Far Rattan

タイトルの後に邦題があるものはJP版です。

Lorna Doone

2010-12-26 | Film on DVD
勧善懲悪のラブストーリーは30分4回のミニTVシリーズです。
PCドライブ認識しない!!!と思ってたらぶっ壊れの前兆だったのね。替えたらちゃんと映りました♪

馬に乗り草原を行く親子。



遠くで声。女の子の泣き声です。
馬に跨るカーヴァに抱きかかえられた身なりの良いお嬢ちゃまが泣いてます。
丁度、襲撃から帰ってきたカーヴァはデューンの一族。
無法状態のイギリスの田舎のお話です。
父はいざこざを避けたいので、馬から鞍を下ろして先に馬だけ家にやり、親子は伏せてやり過ごすつもりでした。「彼女を放せ」とジョン少年。
伏せていろと父親。
でも、気付いたカーヴァがその親子の元へ・・拳銃を抜き・・ズドン。



目の前で父を殺されるジョン少年。

20年後。
ジョンリッドは立派な大人になっています。



村人たちは次々とデューンの横暴に村を捨てていきます。
それを憂うジョン。
「あなたのお父さんの事を覚えておくのよ」と祖母



「ええ、奴らが父を殺したことは忘れません・・」

川で魚とりをするジョン。上手くは無いです。



簡単なやりを作って川の上に差し掛かった木上から刺しつこうとしますが、バランスを崩して河へ転落。ウォータースライダーさながらに、滝から落ちて下流に。
それを助けたのがローナ。
「ここは?もしかしてデューンの土地?」とジョン。
「ええ、私はローナデューンよ」



遠くでローナと呼ぶ声が・・・見つかっては不味いと滝の後ろの隠れ道を教えるローナ。
「二度とここへは来てはダメよ、ジョンリッド」
「どうして僕を知ってるの?」



「急いで」
カーヴァに呼ばれて帰るローナ。
河原に落ちていたジョンの帽子を見つけるカーヴァ・・これは怪しい。

家に帰ってもにまにまご機嫌のジョン。アンは何かあったのねと。
そこにおたづね者が逃げてきます。
Tom Faggusという男で、ジェームズII世に追われています。



祖母サラは孫息子のトムの訪問に驚きながらも喜んでいます。
トムに銃を習うジョン。良い腕です。
「恨み重なるカーヴァに見立ててるから良く当たる」とジョン。(笑
「じゃあ、俺はジェームスに見立ててやると案山子の頭を吹き飛ばすトム。
デューンの館の見える丘へ。遠くから見てもローナは美人。



何度でもローナに会いたいジョンは朝早く身支度を整えて出かけます。
「何処へ行くの?」と祖母
「教会へ」
「あさの5時に?」
「あの・・遠くの町の教会へ・・・」
おめかしして出かけるジョンはあの川でローナを待っている間に居眠り・・ここで寝るか?という岩場・・



そこへローナがやってきます。騒ぐ小鳥。
小鳥の巣が木から落ちたようで、ローナはそれを木に登って戻してやります。
「この前は助けてくれてありがとう」と声を掛けるジョン。
「ここは危険よ!こっちに来て」彼女の隠れ家だそうです。
「どう思う?」
「素敵だね」
助けてくれたお礼にとリングをローナにプレゼントします。
「カーヴァデューンがあなたの父を殺したんでしょ・・?」
一途に見つめるジョン。もうすっかり夢見ごちの二人。

第二話

馬を駆るジョン。
家に帰ると王の兵が、家捜し中。トムを捜してるのです。
事情聴取にジョンが捕まって馬車で検事の尋問を受けています。
連れて行かないでと叫ぶ祖母

「悪いのは誰だね?」
「デューンです」
「どうすればトムを引き渡すかね?」
「かれは従兄弟です。協力は出来ません」頑固な青年です。
馬車から突き落とされるジョン。
帰ると馬小屋の屋根の梁に隠れていたトムが声をかけます。
どうあっても、デューンが許せないと。そしてローナへの恋心も捨てられないと。
思い沈むジョン。
毎日ローナの隠れ場にしのんでいきますが、ある夜、ヂューンの館に。しかしカーヴァに見つかり捕まってしまいます。
「お前のおやじと同じように殺してやる」

朝目覚めたローナはそっとジョンに会いに行きます。



俺はローナと結婚するぞと一族に言い放つカーヴァ。悪たれです。
デューンの一族を束ねるロード、デューンお爺さまはジョンを牢から引き出し理由を問います。



「この私からローナを奪って行くものがいるとすると命知らずの大馬鹿だ」といいますが、それでも、ジョンはローナと結婚したいとはっきりと伝えます。



しかもカーヴァの目の前で宣言。



お爺さまは可愛いローナの意志を尊重しそうです。ずっと自分の物にすると思っていたローナを目の前で奪われてはたまらないと、小屋から出た二人はカーヴァーの手下に取り押さえられます。
既に一族を意のままに操るカーヴァです、手下がその間に、お爺さんを殺害されます。
殴られて気絶したジョンを馬の鞍にのせ、馬をはやしたて家に帰します。
それをトムが見つけます。

