お互い自分の心に生きている。私はお前を失うことが無い」
目がうるうるのフライデー。

森を走り回る追っ手、船にたどり着いた父とサンタナですが、攻撃を受けてサンタナは頭を殴られ出血しています。

そして土着民リーダーと一騎打ちをするフライデー。恨み重なる奴です。



頭からの出血が酷いサンタナ、必死で船をこぐパパ。

土着民をやっつけたクルーソーとフライデー。
もうじきこの生活も終わりかなと嬉しそう。



そう、サンタナが上手く自分のスペイン艦に生きて戻れれば・・・・


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Crusoe 105 High Water

2010-09-19 | TV Series
山を駆け巡り、イノシシを捕まえようとするクルーソーたち。

「手伝ってくれよ」とナッシュ。「頑張れよ」とアトキンス。
木を切って船のリペア用にするようです。

嵐か台風で木上に引っかかったボートを見つけるクルーソー、それを下ろして脱出用に使うつもりです。




「ロープを使って、スロープを作って・・そして優しく地上に下ろす。そうすればきっと使える!」とクルーソー・
その予定が、ロープが切れてドスンと・・・また骨が・・・ロープにのってました。
その骸骨は拳銃と、コンパスを持ってました。

今日は質問の多いフライデーです。
「イギリスの方向がわかるの?」
「いや、どちらに向かっているのかは判る。だから最寄の港に行って、そこからイギリスに帰る事が出来る」
あの骸骨のコンパスを眺めて、何気なくかまどの近くに置きます。
「なんでボートを彼女って言うの」
「さぁ」



「イングランドは皆良い人ばかり?」
「いや、よい人も悪い人もいる。私の義理の弟サミュエルタフリーはきっと君が見ればきちんとした男だと考えるだろう。良い服を着てマナーも上等だ。そして、疑う理由も無い・・」



「そう、Jeremiah Blackthornは自己管理が出来ていない。私ならもっと上手く運用できる。妹は良い環境で育った」

船を作りながら、思い出すクルーソー。
帆を用意している間に当たって、コンパスが火の中に落ちていました。
フライデーは私のせいだと謝りますが、大丈夫だ君のせいじゃないとクルーソー。

これ無しでは何処へ向かっているのか判らないですねぇ。

それならと、あのイギリス船に上手く紛れ込んでコンパスを頂こうとするクルーソー。
なかなか見つかりません。
奴らに見つかる前に行こうとフライデー。でもコンパスが無いと出港できません。
どうにか見つけます。
そしてテントから出た途端、あの彼女オリバー。
「馬鹿じゃないの?ココで何してるの?」
「イギリスに帰るために、コンパスがいるんだ」とのんきなクルーソー。
「彼はどうするの連れて行くの?高く売れるから?」とオリバー
「彼は僕の奴隷じゃない。同等のものだ。今までで最高の友だ」と褒めるクルーソー
「ごめんなさい知らなかったから・・」

テントを抜け出すクルーソーでも、アトキンスに見つかります。
ジェイコブ亡き後、アトキンスが船を掌握しています。
逃げる二人ですが、このまま追いかけられても、困る。
「まて、木の家に案内するわけには行かない」とクルーソー
「ジャングルならこっちのもんだ」とフライデー
でも、囲まれてしまったようです。



見失ったので、部下にパトロールするように言い残し。



アトキンスは船にもどります。

「私はMr Blackthornのところには行かない」とロビン。上の子はこんなに大きくなってます。



「でもあなたは金持ちじゃないわ。私の弟はお金を儲けるのには才能があるのよ。4000ポンドよ。私の弟を信じても良いと思うわ」と奥様。ほら、下の子も生まれてます。




「それじゃあなたのカリブの冒険に対等なパートナーとして」公証人が契約書を作りました。
「これが契約書です。とても、重要なものです。でも、海賊には通用しませんがね」
「それは・・?」
「プライベートには通商だが、国王の敵に対しては法の適用が違うからね」と弟。



クルーソーが止めるのも聞かず、フライデーは近道したいと山道を下り、途中で滑って滑落します・そして洞窟に落下。その上に太い木が落ちてきます。



気絶するフライデー




慌てて駆けつけるクルーソーです。かなり深い竪穴です。

「よかった、落ちた木の端が岩に掛かってて直撃を避けられたよ。どこか痛いところは?」
「肩が・・・でも動けない・・」
「そうだ、暴徒たちは木を切っていた。のこぎりを持っているはずだ。出来るだけ急いで取ってくる。何処にも行くなよ」と冗談交じり。



クルーソーが斧を取って帰ってくると、水が溜まっています。
「海水だ!」潮が満ちてきたのですね。
出来上がったボートを海の近くの浜に据えてあります。
二人で乗って外海に出る予定でした。

斧で木を砕くクルーソーでも潮の満ちる方が早いです。
「行ってくれ」と言うフライデーですが、斧で助けると頑張るクルーソー
海水がどんどん上げてくるんですが、諦められないクルーソ。
「行ってくれ家族の元へ」
「君は今まで持った事が無いほど大切な友なんだ。助け出す!6年も留守にしてるけど。家族は生き延びているはずだ!」
必死のクルーソ。叫んでもどうにもならない。海水がどんどん上がってくる
行って!行かない!の二人とも頑固。
「ココから出て、一緒にイギリスへ行こう」とクルーソー
「ココから出られたらね・・」



「そうだ!思いついた」
折れてしまった斧の先をもって竪穴を昇るクルーソー。
海岸の絶壁近くの木にロープをかけ、フライデーの上に乗っている木に先を縛り。崖から木を落とします。



重い木を吊り上げました。



立ち上がるフライデー。
肩は痛そうですが、動けます。

二人で慌てて海岸線に走りますが、波にのって少し沖に出たところで、ボートは既にぼろぼろ・・・




イギリス王、ジェームス2ですね。
Rebellion・・謀反ですね。DukeMonmouthが軍を持って王に逆らおうとしています。
さて忠告にくるBlackthorn。
大して啓蒙もされていないロビンを謀反人のスピーチに招いたりしてなぜかBlackthornはロビンには甘言を繰り返します。でも、検事にその名前を告げ・・
「ロビンソークルーソとは?もし彼を守りたいなら、どうして彼の名を知らせたのかね?」
にたぁと笑うBlackthorn。

脱臼した腕を治すクルーソー余りの痛みに睨みつけるフライデー。
「これで少しは私のいう言を聞く気になっただろう?」



「で、何をするんだ?」
「船を作るのは、はなかなか大変だ・・そう、謀反者たちのボートを奪おう」
「そういう意味じゃなく・・なにか見つかるさ」
そういってクルーソーは壊れたコンパスを海に投げ捨てます。
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Crusoe 104 The Mutineers

2010-09-19 | TV Series
戦闘ゲームをしてる二人。
そこに声。

イギリスの旗を掲げる船が沖に停泊して、上陸用のボートで数人が上陸しました。
キャプテンテーラーは反乱にあい、銃で足を撃たれています。
人質はキャプテン以下10名ほど、奥様と娘も一緒です。

反乱を成功させたジェイコブ・ムーアは荒い男です。
海岸にキャンプを張り、木で仮設の檻を作り船長一派を閉じ込めます。
食料と水の確保のための上陸でした。

それを見たクルーソーは捉えられた船長とコンタクトをとります。



「私はクルーソー漂着して島で暮らしていますが、故国イングランドに帰りたいのです。協力します」
船長は当惑しながらも、予想外の味方に喜びます。
「ジェイコブムーアが暴徒のリーダーだ。恐怖で奴に従っている者もいる」と船長。
「何かプランを立てるから、それまではここで休んでいて」とクルーソー。

医者が船長の足の玉を抜くようですが・・怖気づいた医者は助手の若者に仕事を任せます。
傷口にペンチ突っ込んで抜くんですぅ・・・・



上手くジェイコブをおびき出し罠にかけるクルーソー。
船員に呪いの恐怖が走ります。
悪魔め!悪霊がいるんだ!と脅かされた船員がキャンプに帰って訴えます。
でも上の連中は信じません。
うろつきまわるオリバー・・
女性なんですけどね。それに気付いたクルーソーは彼女(オリビア)に近づきます。
自分が上手く立ち回るの必死で、ジェイコブを殺すことも出来ない。
といって逆らう事も出来ないとオリビア。
どうにか良い方法を探そうと彼女の手助けを得る事に成功。

でも、彼女が女であることがノーランにばれてしまいます。
そこは上手く女であることでカヴァーしますが、何時までも生かしておけば後が厄介です。

木の家に帰ってくると、あれこれ考え込むクルーソー。
「良い仲間を見つけたかい」とフライデー
「ああ、イエスでノーだ、そいつは女だった」

また骨を持ってくるフライデー。
「囚人を解放するに、必要なのさ。暴徒は今おびえている、この島に悪魔がいると考えて。このお友達はきっと助けてくれるさ」
「魂は骨と共に眠るんじゃ・・」とクルーソー。
「そうさ、彼らとは話した。魂はたぶん、新しい風景が見たいんだと思うよ。
でもちゃんと元あったところにお返しすると約束したんだ」お茶目なフライデー。
「暴徒はタフだよ。上手く行くかどうか・・」クルーソー
「タフな男はより恐れるさ。ここに来たとき君はどうだった?一人で初めて夕日が沈む時、助けもなく、望みもなく」
そして案山子が出来ました。

ご婦人方が水浴びをしたいと申し出てノーランたちが着いて川まで行きますが、ノーランたちの前にその案山子。
「キャンプに帰るぞ!」と恐れおののく彼らを見て、上手く行ったと喜ぶフライデー。
慌ててキャンプにもどると、川で死霊を見たとノーランたち。
「女を牢に入れておけ」とジェイコブ。
「ここは呪われている、皆呪われてしまう。手遅れにならないうちに、別の島を捜そう!」
あまりの慌てぶりに、ジェイコブも島を出る事にします。



フライデーとクルーソーの二人は次の仕掛け作りに移ります。

回想シーン。
赤ちゃんの洗礼式。
幸せそうなクルーソーを見つめるパパジェームス。



そして、奥様・・何かを予感するような暗さが漂っています。




オリバーはノーランを誘って、薬草を集めに行きます。
ノーランは既に悪霊のたたりを恐れて、落ち着きがありません。
オリバーが葉っぱを奨めます。
「これを噛んで、落ち着くわ」とオリバー
「どうすれば落ち着くか俺は知ってる」とオリバーが女だと知っているノーラン。
女性だと判っていますが、そうでなければ、ほぼ、BL状態。
ノーランが喉を詰まらせています。オリバーが奨めた葉っぱは何か毒があるようで、喉を押さえて苦しんでいます。
ジェイコブに問われて、オリバーは何故か判らないといいます。
「医者は何処に?」とジェイコブ。
「彼は船に戻ってます」と部下
「弟をどうにかしてくれ」とオリバーに頼むジェイコブ。
「とりあえず気道を確保しなくては、でもとても危ないので保障はないです」
と断わって、気道の確保の用意を・・・

気道確保の為に喉に穴をあけます。
麻酔とかまるで何も無い野戦病院よりもスゲー・・外科手術ですが、間に合いませんでした。
その途中でノーランは死んでしまいます。
ノーランの死を悪魔のせいする部下たち。




次ぎの仕掛けに行きますが、見つかってしまうクルーソー
「さてショーを始めよう。
ココ椰子爆弾を投げつけるくクルーソー。うまく立ち回って、キャプテンを檻から出します。
「忘れられていたかと思ったよ」とキャプテン。
友を助けに行きますが必ず戻ってきます。とクルーソー
副官のランカスターに、囚われていた男たちの手錠を外させます。

