クスコを出てから聖なる谷と呼ばれる村々、そしてマチュピチュと回って、昨日、プーノに到着した。
聖なる谷はチンチェーロ、ウルバンバ、オリャンタイタンボに行ったが、きれいな自然や街並みで本当にいいところだった。マチュピチュも期待を裏切らない遺跡で南米にきて以来、初めて本当に大満足ができたクスコ近郊巡りだった。聖なる谷とマチュピチュは別に載せるとして、とりあえず、高すぎるだろう、マチュピチュ…。
とりあえずクスコに来た翌日にスーさん達とツアーで行ったピサックで。写真左下、川沿いに村がある。
ピサック周辺の風景。
ピサックでは週3回、市が開かれる。売られているものは全て観光客向けの物。
村の後方には遺跡が残っている。形からしてプチマチュピチュといったところか。
チンチェーロの教会前広場で。詳しくはこちら。
ウルバンバ。詳しくはこちら。
オリャンタイタンボの路地で。詳しくはこちら。
マチュピチュ。詳しくはこちら。
まず、マチュピチュの最寄りの町、アグアスカリエンテスに行くにはクスコかオリャンタイタンボから出ている鉄道しか交通手段はない。あるいはバスが走っているオリャンタイタンボまで行って、そこから歩いていくという方法もある。全く情報収集をせず、どんな道なのかも何時間かかるのかもわからなかったので、おとなしくクスコで予約をして、鉄道で行くことにした。オリャンタイタンボ~アグアスカリエンテス間のその料金はたった2時間足らずの所要時間にもかかわらず往復で47USドルという先進国顔負けのものだった。実は往復で15USドルぐらいだろうと勝手に考えていたので、窓口で47USドルといわれた時には本当にびっくりした、高くなりすぎている。途中で手に入れたガイドブックの片隅に、この間の料金は77ソル(約23ドル)と走り書きがされていたのでそれを鵜呑みしていたためだが、一体どんな勢いで料金を上げているのだろう。ちなみにこの料金はいわゆる外国人料金というやつで、地元民とペルー内に住所を持つ外国人は別料金でもちろんそちらのほうが安い。
アグアスカリエンテスからマチュピチュまではシャトルバスが走っている。徒歩で1時間強ほどの距離なので、これには乗らなかったが、料金は所要20分で往復20USドルらしい。
そして、マチュピチュの入場料金は40USドル。世界中の遺跡でこれ以上の料金を取るところはそうそうない。自分が行った中ではアンコールワットの1週間券ぐらいだ。自分は本物?の学生証を持っているので20USドルではいった。
ということで自分の場合は生活費を除いて、67USドルかけてマチュピチュを見た。学生ではなく日帰りでしか時間がない人だと、マチュピチュ滞在時間4時間程度で約140USドルかかる。しかし、67USドルというと日本円で約8000円だから相当な金額だ。確かにマチュピチュは山奥の険峻な山の上にあり、驚かされるほどの場所にある。遺跡の維持費用と大量の観光客を受け入れるためのインフラや施設を作るためには莫大な費用がかかっているだろうけど…。
なんにしてもペルーは外国人料金、というかボリが激しすぎるんだよ。
外国人観光客がよく行く場所にある小さな商店や露店で買いものをしようとすると、かなりの確率で料金が上乗せされる。例えばタバコを買おうとする。そもそも正規料金がいくらかよくわからないのだが、大体2~2.5ソルぐらいのものが、大抵の場合、4ソルとか5ソルとか言ってくる。さらに昨日、2ソルで買った店が、今日、買おうとすると5ソルと言われて閉口させられてしまう。
料金設定も不思議だ。600mlのジュースが1ソルなのに1.5Lのものだと3ソルになる。自分の持っている常識だと量が増えれば多少、値段が割引されるが、ペルーにおいてはそんなことはないらしい。でも、これで1.5Lのほうを買う人がいるのだろうか…。ボリビアでもタバコは箱で買うよりも、インドでよく見られる一本売りのほうが安く、愛煙家の自分はまとめて買うべきか、こまめに買うべきかよく悩まされた。しかし、インディヘナの経済感覚がよくわからない。