墓地。



デューンお爺様の葬儀、そっとローナの様子を見に行くジョン。
閉じこめられたローナに食事を持って行くカーヴァー。出てきません。ハンガーストライキ中です。

裏口からドアを壊して部屋に入り、ローナを攫うジョン。
それを見た息子が父カーヴァーに知らせます。



第三話

家にローナを連れ帰るジョン。
すでにぐったりとしているローナを看病するアンとサラ。



ローナの首には高価な母の形見のネックレス。

「この子は?」
「ローナ、パパを殺したデユーンの娘だ」顔を顰めるアンたち。

窓の補強を始めるジョンとトム。
銃の手入れをする祖母たち。



嫁とトムが仲良さそうなのを憂う祖母。
朝アニーに「もし王から許しが出たら、結婚してくれるかい?」とトム。
OKするアニー。

食事中、ローナのネックレスを見て訝しげなトム
「それ見せてくれない?」
ローナは形見のネックレスをみせます。



「デューンが盗んだもんかな?いわくがありそうだ・・このエンブレムは・・」
「いえ、これは私の母の形見です」とローナ。

そこに夜襲をかけてくるカーヴァ。
家族で応戦。
「リロードしてくれ!」とトム。
相手は挑発しながらも倒れていきます。
トムが撃たれます。
外に飛び出したトムとジョンはカーヴァに銃をつきつけ、
「二度と目の前に来るな。その時は殺す」
と啖呵をきります。
銃を突きつけられ、一時退散のカーヴァー。
トムはアニーの腕の中で息を引き取ります。



「あなたは何をすべきかわかっていますね。ローナ」とサラ。

王軍がやってきますが、ジョンの呼びかけにも答えてくれません。

一家で領主のもとへ



あのローナのネックレスにあった同じエンブレムがあります。
「何方?なんのごようかしら?」と女当主。
「ヴァジルフォレストのデューンから被害を受けている農夫です」とジョン



「これはデューンが盗んだものでしょう?お返ししたくて」とネックレスを差し出すローナ。
「私はローナといいます。私の両親の元から攫われました」
「まぁローナ!」年老いた当主には思いがけない喜びです。
「これをお返ししたくて」とローナが言いますが、微笑んで当主は受け取りません。
「これはあなたのものよ。ほら、こっちよ」当主の娘の肖像をみせられます。ローナそっくりです。



「ローナあなたは幼くして、攫われてしまったの。良く帰ってくれたわ」



こうなってしまったら、身分違いのジョンとローナです。

「ジョンリッド、私の孫娘を無事に連れて来てくれて感謝しています」
ローナは「私は彼を愛しています」
「また田舎に戻るの?」と不安そうな祖母。
「ええ」とローナ。
「君はデューンじゃないんだから、残ればよかったのに。これから彼らとは決着をつけなくてはならないのに」とジョン
家に帰り着くジョン一家。
家には家族を殺された村の男たちがデューンに立ち向かおうと待っていました。

第4話

朝、皆で武装して出立。デューンの館のある谷に乗り込みます。
谷を挟んで東西からなだれ込み、朝駆けです。
迎え撃つカーヴァーですが、形勢不利と見るや逃げ出すカーヴァ。



結局は打ち砕かれる一味。



カーヴァーの息子エンジーを保護するジョン。



実家に戻るローナ。これ以上迷惑はかけられないから・・と。

孫が帰って嬉しい祖母はロンドンでドレスを作らなくちゃとか身の回りのことは召使にやらせなさいとか嬉しそう、まだジョンを忘れれないローナは沈み気味。

ローナの祖母はジェームズ2世に孫娘が戻ったと手紙を書きます。
ジェームスIIが家に招かれて、無事ローナが戻ったお披露目パーティです。



祖母に招かれ王に会うことになったジョン。そして、サーの称号を与えられます。
あらま。ジェームズIIはヒューフレイザー!
シャープのウェリントンですわな。ポワロのヘイスティング君です。パトリオットゲームにも出てます。と言うことは、ショーンパートウィと同じで、ショーンビーンと3回共演ですね・・VHSのときは気がつかなかったなぁ・・・

そしてそっと館を抜け出す二人。



森の中で、ローナに結婚を申し込むジョン。ローナは軽く首を振ります。
再度、結婚してとジョン。
じゃ、先にキスしてとローナ。

村人たちに囲まれての結婚式





指輪のこうかんをして誓いのキス・・・銃声。
ローナが倒れこみます。



ローナを銃で撃ち、エンジーを攫うカーヴァー馬で逃げます。


それを追いかけるジョン
教会で手当てを受けるローナ。
川に阻まれたカーヴァー。ジョンが飛び掛り川に落ちくんずほぐれずの二人。



殴られて滝つぼに落ちるカーヴァーにとどめを刺そうと、ジョンがカーヴァが落とした銃を拾いカーヴァーに向けます。
でも、エンジーが「止めて」と。躊躇している間にカーヴァーは水底に・・・(金槌ですかい?)

ベッドで目覚めるジョン。枕元にはローナのネックレス。



それを握りしめて涙するジョンに、「何故泣いてるの?」とローナが話しかけます。
傷は浅かったようです。



そして、二人のキスでおしまい・・めでたしめでたし・・・若い豆ちゃんも悪たれの魅力全開・・軽いけど。
エイダンと比べるとかなり軽いですわ。
むすっとしたクライブはこれが魅力なのでしょうか?大振りの目鼻立ちは王子様向きかどうか・・私には判らないっす。
RADAの先輩後輩の二人ですが、表現と言う点では豆ちゃんの方が良いですな。

Michael MacKenzie...John Ridd's Father
Andrew Ferguson...Young John
Sean Bean..Carver Doone
Claire Madden...Young Lorna
Clive Owen...John Ridd
Paul Young...Neighbour
Jane Gurnett ...Annie Ridd
Billie Whitelaw...Sarah Ridd
Polly Walker... Lorna Doone
Miles Anderson...Tom Faggus
Kenneth Haigh...Judge Jeffreys
Euan Grant MacLachlan...Ensie Doone
Robert Stephens ...Sir Ensor Doone
Martin Heller...Priest
Rachel Kempson...Lady Dugal


最新の画像もっと見る

コメントを投稿