ジェイコブが気がつきました。
「囚人が逃げたぞ!」
ジェイコブの副官(アトキンス)が女性を人質に取ります。

ジェイコブとアトキンスは表面上は、上手くなっていますが、ずる賢いアトキンスを嫌うジェイコブ。
「まず初めに女性二人を助けよう」そういって強行突破のクルーソー。
女性二人を木の家に連れて行く事に。フライデーが連れてジャングルに入り、木の家に向かいます。

また捕虜に逃げられて自分の部下の中に協力者がいることを知るジェイコブ。
奥様黒人に偏見があります。フライデーを信じてません。



「追っ手が掛かっている急ぐんだ」とフライデー

ジャングルに入ったらしい犯人の後を付けるジェイコブ。
それを迎え撃つフライデー。荒くれ暴徒をやっつけます。

船に荷を積む為に、船は岸に出来るだけ近寄っています。船はアトキンスが動かしています。



そこにクルーソーが荷物に紛れて乗り込み。アトキンスと剣を抜いて一騎打ち。



船をオリバーに任せてクルーソーに向かうアトキンスですが、オリバーは上手く舵を回く回せません。船は軽く岩にあたり、座礁。
船が座礁したショックで窮地に立つクルーソー・・諦めて海に飛び込みます。
岸に泳ぎ着いて、沖合いの船を見つめるクルーソー。



またお嬢さんたちは人質に。
皆は荷を纏めて船に戻ります。

クルーソーはまたチャンスを逸しました。
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Crusoe 103 Sacrifice

2010-09-04 | TV Series
フライデーは夢を見ます。
女性が、フライデーの前を通り過ぎ、海岸へ、フライデーは付いていきますが、その彼を無視して海岸に着くと、沖を指差し、フライデーを振り返り・・見つめます・・う?骸骨です。




翌朝。
水源がかれているのを知り。クルーソーとフライデーは岩清水の噴出孔へやってきます。



クルーソーが手を入れて入り口に詰まっている物を掻き出したときに、結婚指輪をなくしてしまいます。



ショックを受けるクルーソー。
きっと中に落ちているんだろう。入り口を広げて中を見たらあるだろうと、竹で爆弾を作ります。
爆薬を仕掛けると、フライデーが慌てて逃げ出します。
「大丈夫走らなくても、滑るから危ない」とクルーソーが笑います。
でも、フライデーが指差す先には、噴出孔の脇にクルーソーが置き忘れた爆薬の入った小さな樽。



あ~あ。二人で慌てて走りだします(笑




水が勢いよく出て、変な箱が噴出してきます。これが詰まっていたのかもしれません。




爆破で出来た穴に入ると、中は空洞で、絵が描かれた洞窟担っていました。水は殆どありません。
どこかで新しい水脈を見つけなくてはなりません。

あの夢の女の顔が忘れられないフライデー
「彼女は何かが言いたかったんだと思う。そしてこのボックスを見つけた」とかなりしつこい。
「夢だよ!フライディ」と笑うクルーソー。
必死でフライデーは意味があることだと説得します。
二人で箱を開けると、中には頭蓋骨。



考え込むフライデー。
(彷徨える魂を、どうしたら良いんだろう)
「雨水を集めなくちゃこのタルが良いな」と海岸をうろつくクルーソー。
漂着の半分埋まった樽を掘り起こします。
フライデーはあの夢が気になって仕方がないようで、とむらいをはじめます。

さて、水の出た岩場でクルーソーは失ったウエディングリング捜しです。
まるで砂金を探しているようです。日永一日やっても見つかりません。

クルーソーは思い出しています。白く指輪の跡を見つめながら。幸せだった日々。



結婚式。







ついでにパパジェームスも載せておこう。



彼女の父親にはじめて会った時のこと。
「戦争があり、若い軍人は皆借り出される。うちの娘は良い選択をしたようだ」



「私は役人ではなく商人です」とクルーソー
「ああ、判っている。何が望みかね?」
「スザンナです」
「私は君を排除するだろう。家族とは縁を切って新しい友を作らねばならない」ギスギスした言い方です。



「ええ、サーでも、私は誓ってスザンナに1ペニーも望んではいません。彼女の安全の為に、信頼して頂きたい」

洞窟の中に入ったフライデー唸り声が聞こえるクルーソー
フライデーは、壁画にはストーリーがあると。
「ナイフに高僧。私は彼女の魂を鎮め無くてはならない。なぞを解かなくてはならない」
箱とその頭蓋骨をもって、洞窟に篭るフライデー。
指輪はとりあえず諦めて、洞窟にやってくるクルーソー。フライデーの手助けをしに。
山の奥の通路から動物の唸り声が聞こえ二人は奥に進むことに。

ロンドン、金持ちのBlackthroneと町をに行くロビン。
「王が金曜日に寝込んだのは聞いたかね?」とBlackthrone
「それが何か?」とロビン。
「ローンを増やすかね?」
「どうしてそんなに私に気をかけるのです?私には何もお返しするものが無いのに」
「私には家族がいない。君とはよい友でいたい」
王が死んだ!!ふれて走る人。
教会の鐘が鳴ります。


洞窟の奥に進むと、細い橋が谷間に掛かっています・・水路のようです。



「他の道を探そうか?」とクルーソー
「いいえ、このまま進みましょう」とフライデー。



崩れそうな石橋をやっと渡ると、そこはジャングルの中です。



水源と神殿のようでした。
そこに祭壇の様なもの。
そこではじめて箱がキーになっているのを悟ります。
二人でキーをはめ込む作業に。



急いでキーをはめ込むと、水圧で上部が開きます。



こじ開けると、そこには頭蓋の無い体の骨が一対。
昔、贄にされたのでしょうか?

その、骨をかき集めて、袋に詰め込み、振り返ると野犬が取り囲んでいます。



野犬を交しながら、洞窟にかけもどります。
あの橋。ヒビが入っているのですが、渡らないと犬にやられてしまいます。
崩れ落ちる橋を、やっとのことで、渡りはじめの爆破した洞窟から抜け出します。
ワンコが一匹だけ追ってきましたが、洞窟が崩れてワンコも必死。

二人は犬に追い立てられるように、フライデーの夢にあった海岸にでて、かき集めた骨を海に投げ返します。



海に沈む一体の遺骨。ワンコはその途端、納得したのか、帰って行きます。

そして
清水も綺麗になり、また溜まりだします。一安心。
木の家の貯水タンクから、カチーンと音がして、クルーソーの結婚指輪が水受けに落ちました。



あの彼女のお礼でしょうか?





少しずつ思い出として語られる過去。結婚して幸せなはずの商人のクルーソーが何故船出して難破してしまったのか・・・
そして小さな島でのエピソードが連なります。
フィリップ君の微笑みは素敵ですが、なんだか豆ちゃんはイマイチ精彩のない役で・・悲しい。

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Crusoe 101 Rum 102 Gunpowder

2010-09-03 | TV Series
どうも、表題からすると、勘違いをしていたようです。
1と2が長い前後編だったようで、ドコで切れているのか判りません。
ラムと火薬が多分一緒に納まっているのでしょう。
訂正いたします。

船が座礁して海岸に打ち上げられる男。
何も無い島です。

再構築不可能な夢、でも私は生きている。
私はロビンソークルーソー。




その日、私は準備をした。決して諦めたりはしない
私は、摂理が私をまだ放棄していないと確信しています。

「船だ!」
クルーソーは船を見つけます。船には英国の旗。



「Dundee!来い!」こちらわんこのダンディー



クルーソーは木の家に戻るとのろしをあげます。



走って浜辺に向かいます。

船を引き上げるリンチが「パラダイスにようこそ」



走り来るクルーソーを見て、ジュディと呼ばれる女海賊に「おお、旦那が居るよ」
「漂流者ね」とジュディ
「奴が金塊の事を知ってたら?」リンチは部下に命じて、走ってくるクルーソーを威嚇射撃。
「武器は持ってない!」クルーソが叫びます。
「火薬を無駄に使うなこの距離じゃ当たらん、奴を捕まえろ」とリンチ。
逃げ出すクルーソー

ジャングルの中も仕掛けが一杯。



一人が仕掛けられた矢で死にます。
これみてください、仕掛けの後があります。と一人の部下。
気をつけなくては!といってる間に、後ろから来た男が引っかかり吊る下がります。かなり用心していても、引っかかります。

最後の一人は矢で、スペイン語を叫んでます。
傷ついたTibbettsは、「征服者(スペイン)の金がこの島にある。リンチは既にお前に取られたかもと疑っている・・彼は?」
「彼の本当の名前を私が発音できないから、フライデーと・・彼を見つけた日がフライデーだった」クルーソー
こちらフライデー。



「私は彼を召使に仕立てようと思ったんじゃない。何故彼が私にくっ付いているのか判らない」
「野蛮人と友人にはなれんよ」とTibbetts
「かれは野蛮人じゃない、12の言葉を話せるんだ。私が6ヶ月で教えた。私はイングランドに帰りたい。君の船に乗せて欲しい」



「リンチが金を掘り出すまで誰も安全じゃない。君も、君の男も」




一行は島にあるという金を探そうとします。
協力は出来ないというクルーソーですが、フライデーを捕まえてリンチが脅します



フライデーは断崖から飛び降りてかろうじて岩に掴まりがけを上りクルーソーを助けるチャンスをうかがいます。
リンチは部下の老人の背中に描かれた地図を見せ案内を強要しますが、これじゃ判らないとクルーソー。
その地図は、ジュディの父が部下の背中に刺青したそうです。もちろん海賊でした。




僕の父はまだ生きているのでしょうか?遠くに離れてしまって。
「ロビン、君は誇りに思わなくてはならない。私もそうだ」とパパジェームス。



「ええ、何故Mr Blackthornがいるの?」とロビン



「彼は友人で、私たちに必要な人だよ」と深刻そうなパパ。


先回りをいして、クルーソーを助けるべく、ジャングルを駆け巡るフライデー。
海岸線の険しい道を行くクルーソーは隙を見て逃げ出します。
追いかける海賊たち。捕まってしまいます。


ロビンはママのフォトを握り締め、船着場で待っています。パパが待ちなさいと言いおいたので。



パパが中に入っていきます。ロビンは言いつけを破って、後を追いますが、そこは死体置き場。
「女性で30歳以上。。瞳はブラウン髪も・・」とBlaaackthorn・・これかな?と一人の覆いを解く友。
そうでした。愕然として、そして、遺体にすがり付いて泣き崩れる、パパジェームス。



子供には過酷だった、母が死に父が泣くそれをロビンは見てしまった。
それ以降口を利かなくなったロビン。

母の墓前でスザンナに会います。「私のママも死んだのよ」



同じ境遇に、共感し、後に結婚する二人、絶対君の元に帰るよ。スザンナ!