万事がこんな調子なので、何を買うにも食べるにも、これはボラれているのでは、といちいち疑ってしまう。クスコからプーノに向かうバスでさえ最初、20ソルといっていたが、あっという間に15ソルに下がるので本当に15ソルなのかとわからなくなる。
ただ、一概にこれは外国人料金とは言い切れない面もある。ローカル食堂で食事をすると2ソルとか3ソルでスープ、米と鶏肉や牛肉のメイン、それにお茶が飲食できる。しかし、ペルー人も入っているような適当なカフェに入ると、コーヒー一杯、あるいは手のひらサイズのパンに薄いハムが挟まっただけで2ソルとかする。たまにはコーヒーとパンの朝食を食べようとそんな店に入り、出てきたものを見て、ローカル食堂に比べてなんだこの内容は、高い、と勝手に憤慨していても、隣の席のペルー人はそんなことはないと平然と自分より高いものを食べている。
ペルーに限らず、南米では国内経済格差が大きいようだが、持つものと持たざるものが区別され、それが料金差によって表されているような感じだ。
ボラれた時はいちいち面倒くさい、その騙し取ろうとする根性を正せといいたくなるが、現実には持っている人間から多少でも取るしか彼らには上がっていく方法はないのかもしれない。
と、ペルーに対して文句を言っているけど、ペルーは本当にいいところだ。街もいいし、景色もいい。それに人も陽気だし、基本的には親切な人ばかりで、気兼ねなく笑顔で挨拶ができる。やっぱり一番笑いながら話しかけてくれるのはこういうボッてくる人たちなんだよな。マザーテレサじゃないけどなんで貧しい人ほどよく笑うのかね。
プーノに何日か滞在して、次はアレキパ近くの温泉町に行きます。
聖なる谷はチンチェーロ、ウルバンバ、オリャンタイタンボに行ったが、きれいな自然や街並みで本当にいいところだった。マチュピチュも期待を裏切らない遺跡で南米にきて以来、初めて本当に大満足ができたクスコ近郊巡りだった。聖なる谷とマチュピチュは別に載せるとして、とりあえず、高すぎるだろう、マチュピチュ…。
とりあえずクスコに来た翌日にスーさん達とツアーで行ったピサックで。写真左下、川沿いに村がある。
ピサック周辺の風景。
ピサックでは週3回、市が開かれる。売られているものは全て観光客向けの物。
村の後方には遺跡が残っている。形からしてプチマチュピチュといったところか。
チンチェーロの教会前広場で。詳しくはこちら。
ウルバンバ。詳しくはこちら。
オリャンタイタンボの路地で。詳しくはこちら。
マチュピチュ。詳しくはこちら。
まず、マチュピチュの最寄りの町、アグアスカリエンテスに行くにはクスコかオリャンタイタンボから出ている鉄道しか交通手段はない。あるいはバスが走っているオリャンタイタンボまで行って、そこから歩いていくという方法もある。全く情報収集をせず、どんな道なのかも何時間かかるのかもわからなかったので、おとなしくクスコで予約をして、鉄道で行くことにした。オリャンタイタンボ~アグアスカリエンテス間のその料金はたった2時間足らずの所要時間にもかかわらず往復で47USドルという先進国顔負けのものだった。実は往復で15USドルぐらいだろうと勝手に考えていたので、窓口で47USドルといわれた時には本当にびっくりした、高くなりすぎている。途中で手に入れたガイドブックの片隅に、この間の料金は77ソル(約23ドル)と走り書きがされていたのでそれを鵜呑みしていたためだが、一体どんな勢いで料金を上げているのだろう。ちなみにこの料金はいわゆる外国人料金というやつで、地元民とペルー内に住所を持つ外国人は別料金でもちろんそちらのほうが安い。
アグアスカリエンテスからマチュピチュまではシャトルバスが走っている。徒歩で1時間強ほどの距離なので、これには乗らなかったが、料金は所要20分で往復20USドルらしい。
そして、マチュピチュの入場料金は40USドル。世界中の遺跡でこれ以上の料金を取るところはそうそうない。自分が行った中ではアンコールワットの1週間券ぐらいだ。自分は本物?の学生証を持っているので20USドルではいった。