木の家に取って返したフライデー。武装します。

さて、丘に囲まれた川
深さを調べるというクルーソーですが、リンチは逃げられる事を考慮して、部下のLaporteを向かわせます。



少し入ったところで何かが噛んだといいます。
出血してる!
蛇かしら?
いや違う。




そう、ピラニアちゃんですね。驚いたのはおじさんだけじゃございませんよ。ピラニアちゃんだって驚いてます。

後を追うフライデー。なかなか追いつけません。海賊を追うスペインの軍隊が、島に上陸します。



上手く海賊の情報を餌に、船長に取り入ったフライデーは、クルーソーたちの後を追います。
川は危険なので、いかだを組んで渡しました。

「スザンナの父はロンドンでも大層な資産家だ」とジェームズパパ
「僕は資産目当てじゃない」とロビン
「それはフェアだね。お前の貧乏な年老いた父に廻してくれ」と冗談半分のパパ。
「ママが死んだときも君を養子に欲しがっていたよ。彼から資金を得て部屋を借りたら良い」とパパ。
「今も彼は僕を養子にしたいと思ってるの?」ロビン。
「いや、これはビジネスの話だよ」




さて、地図の記述どおりに、鷹の目でしか見られない、とても深いところにやってきたクルーソー、前は崖、そして滝。
「金はどこだ?」という海賊船長に、あそこと指差し、反対に振り向かせてその間に、滝つぼに飛び込みます。
「奴を追え捕まえるんだ!」
「あんたが行けば・・」とジュディ。
そこにスペイン軍がやってきて銃撃戦。
「なんて厄介な・・」とリンチ。

滝に落ち気を失ったクルーソーをフライデーが助けます。



「誰が撃ってるんだ?」クルーソー
「スペインの護送軍です」とフライデー

掴まった海賊たち。
それを藪から覗くクルーソーたち。
「あれはスペインの護送軍じゃない、Spanish Guard Costaだ、イギリスの海軍を追っている。私が最後の逮捕者になると思う・・さてどうしたものか・・」

気落ちしているクルーソー。
「お気の毒だと思ってます。あなたの失望に」フライデー。
「また別の船が来てチャンスがあるさ。罠を仕掛けなおさなくちゃな。武器も用意して」とクルーソー
「罠は本位じゃないんでしょ?私のためでは?」とフライデー
「そんなことは無いよ」
「隠さずに!あなたのイギリスの旗を見たら、あなたが何かにおびえて、しかも罠が必要だとは思っていないでしょ。大丈夫です私を信じてください。あなたの仲間です。兄弟。私のでは敵を食べます。彼らの神に祈り血を飲みます。私も故郷に帰りたいしあなたもそうでしょう。私たちは大きく異なるけど・・私も帰りたいけど・・うちに帰りたいでしょう?クルーソー」
「ああ」
「私もそうしたい。あなたは私を救ってくれた。私はあなたに誓約した。あなたの行くところに行くと」
「それはただの思い付きだろう?君は自由だよ」とクルーソー
「私を解き放つことは出来ないです。私はあなたの奴隷じゃないですもの」
「ああ、そうだね悪かった」

「私を伯父だとおもってくれ、小さい頃から知っているがもう君は子供じゃない」とBlaaackthorn



「じき結婚しようと思っています」とロビン。
「ああ、おめでとう、君の父上から聞いたよ。君がローンが必要だという事も」
「ええ、そんな計画じゃなかったのですが・・」
「いや、人生は短いロビン。踊っているばかりでは、時間の浪費だどのくらい必要だね。1000かね?後で用意しよう」
「必ずお返しします」とロビン。
「チャージをする余裕があるのかね?」
「チャージによりますが・・」とロビン
「私は何時もGodFatherになりたかった。私は2番目の息子で財産を次ぐ見込みが無かった。でも兄が死んで全てが私の元に転がり込んだ。私が死んだら・・」
「あなたの子息に行くのでしょ?」
「独身男には難しい仕事だね」
「でも以前、どこかの方との間にお子さんがいると聞きました」とロビン。
「それはただの噂話だろう?」

ダンディーがかえってきました。大男を案内して・・凹
気をつけろ!フライデイ!叫ぶロビン。
「見つけたぞ!」
あのスペイン軍です。きっと海賊が金の話をしたのでしょう。




「やぁ。クルーソー君。キャプテンサンタナにタトゥを見せたんだよ」
「我々の金を見つける為に協力してもらえないかね」とサンタナ。
「何故私がそれを知っていると?」クルーソー
「嘘はいけないな」とリンチ。
「何故私たちに協力を?」
「さてね。これは私たちからの提案だよ。受け入れないなら戦だ」

木の家に火をかけますが、クルーソーは上階の飲料水タンクを壊して消化
次々と工夫して道具が武器に変っていきます。

船長と隊長はGive&take。
「金がなければ君たちは自由になれない」
「俺たちパートナーだろう?」
「いや違う。明日金が手に入らなかったら、君たちはスペインの敵だ」

翌朝、
投石器を作ったスパニッシュ。
火薬樽に銅線を付けて爆弾にし、投石器を使って、木の家に打ち上げうようとしています。
クルーソーたちは応戦・・打ち上げの前に焼いた鉄棒(ライフルの玉篭め用)それを、スパニッシュたちが投石器で投げ上げようとする火薬樽めがけて、ライフルで打ち込み爆発させます。




彼らの居た所には大穴。そこに金の大砲(笑




金槐が見つかったとも知らず、慌てふためいてスペインの生き残りは船で帰って行きました。



クルーソーは、こんなものがあるから、不味いんだと、金の大砲を二人で運び、がけから落として海に沈めました。

★★

シリーズの初回なので、長い・・・1時間半ぐらいだったと思います。
既にロビンソンクルーソーが島に漂着してから6年が経っているところからはじまります。
ふんだんに体育会系を披露するフィリップ君。
そして、とても良い相棒のフライデー。
意味深な金持ち役のJeremiah Blackthorn役のサムニール。
元気ないけど、やさしそうなショーンビーンのジェームズパパ。
ロビンの子供の頃の役の子がとってもラブリーな僕で驚きました。


Philip Winchester ... Robinson Crusoe (13 episodes, 2008-2009)
Tongai Arnold Chirisa ... Friday (13 episodes, 2008-2009)

Anna Walton ... Susannah Crusoe (12 episodes, 2008-2009)

Sam Neill ... Jeremiah Blackthorn (12 episodes, 2008-2009)

Mark Dexter ... Samuel Tuffley (8 episodes, 2008-2009)
Mia Maestro ... Olivia (7 episodes, 2008-2009)

Kieran Bew ... Nathan West (6 episodes, 2008-2009)
Elsa Bodle ... Sophie (6 episodes, 2008-2009)
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Rome 112 Kalends of February

2010-05-11 | TV Series
今度はタイタスの劇をやってます。市民に受けてるところがなんともね。
赤毛の隊長もでてきました。
見物していたアティアが「劇も良いけど、当人の方がハンサムだわ」と

入院しているタイタスの顔をスケッチする男。
人気者の二人を闘技場の壁に書くように言い使ったと。
「何故そんなことをする?」
「あなたたちは有名人です。町中に落書きがあるんです。あなたと政務官は友情の象徴です」
病院を脱走するタイタス。ついでに馬も泥棒。
何故???

ルキウスは家族で自分の土地に来ています。神への祈願の儀式ためのようです。
「川までが俺の土地だ。もしかすると町を追放されるかもしれない」
「タイタスプッロを助けた件で?」
「ああ、農民にでもなるか?」

傷ついたタイタスプッロはやっとのことで馬にのり、墓地で落馬・・動けません。



家に帰ったルキウスたちに、妹のリュデが「プッロが病院から逃げて・・行き倒れてここに運ばれてきたわ」と・・奥様たちについていったエイレネがうろたえます。
医者が診ていますが「傷が全て開いてしまっている。もし命拾いをしたら、10日間は絶対安静に」と。
「動かせるようになったら病院へ送り返すよ」とルキウス。余裕で微笑むニオベ。

「ここは?」と目覚めたタイタス
「私の家だ。どうして病院を出た?」とルキウス。
「病院で寝ていたら損でしょ。俺たち有名なんでしょ?歌や芝居になって壁画にまで・・女は有名なやつが好きなんだ」と嬉しそうなプッロ。

こいつはこれで可愛いアホや。

「死んでいたかもしれないんだぞ!女ごときで・・もし、たすかったとしても闘技場行きさ、俺もな」ルキウス。
「シーザーがそんな命令を?」とタイタス
「明日になれば判る。呼ばれているんだ・・それにこんな体で女を抱いたらばらばらになっちまうぞ!」と笑うルキウス。



タイタスも笑います。
台所仕事をするニオベがそんな二人の笑い声に、微笑みます。



娘が「昔みたいね」「そうね、でもお父さん楽しそうよ」とニオベ
庭でタイタスの笑い声を聞き複雑な表情のエイレネ。
皆が寝静まってからナイフを持って2階のタイタスの部屋にやってくるエイレネ。
気がつくタイタス。
「エイレネ、久しぶりだ」
首にナイフを突きつけるエイレネ
「当然だね。もし出来ないなら無理しなくても・・」
躊躇するエイレネ。
そこにニオベ。
「何をしてるの?何を持っているの?」
「話をしていただけです」とタイタス。
「殺したらどうなると?すぐあなただとばれるわ。元奴隷が元主人を殺したら。今後無事に生きていけると思っているの?眠りなさい。忘れましょう」

翌日シーザーの元に出向くルキウス。心配そうに送り出すニオベ。
「タイタスの包帯を替えてあげて」とエイレネに指示します。
「私が?」
「あなたがよ。食事もね」

広場のニュースリーダー。
本日2月1日付で、独裁官シーザーは以下を正式に決定。新たに100人の元老院議員が指名される
明後日2月3日に新たな議員の就任を記念して、祝宴がもようされる。

シーザーはキケロと話し合い中。
運河建設についてです。アントニウスも同席しています。
キケロは先に100名のニューカマー議員を教えて欲しいといいます。
アントニウスがからかいます。
「ガリア人たちだよ。髪が長くて青白い顔をした」
「ジョークだね」
「いやジョークじゃないさ」とシーザー
「ガリア人を元老院に?」キケロ
「長くローマに仕える部族からね」
「それは驚きだ」とキケロ
「おや、時の英雄のご登場だ」とアントニウス。
そこにはルキウス。



「さて、私はどうするべきか・・お前は私の命に背き、法の裁きを妨害した。それは犯罪であり、裏切りだ」



「心から謝罪します」
「困ったよ。本来なら処刑すべきだが、民衆はお前とプッロを英雄として称えている。お前を罰すれば民衆は激しく怒るだろう。それは避けたい。だから罰はなしだ。変わりに報酬を与え、面子を保とう。聞けキケロ。このルキウスヴォレヌスを元老院議員に指名する」
笑うアントニウス
やってられないって顔のキケロ
嬉しそうなポスカ。



「石にでもなったか?元老院に民衆の声を届けろ」驚きの余り固まっているルキウスに、にこやかに声を掛けるシーザー



「光栄の極みです」
「適任だお前ならすばらしい議員になる」・そういって祝福のキス。
感動的だとアントニウス
「数週間は私に付き色々覚えろ」
キケロが興奮して「友として言う、私は反対だ!平民を元老院に入れるなど、許せない・・悪気はないんだけど」
その友の一言に笑いを堪えられないアントニウス。ほんとうにチャーミング。
「民衆を喜ばさなければならないんだ」とシーザー
「神殿を建てるかだれかを処刑すれば喜ぶ」とキケロ
「元老院は最高の政治機関だ。金持ちの老人会ではない」そう言いながら執務室に戻るシーザー

呆然とするルキウス。死刑の言い渡しでもおかしくないところだったのに。

「ガリア人や平民を指名すれば敵が増える警告は数倍だ」とアントニウス
「再三忠告をしました」とポスカ
「そう、敵は防げても友の裏切りは防げない」とシーザー。
「私は誓って裏切ったりしません」とアントニウス
「判っている。いかにも裏切りそうだがね」
「ありがとう」アントニウス
「その気なら実行しているだろう?」シーザー
「その気は無いです」アントニウス。
「警護より幸運の女神を信じると?」ポスカ
「しつこいぞポスカ。私には勇猛なヴォレヌスが付いている・お前は何年私に使えているのだ?」
「ああ・・」

さて、孫を寝かしつけるルキウス。娘に婿を考えています。
100人隊長の時に許した婚約者はいつの間にか身分が違うと破棄されています。
今回元老院議員となってしまったのですから・・・尚更ですね。
ニオベが「あなたが尻にしけるお金持ちの男性を捜すわ」・・と
「お金持ちなんて、愛する人が良い」
「それはお前が貧乏ではなかったから言えることだ。夫婦なんて結婚してから愛し合うものだ」とルキウス。

シーザーの奥様が不吉な夢をみました。農園の夢です
「不吉な夢をみたが今でも無事だ・・不吉な夢を見たを理由にローマを離れるか?」とからかうシーザー。
「そうして」と奥様真剣です。