ということで自分の場合は生活費を除いて、67USドルかけてマチュピチュを見た。学生ではなく日帰りでしか時間がない人だと、マチュピチュ滞在時間4時間程度で約140USドルかかる。しかし、67USドルというと日本円で約8000円だから相当な金額だ。確かにマチュピチュは山奥の険峻な山の上にあり、驚かされるほどの場所にある。遺跡の維持費用と大量の観光客を受け入れるためのインフラや施設を作るためには莫大な費用がかかっているだろうけど…。
なんにしてもペルーは外国人料金、というかボリが激しすぎるんだよ。
外国人観光客がよく行く場所にある小さな商店や露店で買いものをしようとすると、かなりの確率で料金が上乗せされる。例えばタバコを買おうとする。そもそも正規料金がいくらかよくわからないのだが、大体2~2.5ソルぐらいのものが、大抵の場合、4ソルとか5ソルとか言ってくる。さらに昨日、2ソルで買った店が、今日、買おうとすると5ソルと言われて閉口させられてしまう。
料金設定も不思議だ。600mlのジュースが1ソルなのに1.5Lのものだと3ソルになる。自分の持っている常識だと量が増えれば多少、値段が割引されるが、ペルーにおいてはそんなことはないらしい。でも、これで1.5Lのほうを買う人がいるのだろうか…。ボリビアでもタバコは箱で買うよりも、インドでよく見られる一本売りのほうが安く、愛煙家の自分はまとめて買うべきか、こまめに買うべきかよく悩まされた。しかし、インディヘナの経済感覚がよくわからない。
万事がこんな調子なので、何を買うにも食べるにも、これはボラれているのでは、といちいち疑ってしまう。クスコからプーノに向かうバスでさえ最初、20ソルといっていたが、あっという間に15ソルに下がるので本当に15ソルなのかとわからなくなる。
ただ、一概にこれは外国人料金とは言い切れない面もある。ローカル食堂で食事をすると2ソルとか3ソルでスープ、米と鶏肉や牛肉のメイン、それにお茶が飲食できる。しかし、ペルー人も入っているような適当なカフェに入ると、コーヒー一杯、あるいは手のひらサイズのパンに薄いハムが挟まっただけで2ソルとかする。たまにはコーヒーとパンの朝食を食べようとそんな店に入り、出てきたものを見て、ローカル食堂に比べてなんだこの内容は、高い、と勝手に憤慨していても、隣の席のペルー人はそんなことはないと平然と自分より高いものを食べている。
ペルーに限らず、南米では国内経済格差が大きいようだが、持つものと持たざるものが区別され、それが料金差によって表されているような感じだ。
ボラれた時はいちいち面倒くさい、その騙し取ろうとする根性を正せといいたくなるが、現実には持っている人間から多少でも取るしか彼らには上がっていく方法はないのかもしれない。
と、ペルーに対して文句を言っているけど、ペルーは本当にいいところだ。街もいいし、景色もいい。それに人も陽気だし、基本的には親切な人ばかりで、気兼ねなく笑顔で挨拶ができる。やっぱり一番笑いながら話しかけてくれるのはこういうボッてくる人たちなんだよな。マザーテレサじゃないけどなんで貧しい人ほどよく笑うのかね。
プーノに何日か滞在して、次はアレキパ近くの温泉町に行きます。
プーノにクスコ、そしてマチュピチュ。
確かに高いよなぁ。鉄道もエントランスも。
僕の行けなかったウユニ塩湖とパタゴニア。
楽しんできて下さい。
ウユニはポトシに5泊もしながら、
なんと入ってないんですよね〜ww。
これからは北上していきます。
もう寒いのはいやじゃ!!海が俺を待っている。
そしてそっちはやっぱり今は寒いのかね??
どのくらい寒いの??
南米で強盗に全部持ってかれた話を聞いたよ。
本当気をつけて!
アデランス!!
え〜、今日のプーノは雪がちらつきました、昼頃に。
そんぐらいの気温かな。。。
俺が寒がりってこともあるけど 。
しかし、んだここは、全然、晴れん!!
まだ湖の島に行ってないんだけど、もう出発しよっかな。。。