セオフィリアは息子ブルータスと共に先祖に祈りを捧げています。

安静を仰せつかったのに、また逃げ出すタイタス。
女の子に声を掛けてみますが、誰も反応しません。

元老院にやってくるルキウス。
予告どおりガリアの人も。



「まだやつはローマ人だからましさ。ガリアの族長までいるよ」
「シーザーに寄り添っているのかヴォレヌスか?」とブルータス
「そうさ、仲が良い親子のようだ。そう見せたいのだろう。長く傍に置く気だろう」
「私は家に帰って酒を飲んで忘れるさ」とキケロは中座。



二階に居るブルータスに気がついて、手を上げて微笑むシーザー。それに答えるブルータス。

夜、セルフィリアの家では共和制支持者の集会。
「やつの顔を見ただろう?気がついているよ」
「そんなはずは無い」
「気がつかない素振りをしてるんだ」
「我々など眼中に無いのだ」
「事を急がねば。ことは悪化の一途だ我々貴族は力を失う」
「ヴォレヌスはどうする?」
「あいつはクソだ!」
「知っているのか?」
「ああ、良く知っている」
「だれそれ?」とセルフィリア
「闘技場に飛び込み仲間を救った元兵士さ。シーザーがそいつを元老院議員にした」
「しかも院では常に二人一緒だ。やつは腕が立つ」
「二人とも殺してしまえば良い
「民衆のヒーロを殺すのは逆効果です。殺すのは暴君だけ」セルフィリア
「寝込みを襲えば?」
「コックに毒を盛らせる」
「奴隷を抱きこむ」
・・・まぁ人殺しは範疇外の貴族の元老院議員ですから、話の内容が貧相です。

「みな!これはただの殺しではないんだ!気高い行為なんだ!白昼、元老院の議場で我々自身の手で行わなければならない」とブルータス。
Our handの後にMy handと付け足されました。
息子の手を握り締める母。
夜、眠れないセルフィリア。
「ルキウスヴォレヌス?だったわね。確かどこかで聞いた覚えが・・」
セルフィリアは翌日アティアに手紙を出し、来て欲しいと伝えます。
一方、手紙を受け取ったアティア。



「変だわ」
「何故?」とアントニウス。しっかり縁りを戻してます。
「彼女私を嫌っているの」
「俺もだ、だが友情は続く」にっこり。
アティアは行く事に。怒らせて楽しむわと気丈なアティア。オッタビウスにも来るように言いつけます。
「なぜ?」
「ボディーガードよ」

今日元老院が開かれるとニュースリーダーが叫んでいます。

そしてセルフィリアを訪ねるアティア。



それを確認してからセリフィリアの女奴隷が、家をでます。

タイタスが身支度をしています。
「何のため?」とエレイネが聞きます。
「田舎へいく・新鮮な空気を吸って夜には戻るよ。ルシナの社にもよって、今までの罪の許しを請う。・・君は赦してくれるかな?」
「神に聞いてみたら?」
「一緒に来ないか?」
タイタスが出ると後を付けるエイレネ。

シーザーにぴったりと着いて離れないルキウス。元老院召集も同道します。



そこにセルフィリアの女奴隷がルキウスを呼び止めます。
「ヴォレヌス議員お孫さんのことで話が」



そして真実が知らされ、元老院など忘れて家に向かってしまうルキアス。
同じく同道していたアントニウスも他の議員が声を掛けて院内に入らず外で話を・・
「あれヴォレヌスは?・・まぁ良いか」とシーザー。院内へ足を踏み入れます。

「これから起こる事に関して最初に私から伝えたくて」とセルフィリア。



顔を上げるオッタビアス・・回転の良い子です。

議場では議員の一人がシーザーに掴みかかります。
「何をぐずぐずしている。いまだ!」と叫ぶ議員
臆するブルータス。



次々とナイフでシーザーを突く貴族議員たち。
騒ぎながら、関係の無い議員たちがわっと外に飛び出します。
中の騒ぎにアントニウスが入ろうとすると呼び止めていた議員がアントニウスを押さえ。



ポスカは変装していたクイントゥスに頭叩かれて倒れ、中には無防備となったシーザーのみ。
騒乱に呆然とするブルータス。目の前でシーザーが刺されているのに。



倒れこんだシーザー。
ナイフをブルータスに渡すカッシウス。
「Do it」
なみだ目です。



そして最後の一突き。
昔は父と慕った人だったのに・・心境は殆どユダです。

方や怒り心頭で家に駆けつけるルキウス。暴れまわっています。
「どうしたの?」と叫ぶニオベ
「あいつは何処だ?」
「だれ?」
「息子さ・・違うといえ」



呆然とするニオベ。隊長怖いです。
「言え!言ってくれ」
「あなたは・・戦死したと・・」
真実なのだと知って当惑。イスに腰掛けるルキウス。
「ルキウス。あの子に罪は無いわ」



そう言ってニオベは2階から飛び降ります。

やっと議場に入れたアントニウス。



既にシーザーは息もなく。



会議場を後にするアントニウス・・世渡りは上手。次のことを考えて行動に移るためでしょう。
後悔と自責から大声で叫ぶブルータス。

勝ち誇った風に真実を告げるセルフィリア。驚くアティアですが、比較的冷静
「大丈夫まだあなたに危害を加えたりはしないわ」とセルフィリア
「何故あなたが私たちに危害を?」アティア
「時間をかけて徹底的に打ちのめします。仕返しよ。まずあなたが逃げ惑う姿が見たいわ」セルフィリアの

宣戦布告。

窓から落ちたニオベを抱きしめるルキウス。



どうにも出来ずに、泣きじゃくるルキウスを見やる孫息子。
可愛いです。



郊外の神に祈るタイタス。



赦したのかタイタスの手をとるエイレネ



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Rome 111 The Spoils

2010-05-11 | TV Series
闇の中を逃げ惑う男・・そして一突き。
タイタスははやくざな金貸しのエラステスの殺し屋になったようです。

市民から当選の挨拶をうけるルキウス。
そのルキウスを訪ねる同じ軍団仲間のマスキウス



「プッロはどうした?」
「会って無い縁を切った」とルキウス。
「本当の事を言おう。仲間が困っている。将軍に見放されて」
「金は出来るだけ渡した。何が言いたい?」とルキウス。
「イタリアに土地が欲しい」
「退役兵は土地をもらうことが出来るが、イタリア以外だ」
「でもお前はもらった」とマスキウス。
「俺は政務官として一個人としてもらったのだ」とルキウス。
「もしできるなら・・」
「既に話は合意しているはずだ」とルキウス。
「ああ、聞いてもらいたかっただけだから。ありがとう」やっぱりダメかと悲しそうなマスキウス。
複雑なルキウス。

翌日独裁官の元へ赴くルキウスもちろんマスキウスの陳情をとりなしてのことです。隊長魂炸裂ですな。
「退役兵を敵に廻すわけには行かない」とアントニウス。
「彼らが敵に回ると?」とシーザー
ルキウスは、「あなたに楯突こうというのではありません。ただ、略奪などをする恐れがあります」
「退役兵は子も同じだ。彼らにパンノニアに土地を与えよう」とシーザー
「マスキウスは断わるだろと思います。辺境の地ですから」とルキウス。
「マスキウスに部下を動かせる力は?」とシーザー
「10軍団も他の軍も従うでしょう」とルキウス
「では個人的に買収しろ金額は任す。姪のパーティに奥方と共に招待するから来なさい」とシーザー。

広場でニュースリーダーが叫んでいます。
シーザーが終身独裁官に就任したようです。これを称え7月をユリウス(ジュライ)と改名すると。

街角にシーザーを刺すブルータスの絵。



それを見つけたブルータスが絵を消すように言いつけます。
ブルータスの母の友人共和制の支持賢者カッシウスがブルータスを教唆しようとしています。



「人々は君が剣を握るのを待っている」と慎重派のブルータス激しく否定しますが。
流れはブルータスを飲み込み、彼は追い込まれていきます。

仕事をもらうプッロ。
派手な殺しはいらない。と注意されるプッロ。
そして相手が誰かなんて気にもしないで殺人。



それを目撃した老女が「人殺しアウフィディウスが殺された」と大騒ぎ。
目撃者の老女を殺すことが出来なかったタイタス。
頭の中に老女の人殺し!という声が響きます。

パンノニアの件をマスキウスに話すルキウス。
「ゲルマニアじゃないか!」
「受け入れてくれればシーザーから5000礼をする」とルキウス。
「入隊時からの仲間を5000デナリウスで売れと?」
「7000か?」
「2万だな。欲だけじゃない誇りを安く売るつもりは無い」とマスキウス。
「断われば無一文だ。それに敵は隊長から狙う」

「1万5000」
「1万」とルキウス
「1万2000だ」マスキウス。
「よし」

さてパーティに出かけるルキウス夫妻。
アティアがシーザーにブルータスは裏切りますと警告。

オクタヴィアに近寄るアントニウス。
「君の協力が必要だ。君の母は意地が悪く冷酷だ。でも彼女が居ないと俺はだめになる・・でも嫌われて話もさせてもらえない。代わりに俺が哀れだと伝えてくれ」とアントニウス・・本心かどうかはわからんな・・・



やさしく微笑みながらオクタヴィアは
「母はやせ我慢をしてるだけです」それを聞いたアティアは威勢良く話しに入ります。
強欲ばばあ呼ばわりされたアントニウスを許していないのです。
「嘘よ。いやね!」そこで目に入った美女。アティアは続けます。
「あの入り口に居る女性は誰?俗悪なドレスを着てるわ」
・・おっとルキウスの奥様ニオベです。聞こえてしまいます。

シーザーがアティアを紹介してルキウスと話をしに席をはずします。
「彼は12000で承知しました」
「よくやった。そんなに安く済むとは」
そこにオッタビアヌス。
「ヴォレヌス!」
シーザーが「政務官だぞ、今はお前より上席だ」敬語を使うように言われ素直に謝るオッタビアヌス
「プッロが人を殺して掴まり裁きを待っているとか」
「ええ、彼は殺し屋として働いていました」とルキウス。
「どうにも出来んな。被害者のアウフィディウスは釘製造組合の副会長だ。私のことを批判していた。真っ先に私が疑われる」とシーザー。
「彼の為にシーザーの身近で動くことはならない。兄弟のようにしていたのに、ざんねんだな」とシーザー。
オッタビアヌスもどうにかしてタイタスを助けたい。
カストル・・と家令を呼び止めるオッタビウス。「明朝ティモンを呼べ」

アントニウスはアティアを求めます。応じるアティア。

掴まったタイタスは折の中。

オッタビアヌスの命で、タイタスの弁護士を求めるティモンですが、タイタスの弁護と知ると皆が去ります。
お金目当てで引き受ける若い弁護士。
その弁護シタイタスに面会するも開き直ったタイタスは何も言いません。
「犯行に及んだ理由は?金が必要だったんだろう?母親が病気とか・・」
「酒代のためさ」
「助けを求める友は?」
「・・・・」
呆れてしまいます。

広場で公開裁判です。マエヴィウスという若い弁護士に相手は人気のある賢者のようです。



タイタスが気になって見に来るルキウス。
そこにはマスキウスと軍団の仲間が絶対タイタスを死刑にはしないと頑張っています。
力ずくでもというマスキウスですが、シーザーの立場が悪くなるから止めろとルキウス隊長は命令します。
いつまで経っても、隊長なんですね(笑

相手の弁護士の糾弾は続きます。
「プッロは卑怯なことに、実際の殺しの指示者を言わないのです」
「シーザーだろう」と野次が飛びます。
プッロの弁護士が出てきますが、もちろん野次とブーイング。裁判官も相手にしてくれません。プッロは闘技場で極刑にするとあっさりと決まりました。
遣る瀬無いルキウス隊長。立場上止めにも入れません。

ブルータスとチェスをしながらシーザーは
「息子である君に頼みたいことがある・・マケドニアを任せる男を捜している。行ってくれるか?」
「私が?どうして私なのです?お断りします」とブルータス。
「考え直して欲しい。信頼できるものに任せたい」とシーザー
「私がそんなに邪魔ですか?」とブルータス
「いや違う。力を貸して欲しいのだ・・あのような絵が町のあちこちに書かれていては・・」
対面をつくろおうと情けをかけているシーザーに愚直にも反抗するブルータス。
話は決裂しました。

牢獄でタイタスは神に祈っています。
エイレネの長寿を。そしてルキウスヴォレヌスとその家族にも。
エイレネに私の謝罪が伝わりますようにと。

シーザーの執務室に無言でやってくるポスカ。黙ってシーザーは金を渡します。
ポスカは何でもお見通し。金を持って街中を急ぎます。

闘技場に引き出されたタイタス。



グラディエイターたちが出てきます。
そこには隠れるようにルキウスの姿。気になって仕方の無い可愛い弟ですから(笑
でも座り込んだままのタイタス。



立て、戦えとグラディエイター。
「断わる。俺は死にたい、殺してくれ」とタイタス。
「なんだ、お前も13軍団も腰抜けだな」とグラディエイターの一人。
幾ら自分の事を言われても反応しなかったタイタスが13軍団を持ち出されて怒ります。
「軍団は違う」とぼそり・・
「13軍団一列に並べてにションベンかけてやるよ」と高笑いのグラディエーター。
気がきじゃないルキウス。

タイタスはあっという間に相手のやりを取り返して腹を一突き。



残る二人もあっけなく。
「13軍団!」と叫ぶタイタス。
それを見つめる隊長。次々と出てくるグラディエーターを倒すタイタス。



ポスカは急いでいます。

「13軍団万歳」と叫ぶタイタスに。



感涙の隊長。



そして〆の大男の登場。
弱りきったタイタスを見ていたたまれないルキウス隊長は飛び出します。



あ~あ。大男殺しちゃったよ・・ルキウス執政官だろ?どうするんだよ。
「13軍団!」と叫ぶルキウス隊長
闘技場は”プッロ”コール。ルキウス隊長はタイタスプッロを抱えて助け出します。

ポスカは代金を払いに来ました。
「二度と退役兵は使うな。いいな!」と言い捨てて。
タイタスの見受けともみ消しですね。

ブルータスは母にシーザーと決別したことを告げます。



「私に何が出来るかカッシウスと話します」と涙するブルータス。

タイタスとはまた違ったアホや・・・もっとうまく立ち回らんと・・・アントニウスみたいに・・
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Rome 110 :Trumph

2010-04-23 | TV Series
元老院が召集されました。
「皆悲痛な顔だな」ブルータス
「共和制の葬式だからな。この茶番がすんだら田舎へ戻る」とキケロ
そしてシーザーが着席します。



発言はキケロ。
「シーザーを後10年独裁官と認め、ローマの全権をゆだねる動議を提出します」
少数の拍手が上がり、駄目押し発言をするブルータス。
「かつてシーザーと対立した身ですが、彼は自ら証明しました。武力だけではなく慈悲ぶかい指導者です。私は心から忠誠を誓い、キケロによる動議を支持します」
それほどブルータスが言うならと残りも拍手。動議は満場一致で可決されました。
シーザーの発言。
「ここに居る多くが私と戦った。私が死んでいれば良いと思うものも居るだろう。私は恨むことも憎むことも無い。報復もしない。これからは力をあわせて新しいローマを築きたい。正義と平和と土地は全て市民の物とし特権は解消する。協力すれば、過去の不和を忘れよう。反すれば、ローマは二度と許さない。戦いは終わりだ」
ブルータスが一番に賛同し立ち上がります。皆が続きます。

セルフィリアは寝込んでいます。
アティアが来ました。お見舞いのようです。
イスごと運ばれてくるセルフィリア。
侍女同士も仲が宜しくないので、にらめっこ。
「直ぐに来るべきだったのですが、恐ろしくて気が動転して、貴族の夫人が道で襲われて裸にされるなんて、まぁ恐ろしい。お加減は?」とワザとらしく相手の傷に塩を塗ります。
「大丈夫です」
「犯人は?」
「見つかっていませんが、でも必ず裁きは下ります」セルフィリア
「ブルータスは元気?伯父に従うのは賢明よ。虚勢を張ってと名誉に拘り反抗するかと思ったけど・・ところで凱旋式では私の隣の席に座ってくださらないかしら?おべっか使いたちが席を取りあってるけど、あなたに座って欲しいの。傷ついたあなたに」とアティア。
「お心使い感謝します。でも、まだ体が」
「断念だわ。本当に?もし気が変わったらお知らせくださいね」
「ええ。オクタヴィアが行方不明だそうですね。心配だわ」とセルフィリア。
「ご心配なく私の従兄弟の家に居ます。そこの若い詩人に夢中なの。直ぐに戻りますわ」

方やオッタビア・・・リストカット中・・昔もあったの?瀉血は知ってたけど・・・



家に帰りましょうと弟が迎えに来ます。拒否する姉。



「どんな時でも家族と居るべきです。どうせやつらは金目当てでしょう」と弟。
「ここは偉大なる母の家、何も求めません」
「こんなところに居ては家の恥です」と対面ぶった弟。
「あら、寂しくて迎えに来たのかと思ったけど」
「みな寂しがっています母も奴隷も鳥も」
「あなたは?」暫らく言いよどんでから、私も寂しい・・と
「私も母も許します」と弟。
「私は許せると思って?」
「母が何をしたにしても姉上を愛するが故です」
「許さない」
「どちらでも良いとにかく帰りましょう」
「帰らない」
「連れて行きます・・その腕は?」

ルキウスは民に告げてます。アヴェンティヌスの政務官としての立候補演説ですね。



「明日の凱旋式はローマ人への愛のメッセージです」野次を飛ばす男。
ニオベが野次に怒り叫びますが、ポスカが「落ち着いてレディ。上品に」と止めます。
「5日間の祝宴はシーザーの皆さんの信頼の礼です。私が立候補したのは彼を信じているからです」とルキアス。

シーザーの前にガリアの王。
「さらばだ古い友よ」



慈悲深いシーザーが凱旋式の恩赦を多くした中で唯一許さなかった男です。
アントニウスの冷たいまなざし。
毛氈が引かれ、町は飾られハトが放たれます。
タイタスが現隊長にパレードに参加したいと言いますが、パレードは現役兵のみの参加だと断わられます。お前は既に一般人だからと、悲しそうなタイタス。居場所がありません。

支度をしたシーザー。紫の色が濃すぎると気にしています。
マークアントニーにどう思う?と聞くと彼はまるでジュピターのようだと答えます。
笑うポスカ「何故笑う?」とシーザー



やっぱり赤にするとガウンを脱ぎます。

母を心配するブルータス。
「田舎で気分転換をしてみたら?」
「余計なお世話よ。気遣うふりは結構。早く凱旋式に行きなさい」
手を差し伸べようとするブルータスを拒否する母。

アティアがオッタビアの部屋にやってきます。
悲しそうなオッタビア。母はチークを塗りなおして上げます。
これから支度をして凱旋式に出向かなければなりません。

セルフィリアの元に物乞いが来ました。ポンペイウスの息子クィントスと名乗ってます。
追い返してと言うセルフィリアの耳にクィントスの声が聞こえてきます。
「ブルータス!そんなに俺と話すのが怖いのか?!そんなにやつが恐ろしいのか?」



セルフィリアは気が変って、彼を家に入れてあげます。
「絶対やつを殺してやる!」とクィントス。そんな彼に、私は友よ。もう大丈夫安心してとセルフィリア。
泣き出すクィントス。

大神官のオッタビウスから血を受けるシーザー・・顔が真っ赤に染まります。



同じ頃ウェルキンゲトリクスが処刑台につながれます。



パレードに加われなかったタイタスは落ち込み。



母の隣に姉の姿を見た大神官は安堵。





処刑がなされます。シーザーは首を垂れて死者に礼を尽くします。



式典が終わると花のお掃除(笑
ニュースリーダーが叫んでます。
シーザーの振る舞いのこと、謝礼金の支払いのこと。

ブルータスが話がありますと母の元へ。
席を外せとクィントスに言いますがその必要はありませんと母。微笑むクィントス。



クィントスの追い出しに掛かるブルータス。それに対抗する母。

ポスカがルキウスの指導をしています。
「選挙で当選してからで良いよ。落ちるかもしれないし」
「あなたが落選することはありません。シーザーの推薦者だけでは体裁が悪いのです・・・気分を害されましたか?人々の体裁ではない望みや欲望を満たすためです。嫌なら肉を売って・・手は汚れても心は汚れません」とポスカ。

家でタイタスの相談を受けるルキウス。
「エイレネを開放する金を借りたい。俺が主人だと言う証明も欲しい」
「何故開放したい?」と不審がるルキウス。
「結婚したいんだ・・実はこの数ヵ月気がめいって、虚しくて、理由が判った。愛だ。彼女に奥さんになってもらって子供を産んで欲しいと・・」照れながら言うタイタス。
「ローマを離れるのか?」
「ええ、でも剣を使う仕事に就くしかないけど」
「本気か?」
「今までで一番本気です」
「良かった。めでたい」と嬉しそうなルキウス。

元老院まえでキケロに呼び止められるブルータス。
キケロに紙を渡されます。そこには、カトーを見習えと反シーザーよりの文章。皆がそれを見ていると。
「だれがこんなものを?」
「え?君だろう?君の名だ」
慌てて家に帰り母に「このばかげた文章を見ましたか?」と問うと「ばかげてなど居ません
私は独裁者に対する正論だと思います」と母・・どうやら母が書いて配ったようです。
「母上が私の名でこれを?」
「カッシウスの知恵を借りたの。知ってるわね」
「ええ、お話しするのは久しぶりです」とブルータス。
二人きりになり息子は母を説得しようと試みます。
「私は母上を裏切っては居ません。私の名前は私のものです。勝手に使わないで下さい」
息子は冷たい母に陳情
「あなたが裏切ったのは母ではなく共和国です」と母
「クィントスを家に置き、その上これだ!私は殺される」
「シーザーの足に口付けして許しを請うては?」と皮肉を言う母。
「母上も彼の足に口付けを?私は殺されます。判ってるでしょ?」と混乱するブルータス。
「ローマは化け物の手に落ちてしまったの。あなたは共和制の父の子孫ですよ。どうすべきなの?」
「何をしろと?」
「あなたの父や祖父は暴君に屈するかしら?犬のように追い出した事でしょう」
「熟考して最善の方法を・・犬のように?どうやって?」とブルータス。
「同士が居ます」
「正気じゃない!」
「家名を汚すよりマシです」とセルフィリア。
「あいつらを追い出して正気に戻ってください!」慌ててシーザーの元へ。

役所で正式に解放の手続きを取るルキウスとタイタス。
家にかえってエイレネに説明するタイタス。
「もう君は俺の奴隷じゃない」とタイタス。
「売らないで下さい。どうかここに置いてください」とひれ伏すエイレネ。
「いや君を解放したんだ。君は自由だ・・ほら」と証文を見せるタイタス。
「ありがとう。なんておやさしい方大好きよ」と抱きついて喜ぶ少女。
「さ、君の服だよ、着替えて」
新しい服を買って、着替えてからプロポーズをするつもりでしょう。座って待ってます。
そこへニオベの家の下男がやってきます。
「プッロさま、なんとお礼を言って良いのか・・」希望に満ち溢れた笑みです。



「俺に礼?何の?」
「自由に。二人で貯金しても自由には手が届かないですから」
「貯金?」
「ええ、彼女はヴォレヌスさまの姓ではなく、あなたの姓を名乗って私の妻になりたいと」
「妻?俺のエイレネとか?」
相手を掴んで柱に打ち付けるタイタス・・・ううう悲しい。タイタス、気がつくと相手はぐったり。



着替えたエイレネは殺された青年に抱きついて大泣き・・そりゃそうだ。
慌てて上から下りてくるルキウス。
「何故?あの男は俺の奴隷だ!」さすがに怒ってます。
「頭にきて・・
「何故?」
「やつとエイレネが・・」
「それがどうした彼女が処女だとでも思っていたのか?」
「彼女を愛してる」
「その証明がこれか?ここは死体置き場じゃない 俺の家だ!子供たちの前で!なんて事をするんだ!
必死で慰めるニオベですが、エイレネは泣き止みません。叫んでます。



「弁償します」とタイタス。
「馬鹿やろう。俺が渡した金でか?」
「俺は馬鹿じゃない・・」
「いや大馬鹿だ!金の問題じゃない。それよりも自分のした事を理解しろ!見てみろ!」
「・・そうですね。俺は馬鹿だ。あなたみたいに利口じゃない。出世も出来ない。真っ白なトーガ似合ってますよ。服だけは汚さないようにしてください」とタイタス。
「何が言いたい?」
「シーザーを反逆者と呼んでいた人が金と農場をもらった途端共和国の救済者だと・・」
「立って勝負しろ」とルキウス。
「お断りします」
「出て行け二度と戻るな」
「悪かったエイレネ・・」と近づこうとしますが、来ないでとニオベに言われて消沈するタイタス。



元老院でシーザーに「あのチラシは私の名をかたったものです、信じていただけますか?」とブルータス
「ああ、当然だ君は嘘をつかん。本当なら名は隠すだろう」とシーザー。ちょっと冷ややか。
「だれかが勝手に私の名を・・」
「それにしても誰がだ?」とシーザー
「誰にしても切れ者だ、世間を洗脳した。反論せねば」
「ご理解頂いてよかったです」と不安げなブルータス。
「何を?、君は良い友だ、君の友情と忠誠を疑ったことは無い。敵だったときもだ」
不安たっぷりのブルータス。

ゴミ箱に捨てられる死体。王の遺体です。綺麗にしてガリアの士が火葬にします。

タイタスは落ち込んでます。
エラステスが声を掛けます。
「タイタスつかれてるよだな。退役兵は辛いな。大勢がローマに戻ったが仕事が無い。あんたのように剣の腕が立つ男まで・・」とエラステス。
「俺は大丈夫だ」
「もし困ったらこのフルメンを尋ねろ仕事をやる」
「俺は兵士だ殺人はごめんだ」
「兵と何の違いがある?一杯驕るよ。酔いがさめたら俺のところへ来いよ」
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Rome 109: Utica

2010-04-22 | TV Series
アフリカ タプソスの戦いの後。敗戦もあって疲れきったカトー。



「ウティカに行こう食べ物も隠れ家もある」前向きなスキピオ
苦戦しているカトーは悲観的。
「君はシーザーと和解しろ。ちょっと小便に行って来る」
そういい置いて別室で自害するカトー。
その葬儀後に、スキピオも死を選びます。泣きながら上官の首を掻く副官。



ローマではスキピオとカトーの最後を寸劇で面白おかしく演じています。かなり悪趣味。

エジプトに残っていたシーザーが部下を連れて帰っています。
隊長とタイタスが自宅に帰ってきます。



走り寄る娘たち。嬉しそうな隊長。そしてニオベ。
家は綺麗になり、奴隷も増えてます。妹と肉屋をやっているので収入がふえたのだそうな・・

そしてエイレネに会うタイタス。そしてエジプトの土産を買ってきたようです。

広場ではニュースリーダーがフレを読み上げています。
パレンタリアの祭りを開催。その間神殿を閉鎖し結婚式は出来ない。式典は5時より競技場にて開始。パンとワインが振舞われる。

ローマ郊外水道橋の下にティモンとオッタビアヌスですね。
「あの女が戻れと・・家は良いもんですよ。2年ぶりだ」
気の進まないオッタビアヌス



ブルータスが母に「急がないとディナーに遅れます」
「それは困るわね」とセルフィリア
「シーザーの招待ですから・・彼は私を許し、官職もくれた、誘いは断われません」
「何故慈悲を請うたのです?」
「確かに良いとは思ってません、でも自害できない以上これでよかったのだと思っています。母上は欠席とアティアに伝えましょう」と息子。
「私は行くわ。弱いやつと思われたくないし」
「シーザーに会えば未練は絶てるでしょう。憎しみや悲しみを抱く価値はありません」
「そんな感情はありません・この反感は政治的なものよ」と母。

シーザーが戦の顛末を話しています。
「面倒だが凱旋式をしなくては皆がパレードを楽しみにしている」とシーザー
そこへセルフィリアとブルータス。オクタヴィアに微笑むセルフィリア。

「オクタヴィアヌスお前ならこの後どうする?」とシーザー
「まず市民を雇って公共事業を進めその後元老院議員を増やして隠れた敵を倒す」
ブルータスが私への嫌味か?と問います。
「いえ、違います。あなたを全面的に信頼しています」とオッタビアヌス。
「そういえば、大神官のアエリウスシクルスは死にましたね。それじゃ、お前がその後を継いで大神官になれ。指名権は私にある」とシーザー
詩作をしたいのでと官職を断わりたい僕ですが、シーザーは詩作を後回しにしろと。
セルフィリアが、「詩は若いときの叫びよ。人は直ぐ老けてしまうのに」

父ルキアス隊長はタプソスの戦いを子供たちに話しています。
毎日暇で何も出来ない隊長。既に1ヶ月。
「お金はあるけど・・」とニオベ「わかってる働かなくちゃ」と隊長。
タイタスと一緒に肉を売る仕事を手伝います。



ある日、店の前で借金の取立てをするエラステスの部下。
返せないなら鼻を削ぐと脅される男をルキウスが助けます。
相手は今や市を仕切る親分のエラステスフルメンの部下。
返しを恐れるリュデ。
話を聞いたニオベも「殴ったの?殺されるわ!」とニオベ
そこに、昼間助けた男が、お礼にやってきました。ドア口で跪きルキウスにパンを捧げます。



オッタビアがセルフィラと織物をしています。



「先日は良く我慢なさいました。伯父様がとてもすきなのね」
「もう辛い思いにはなれました。私はあなたが大好きなのよ弟さんはとても立派になったわ」
「そう、伯父のお気に入りなの。母は二人は恋人同士だと言うの。ある日二人で食料貯蔵庫に居たのよ。弟は伯父の病気のせいで居たというけど・・」
「病気って?」
「知らないわ、言えないって」
「誓ったのね、でも病気と?どんな病気か探ってどの神のろいなのか。見つけたら最大の武器になるわ。彼を破壊させることが出来る。あなたに嘘は言わないわ。彼は私を解放してくれないの弟に聞いてみて頂戴」

弟に探りを入れる姉。
退屈だから詩を読んでと・・弟は大神官になる勉強を中座して詩を読みます。



「今度は秘密を話してだれも知らないような」姉
「僕は何も知らない」
「私は母に聞いたわ伯父様の病気のこと」
「あれは作り話です。嘘を言った」
「恋人だから?」
「まさか」
「じゃ伯父様は神に呪われているのね」


ルキウスの家にやってくる男たち・
「ルキウスヴァレヌス!久しぶりだな私の部下を殴ったそうだな。ルールを教えてやろう、部下を殴れるのはこの私だけだ。ただの市民が手を出すな!」と凄むエラステス。
「で要点は?」動じないルキウス



「ルキウスヴァレヌスは私を2度侮辱した、次の市の日の午後中央広場で膝まづいて私の足に口付けをし謝罪する。従わなければ殺す。女房と娘を犯してからな。家も燃やす」と偉そうにエラステス。
ナイフを持って一歩前に出るタイタスを抑えて、
「それで終わりか?だったら帰れ」と冷静にルキウス。

後日、セルフィリアの屋敷。
「それで隊長の話だけ?」とセルフィリア
「弟は病気だと嘘をついたと言ってます。それにもし病気なら、伯父は苦しんでいます。それで十分では?」
「まだ破滅はしていません。もう一度きいて、望みをかなえてやるのですあなたの体で。恋人になれば・・」
「本気ですか?まさかそんな家族なのに、裏切れと?」とオクタヴィア
「あなたの家族は蛇同然よ」
「家族は私を愛してます」
「私も愛してるわ」とセルフィリア



「これが愛?帰ります」
そして切り札をさりげなく出すセルフィリア。
「グラビウスを殺したのはアティアよ。犯人はティモンの手下でした。かわいそうに」

娘に「田舎に行って暮らしなさい。町へ戻ってはダメよ殺されるわ」とニオベ
隊長は奥様にも行くように言いますが、行かないと拒否します。
市の立った日の正午、エラステスは広場で待っています。
昼を過ぎたので、エラステスは隊長の家にむかいます。



「下がれ」と声がしたのでエラステスが殴りこみに来たものと、剣を持って迎え撃とうとするルキウスとタイタス。
やってきたのは、シーザーです。


緋のマントのローマの1スクワードを引き連れて。
そこにエラステス。兵が居たのでは仕方ない。引き下がります。



隊長の家では、
「お前の実力も、このあたりで慕われているのも知っている。下アヴェンティヌスの政務官に立候補を私が推薦する。どうだ?」とシーザー
「お出向きいただき大変光栄です。でも辞退させてください」ルキウス。
「まだ私の行動が許せないか?」
「恐れながら、政策に賛同できかねます」
「それは承知だ」
「政務官になれば・・・」
「声を上げて暴君に反論しないといけないな」シーザー。
「信念を貫きたいので」
「私は暴君ではない、合法的な独裁官だ。権力は早く市民や元老院に返したいローマを黄金時代に戻したいだけだ。力を貸してくれないか?」誘いの手法を替えるシーザー。
ニオベを見上げるルキウス・・・
バルコニーに出てルキウスの腕を掴み上げるシーザー。ルキウスはOKしたようです。
回りから歓声と拍手が上がります。



そして弟の元へ探りを入れに行くオッタビア。
「何か面白い本は?」
「無いです」ドライで取り付く島も無い弟。
「昔は一緒に寝たでしょ。一緒に・・」と姉
「もう大人だから・・」
「あら、恥をかいたわ。てっきりあなたは私を誘いたいのだと思っていたのに」
姉の誘惑に負ける弟・・



「話を聞いて欲しいの」と事後の姉。
「見返りですか?貞淑な姉上が弟と関係を持った理由は」
「因習に囚われるのね」と姉。
「近親相姦は本質的な過ちです。だから低能やかたわの子供ばかり生まれる」と弟
「止めて」
「大丈夫、月を見る限り子供は出来ません。あなたは快楽だけを求める人じゃない。目的は伯父上の病状を聞くことですか?」
ずばりそのものの言い様の弟に涙する姉
「何てことしてしまったの?」と混乱しています。
その様子を、アティアの奴隷が見ています。

さて、白いトーガを着るルキウス。その世話をするニオベが素敵と言うとタイタスが洗濯屋みたいだと・・タイタスはつまらなそう

情事が母に、ばれちゃいました。
突進する母、暴力を回避しようと、頭を抱える娘。その間に入る息子。



「もう僕は大人だあなたの判定は必要ない」と息子。
「生意気な!実の姉と関係を持って母に指図をする気?!」
「止めて!」と母の手から鞭を取り上げる娘。



「酷いわ、私が何をしたと言うの」と母。
「私の夫を殺した!セルフィリアがティモンの手下が殺したと言っていたわ」
「あなたは騙されたのよ。私たちを引き裂く気だわ」と母。
混乱して泣き出す娘の肩を抱き寄せる母。

タイタスは飲んでます。
エイレネを呼ぶタイタス。夜中です。
「ここに座って!一緒に飲もう。お前は俺の母と同じ色の髪だ。眼は灰色だったけど、北の農園の奴隷だった。父の顔は知らない。どうせ奴隷さ。お前は良い子だ・・笑わないな・・」
「笑ったほうが良いですか?」とエイレネ。
「幸せそうに見える」微笑むエイレネ。
「その方がいいね。さ、ここへおいで」と服を脱がすタイタス。

輿に乗ってセルフィリアがとおります。
ティモンが合図を出し、仲間が輿を運ぶ男に切りつけます。
セルフィリアは輿ごと道に落下し、男につかまれ、髪を切られます。



「神様お助けください」と唱えるセルフィリア、服を裂かれて放置されます。





それを見つめるティモン。眼が悲しそうです。

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Rome 108 :Caesarion

2010-04-20 | TV Series
さて、ちょっと長めでごめんなさい。お話の本題です。
ブルータスが家に帰ってきます。母セルフィリアと静かな再会と抱擁。

フレがありました。いつものニュースリーダーが叫んでます。
数名(キケロ、ブルータスを含む)が許されてローマに帰ったので暴力を振るわないこと。
そしてポンペイウスを追ってシーザーがエジプトに向かったこと。

エジプトのプトレマイオス王に謁見するシーザー。まだ幼いので宦官執政が話をします。



「王の姉が王位を狙っていると聞いたが?」
王は露骨に姉を嫌います。

幼い王に代わって執務をするのはこの二人。
名前がわからないので、右のつるん叔父さんを宦官執政官、左のきわどい化粧の叔父さんを教育係とここでは呼びます。



「確かに王女は悪い連中に唆されておろかな要求を。誰も支持してません」
ポスカに耳打ちするシーザー。
「ディロゴスは王女に10軍団を進呈するとか?」シーザー
「彼はけちな悪党です。心配ご無用」執政官
「王女はどちらに?」
「行方不明です。南にいるという噂があります」

ポスカが囁きます「嘘です、監禁しているのです」
「穀物船が止まるとローマが困る。それではポンペイウスを引き渡してもらおう」
王が「偉そうな口をきく、下がれ」と言います
教育係が「以前お話した事を覚えていますか?」
「そう、お見せしたいものが・・」と執政官
大男が壷を抱えてきます。中にはポンペイウスの首が・・



王がお喋りを始めると、シーザーは静かに!と声を上げます。
「プトレマイオス王家よ恥を知れ」とシーザー
「でもあなたの敵では?」と執政官
「彼はローマの執政官こんな最後を、まるでこそドロの様な扱いだ!恥知らずが。体は?」とシーザー
「既に火葬にしました」と教育係
「明日また来る、その際に彼を殺した者を引き渡して欲しい」それだけ言うとシーザーは宿所に帰ります。
夜。残されたポンペイウスの首は正式にシーザーによって火葬に・・シーザーが泣いています。
隊長はあの時捕虜にして連れ帰っていればと自責の念にかられています。

「天候が良いので、いつでも船は出るそうです」とポスカ
「アントニウス、軍団を半分連れてローマに戻り、ポンペイウスの死をローマに知らせろ。ここを片付けたら私もローマに戻る」
「何を?片付けるのです?」とアントニウス
「姉弟で内戦状態では困る。穀物が絶えてはローマは蛾死する」
「勝手にやらせておけば良いでしょう」
「介入を避けるのは得策じゃない。武力は使わずに、和解に手を貸すだけだ」とシーザー
「言うは易しだ、和解するのはローマを倒す時だけですよ」
「ええ。彼の言うとおりだと思います。共通の敵として利用されるかも」ポスカ
「ガリアを制した私だ、少年と宦官など操るのは簡単だろう」
「少年には10万の兵がついてます」とアントニウス
「判っている、でも少年である事に変りは無い」
「我々の戦いはまだ終わっていません。カトーとスキピオは新たな軍を集めるでしょう」
「倒せば良いだろう」
「心強い言葉ですが、不遜と言われかねないですよ」
「勝てば言えないだろう?」

王女の下にルキウス隊長を向けるようです。
「彼女を探し出し、出来る限りの命に従え。由緒ある王女だ。失礼の無いように」と直々に命ずるシーザー
「何かいう言は?」
「ポンペイマグナスの件では謝罪しなくてはなりません。私のせいで・・」と隊長
「たしかにね。下がれ」

王との謁見。
「犯人は?」とシーザー
「逃げました」
「捜せ、ところで陛下の父プトレマイオス12世の負債を記した文章を持参した。ローマの名の下に回収する」
「1700マンドラクマです」とポスカが執政官に証文を手渡します。



「馬鹿な!せいぜい400万では?」と執政官
「ポンペイウス将軍への借金も含まれます。ご自身での回収は不可能なので、死後の権利は現在の執政官のシーザーさまにあると法が定めています」とポスカ
「ローマのな・・」とつい口にしてしまう執政官
「他に法があるというのか?無礼だ」シーザー

王はイスから下りると、執政官から証文を取り上げ、シーザーに「今払ったぞ」と証文を投げつけます。
教育係がお許しをと、とりなします。
「陛下はローマの臣下である」と小さい王に向かって言うシーザー。
「臣下?私は臣下ではない、私は王だ」精一杯の威厳・・無いね。
「お座りなさい!」とシーザー
大人しく座る王。
「ありがとう。ところで何時支払いを?」
「我が国は財政難で。税の取り立ても遅れています。というのも・・クレオパトラ様が民衆を煽動して妨害を」とでっち上げ。
「私にも分別はある。1000で手を打とう」とシーザー
「徴収に何日も掛かります」と執政官。
「では、ではその間、ご兄弟の仲裁に時間を使おう」
「しかしクレオパトラ様は行へがしれません」
「それは心配ない、私が探す」とにっこり笑うシーザー。

郊外で待つ隊長とタイタス。暑くて文句ばかりのタイタス。



「ここで何を?」
「待ってるのさ来れば判るよ」と隊長

王はお怒りです。
「余を臣下呼ばわりした」
「金を奪ってクレオパトラ様を王位に付けるつもりでしょう」と執政
「もし見つけられればの話だ」と王
「あの男は機知に富む」と執政官
「彼は見つけるだろう、王女を殺して置けば・・そう、今のうちに殺してしまおう」と教育係
将軍も同意します。そして命が下りました。「日暮れまでには」

郊外を馬駆ける3人。



その3人を待っている2人が後を追います。

夕刻、クレオパトラの元へ。



「アレクサンドリアから知らせがきました」下男
「なんと?」クレオパトラ
「申し訳ないのですが、あの世に旅立つ支度をなさるようにと」
姫付きの奴隷は姫を抱えて泣き出します。そこへ3人の刺客が入り刀を抜きます。



そこに隊長たち。構える刺客、対峙するタイタス・・タイタスつおい!!
興奮して何度も不必要なほど倒れた敵を指すタイタス。
ふと視線に気付いて、ハローレディースとにこやかに微笑む!!!かわい

さて、3巨頭会議にあのマーダーが加わって居ます。将軍の下で働いているようです。
「シーザーを打つしかない。彼には数百の兵しか居ない。将軍も、エジプト開放の士と名が残るだろう」と教育係。
「でも命は、ローマは許さないだろう?」と躊躇する将軍。
「ローマは崩壊寸前だ!殺し合いばかりして」
「だとしても、来年は?」
「君はあまり兵に信頼が無いのかな?やはり無理か」プライドを傷つけられて憤慨する将軍。
「私の一言で町は戦になる」
「そうそう、セプティミウス殿を貸していただけませんかね」教育係

シーザーの元に、エジプト王からの使者が来ます。セプティミウスが使者です。
ポスカが受け取り開きます。驚きの表情。そして読み上げます。

「プトレマイオス、王の王、ラーの息子より これを届けるものがポンペイウスを殺害した」



当人そんな使者とは知らなかったですね。斬首さらし首です。

「彼ってハンサムだわ、力強い顎をしてる」とシーザーの顔が刻印された黄金金貨を見やるクレオパトラ。
「下品な老人です」とはっきり物言う姫付きの奴隷女。
「パイプを」
「お体によくないです」アヘンかな・・
「じきに蛇の様な顔色になりますよ。弱い人ですね」姫が思いっきりパッチンと頬を平手打ち。
「弱いですよ、奴隷は殴れても、パイプは捨てられない」
「パイプを捨てて」奴隷が捨てます。

「あの王女上玉だ!」とタイタス
「相手は王家だ言葉を選らべ」と隊長すっかりタイタスの物言いに慣れたようです。あまり怒りません。
「俺をみて、あそこを濡らしてほしがってましたよ」大笑いの隊長。
「王女に手を出したら命は無いぞ」
「私は馬鹿じゃないですよ。本当の事を言っただけです」と素直なタイタス。

「シーザーを落としてやるわ。そうしなければ私は死ぬわ、今夜シーザーが居たら丁度月の具合が良いのに。今日なら絶対子供が生まれるのに」と呟くプリンセス

夜、キャンプの一行。姫の輿から奴隷女がやってきタイタスとトルキウスを見やります。
???の二人



「来て」と輿の中に隊長を呼びます。
「赤いわ」とクレオパトラそして隊長のにおいをかぎ、「悪く無いわ」
奴隷が「王女の命令です」と隊長に告げます。
「?何を?」
「交わりなさい」と奴隷。
「子供が出来てしまいます」と慌てる隊長。でも、脇から伸びる手が剣やトーガをはぎ取ります。
「「そう、子供を作るのです!」と明るい奴隷
「ローマの男はこのような扱いを受けるわけには」と丁寧に断わる隊長。
「あら、楽しめば良いのよ、女王は最高のお相手よ」と奴隷
足で隊長の体を探る女王。当惑する隊長



いきなり、がばっと・・組みしいたけど不味くない?
暫らく不動の隊長。
「彼何を待ってるの?早くさせなさい!」とクレオパトラ。
「申し訳ないが、従えません!」
「拒むの?」
そして外へ出てくると、命令します
「プッロ、王女の下へ行き命令に従え!」
「へ?どうしたんです?」
「今すぐ行け!」自分のテントに入って怒る隊長
タイタスはわけもわからず女王の輿に入り、気取って名乗ります。
上から下まで眺め廻す女王。ま、これでも良いか・・と言う表情。
遠慮の無いタイタスは女王のお相手をします。どたばた輿の中で大騒ぎ。
侍女たちが声を出して騒ぎたて、兵士たちは皆で輿を囲んで・・ナベ焦げてますが・・
五月蝿いし、気分が高揚して眠るに眠れない隊長(笑 結局タイタスが帰ってくるまでおきてました
「最高だった・・」と隊長の横に臥すタイタス。



「何も言うな!口を開けば殺す」と隊長
「何故?命令に従っただけです、最高の命令だった」
「将軍に知られたら?」
「馬鹿じゃないですよ。絶対彼女も言ったりしないでしょ」と陽気なタイタス。
「お前は隠し事が出来ないから・・」苦労性の隊長さんです♪

翌日、人目を気にしながらローマ軍シーザーの宿所に入る隊長たち、タイタスが担いでいたのはプリンセス。



床に置かれ、毛布を開いてもらうと、そのままシーザーに引き起こしてと手を差し出す王女・・可愛い。



王宮では王が遊んでいます。そこに、クレオパトラが来ます。
姉を見つけるとそそくさと王座に座ります。
「どうかしましたか?可愛い子。父の玉座は似合わないわね」とクレオパトラ。
「悪気は無いんだ」と僕
「ええ判っているわ。悪い宦官に唆されたのでしょ」
「そのような・・」と宦官
「言葉はいらないわ、死になさい」



「私じゃない彼だ!」
お互いになすりあい。またさらし首が増えました。



扉を固めフォーメーションを組むようにと命令をする隊長。

そして宮殿の中クレオパトラとシーザー
「カルプルニアは3人目の奥様?ご子息は?」
「彼女は産まなかった」
「お気の毒、息子の居ない男に未来はありません。上流の港は手中に?そこを支配するものがエジプトを支配します」
「私がエジプトの支配を望んでいると?」
「望まないなら、何故ここに?何故私を救ったの?私を傀儡にする気でしょ?」
「嫌かね?」
「私の希望がいえるの?あなたは命の恩人、私はあなたの奴隷」
兵たちは門を見張って夜になりました。
クレオパトラは思惑通りシーザーを手に入れます。

方やセルフィリア。オッタビアとの情事に耽っています。



雄たけびを上げる外の市民。
迎え撃つ隊長。上から槍が降ります。

元老院でキケロと会うブルータス。自虐的なブルータスに、自分を責めるなとキケロ
「何故シーザーは戻らない?アレクサンドリアに1年近く留まっている」キケロ
「そのうち戻るさ」とブルータス。
「シーザーが死ねば、アントニウスが幅を利かせる」キケロ
「そうだね。でもわたしには関係ない政治をする気は無い」とブルータス
「自分を哀れむのは良い、私も恥じている、だが我々は元元老議員だ、責任を果たさないと」
「私たちはシーザーに忠誠を誓った」ブルータス。
「カトーたちが挙兵した。彼らと連絡がとれれば我々は・・」
と言いかけて「元老委員さん!」とアントニウスに声を掛けられます
「驚いたな、君たちの事を考えていたんだ!良い知らせが届いたよ。知らせたいと思ってた。皆俺を誤解してる。世間じゃ俺は無慈悲だと言うが、それは違う」
「完全な人など居ないさ」と言いながら階段を下るキケロ。
それを足で止めるアントニウス。



「そう、我々はみな不完全だ」とアントニウス
キケロの手をとり、「心から君を許そう」とアントニウス険しい表情
「何のことだ?」
「俺は見逃さん。逃げ道は無いぞ。はとが1羽死んでも判る」と微笑みながら脅します。
「もしまた俺があなたの名前を耳にしその名が裏切りと関わるなら、この柔らかいピンクの手を切り落とし元老院の扉に打ち付けるだろう」
そういって手にキスをして去ろうとします。



「アントニウス、良い知らせとは?」とブルータス
「ああ、忘れた、アレクサンドリアより使者が来て、プトレマイオス軍は壊滅し将軍はエジプトの支配者になった。あの方はただ者じゃない!」

川に浮かぶ遺体。あの僕王様でした・・



そして門が開き、子供を抱いた王妃
ローマ兵の下でお披露目、子供を掲げるシーザー。



大騒ぎする兵・・もちろんタイタスも・・隊長に睨まれて、ちょと怯むタイタス(笑

さて、誰の子でしょう?

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Rome 107 :Pharsalus

2010-04-19 | TV Series
海岸線、打ち上げられた遺骸。船は難破したようです。
隊長とタイタスがやっとの思いで岸に上がります。



シーザーの陣地。
アントニウスは無事シーザーの元に到着したようです。
「海岸まで後退すれば雨季まで持つかもしれない」とシーザー
「東は不味いですよ」とアントニウス

ポンペイウスの陣地。
「トルクアトゥスを法務官に?あと・・」と勝ち戦の後の狸算用。
その中で、ブルータスがどうも浮かない顔。
「独裁者は裁かなければ、でも父同様でしたから複雑なんです」とブルータス。
「気の毒だが、あいつの死体を軍神マルスに捧げねばならない」とカトー

ローマではフレ。
「ギリシアからの便りとして、アントニウス将軍は無事だが、送られた多くの船が途中で難破した。シーザーの軍は兵力不足で包囲されている。
元老院とポンペイウス軍は間もなく決定的な勝利を手にするだろう」

アティアはそのフレを聞いて家に帰り、セルフィリアに言って護衛を借りてくるように娘に言います。
「嫌よ。お母様は傲慢よ。奴隷男で友情が買えると思ってるの?」とオッタビア。
でも彼女は行くしかありません。

ニオベの元へリュデがやってきます。啖呵切って出て行ったのに。
「心配してたのよ」とニオベ。
「大丈夫よ」「お金は?少しならあるわ」
「そうでしょう。あなたは良い夫を持ったもの・・・・ごめんなさい。こんな事を言うために来たわけじゃないのに。もう疲れたの、姉さんを憎むことも、頼れる人は姉さんしか居ないのよ」

島に漂着したタイタスは魚を突いています。
「時間の無駄さ、取る前に干からびるぞ」と隊長
「何してるんです?」とタイタス。
「ニオベにメッセージを残してるんだ」ナイフで岩にメッセージを刻んでます。

化粧をして、セルフィリアの元へ向かうオッタビア・・セルフィリアはにこやかに迎えます。護衛の件もセルフィリアはOKしてくれました。
泣き出すオッタビア
「許してください。頼めるギリではないのに・・」

ポンペイウスが「ローマ市民に最後の戦いを挑むと伝えよ」と伝令に言います。
シーザーも応戦を決めます。
「我々は死ぬか勝つかだが、ポンペイウスには他のオプションもある」とシーザー
戦いの前にシーザーは神に祈りを捧げます。
「さらばだポスカ」シーザーは出陣です。
そしてPharsalusの戦いが始まります。

あっけなくシーザーが帰ってきました。



ローマにシーザーが勝ったと告げよ。

「シーザーの軍が来ます。早く逃げなくては」とポンペイウスに話しかける兵。
気力の無いポンペイウス



ポンペイウスの陣
「総崩れだ!どうする?」
「アフリカに逃げて兵を募る」強硬派のカトーは相変わらず。
現実派のキケロは「私はシーザーに降伏する。殺されるかも知れぬが、疲れたよ。私は家に帰りたいんだ」
ブルータスも同意し、「私も家に帰りたい。これほどポンペイウスがおろかだと知っていたら、ローマを出たりはしなかったと・・」つい口から出てしまうブルータス。
後ろにはポンペイウス・・・おっとっと
カトーたちもポンペイウスと同行しない事にしました。
文字通りの総崩れです。

どうしてこんなことに、こんな死に方をするなんて・・・孤島で悩むタイタスと隊長。
隊長は浮いた遺体を見て、いかだを立てています。
浮いた遺体を浮材にして・・

軍備を解き、家族と共に馬車で行く将軍。翌朝、皆がキャンプを去ってしまいます。
護衛に雇った男しかついてきません。
海岸に着くと、男が二人倒れていますがな・・(笑
さっさと発ちたいポンペイウスに、焦っても日が暮れるからキャンプを立てようと言う護衛。
浜に倒れていた二人、隊長とタイタスを助ける護衛。
小さな声でタイタスが、「ポンペイマグナスにそっくりだ」と「彼を指差すな」と隊長。
だって、敵陣ですもの。



母の言いつけで、セルフィリアの元へ行くオッタビア
二人でお喋り。まるで親子のように楽しそう。



そこにシーザー勝利の知らせが・・
ブルータスはポンペイウスについていっています。
慰めるオッタビア



キケロとブルータスがシーザーに降伏に来ました。
シーザーはブルータスに抱きついて、良かった無事だったかと



「慈悲を請うつもりも無い、武器も持っていない全てを引き渡そう」とキケロ
「降伏など水臭い。我々は今まで通り友だ」と微笑むシーザー。
疲れきったキケロ
「なんと寛大な・・」しかしブルータスは苦渋の表情。
「申し訳ないです」



「それはこちらの言うことだ。君を困らせてしまった。それでポンペイウスは何処に?」
「生きています」とキケロ
「良かった神に感謝をしなくては」
「彼は降伏するつもりはありません」
「なんと馬鹿な、逃げられもしないだろうに。スキピオとカトーは?」
「アフリカに」とキケロ
「それはいかん。さ、質問の前に腹ごしらえをしなくてはな」とテントに招くシーザー。
「その前に私は・・」と言いかけるブルータスを止め、
「さぁ。こっちへ」夕食をとる諸侯たちの元へ案内される二人。
気まずい沈黙。何か言いたそうなアントニウスを目で抑えるシーザー。

ポンペイウスは商人のアエネアスメッラと名乗っています。
隊長たちは慎重に探りを入れますが、どう見てもポンペイウスですから・・
護衛が、「俺と手を組まないか?お前たち強そうだ、あいつらを倒して報酬は半々どうだ?妻子をやる、奴隷はもらう」
「二度とそんな話はするな」と怒る隊長
「悪い話じゃない」とタイタス
「独り占めするつもりだな、殺すぞ!」と護衛。
「俺の視界から消えろ、殺すぞ」と隊長
「こいつ本気か?」とタイタスに聞く護衛。隊長が背を向けるとすかさず剣を抜く護衛ですが、隊長のほうがはるかに早い。



「酷いなぁ良い話だったのに」とタイタス

「何て事をするんだ!」と飛んでくるポンペイウス。
事情を話し「私はルキウスヴォレヌス第13軍団部隊長、私に従ってください」
「何故」と笑うポンペイウス
「あなたを13軍団の捕虜とします」と真顔の隊長
「私は商人だ・・」とポンペイウス
「あなたが誰だか判っています。サー」とタイタス
「昔軍に居たから見覚えがあるのかもしれないが、君は誤解している」
「かも知れません」ため息をつくポンペイウス。
「どうか、聞かせてください。何故このようなことになったのか・ポンペイウスは圧倒的に優勢だったのに」
ポンペイウスは地面に棒で図を書きながら、最後の決戦の経緯を話し始めます。
「戦場は川沿いの開けた場所だった。そこで対峙した。僅か一個の予備歩兵に撃退された2百騎いたが返ってきたそれらが左の戦列を崩した。戦列は崩壊し、ポンペイウスは敗れ去った。共和国は死んだ」
何も言えない隊長。
「まて、私は慈悲を請うつもりは無い、どうか妻と子供たちの行く末を考えてやってくれ。エジプトの友の元へ送りたい」そこには将軍ではなく一人の夫が居ました。
無言の隊長。

翌朝、隊長は資材を詰め馬に乗せ出立します。
気がついたポンペイウスに寝ててと良い置いて



「馬鹿なことを。理解できない最高の捕虜だ!馬も金も手に入ったのに。シーザーなら農場をくれたかも」とタイタス
「黙れ!ポンペイウスは金で売れん、奴隷じゃないんだ」と隊長。
「何故です」
「お前は判ってない」
「どっちが・・」

「5千人中12名が助かった。復帰遅延にはよほどの理由があるのだろうな・・」とシーザー
「道中家族を連れたポンペイウスに会いました。ラバの隊列でエジプトに行くと」隊長
「兵は?」
「一人も居ません」
「何故捕まえなかった?」
「必要ないと思いました。手は震え服も汚れ涙ぐんでいました。プッロは関与していません」



「どんなに老いぼれていても、ポンペイウスは危険だ。生きている限りやつの下に敵は集結する危険だ、なのに逃がしたのか?!」
「はい」
「誰がそんな権限を与えた!」シーザー
「任務を怠ったのは事実です。どうかお許しを」隊長
「許せと言うのか?磔に値する罪だ。慈悲を与えるのはこの私だ、忘れるなよ」とシーザー
「はい」

2人が下がると、アントニウスが意見します
「あの男に甘すぎます。生かしておくべきじゃない!他に示しがつかない」とアントニウス。
「他の男ならな、でもあの二人は違う。鷲を見つけ、嵐を生き延び、ポンペイウスの居る浜へ着いた。彼らはパワフルな神を味方にしている。私は神の友人を殺すことは出来ない。ポスカ、皆に出立の準備をさせろ、エジプトに向かう」とシーザー。

船に妻子を乗せたままエジプトの地に上がるポンペイウス。



出迎えはセプティミウスと名乗る元ローマ兵。昔の部下のようです。
「ここで何を?」ポンペイウス。
金に困ってエジプトで警備をしているようです。
そして一撃。



膝を付くポンペイウスの首をはねます。
慄く船の奥様
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