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ウルバンバ -聖なる谷、ペルー-

2007年07月04日 | Around the world 2005-2007
前回、何の説明もしていなかったが、聖なる谷というのはクスコ近郊、周辺を6000m級の山脈に囲まれた谷の地域を指し、正確にはインカの聖なる谷と呼ばれる。山と田園の風景の中に点々と村々があり、チンチェーロのようにインカ帝国時代からの街並みや遺跡が残っている。

クスコ出発当日、マチュピチュ行きの列車を3日後に予約して、聖なる谷の村で3泊しようと思っていた。が、チンチェーロで気づいたのだが、間抜けなことに日付を間違い、予約は4日後になっていた。窓口でちゃんとカレンダーを見て確認しながら予約したのに、どうなっているんだ、自分の日付感覚は…。
チンチェーロにもう一泊とも考えたが、今は動き回る気力に溢れているので、延びた1泊をウルバンバですることにした。
チンチェーロからウルバンバへはバスで一本。約1時間で2ソル。移動中の風景は山、畑、空、たまに人、家、家畜、湖。後はひたすら山、畑、空、山、畑、空、…すぐに寝てしまった。昼間は半袖姿でいれるぐらい暖かいし、のどかだねー、ここは。

チンチェーロのようなど田舎を期待していたが、ウルバンバはそれなりの規模があり、村というよりかは町と呼んだほうがいい広さのところだった。でも、それってツアーで行ったときに知っていたはずなんだけどね・・・。
新しい建物もあって、街中を二輪車に座席をつけたトゥクトゥクやオートリキシャのような乗り物も走っていた。もちろん各種店も大体あって、中心部を歩いていると、なんだか特徴のない街に来てしまったなぁとも感じる。
けど、ここは住宅街の街並みがよかった。急激な斜面があまりなく、なだらかな斜面に町が作られているからか、ウルバンバの町は碁盤状に通りが整備されている。だから個人的には散歩の楽しみが減ってしまうのだが、ここではその直線に伸びた道沿いに伝統的な白壁の家が並んでいて、その道が高地特有の強い太陽に照らされ、上空には青い空があるから、そこにいるだけで気持ちがいい。やっぱり自分は高地の空と光と空気が大好きだ。
ウルバンバは広いといっても迷うほどの規模ではないので、碁盤の通りを突き当りまで歩いて、隣の通りを再び突き当りまで歩く、街中ではそんな歩き方をしていた。


 
 メインストリート。


 
 メルカド前。
 中央広場とメルカド周辺が中心部になっていて、ツーリスト向けの店も集まっている。
 トレッキング客の中継地点になっているみたい。


     


 
 中央広場。広場の前に教会が建つ典型的なスペイン風の街並み。


 


 


 
 街角で。
 女の子から「写真撮って」とお声がかけられることが何回か。
 街で女の人と目が合うと微笑んでくれるし、雰囲気が柔らかい。
 

 
 大人の男から声がかかることもあります。
 しかし、街で見かける働いている人は女性のほうが多い。男は一体どこで何をしている。
 どこかで肉体労働でもしているのだろうけど、やっぱり女のほうがしっかりしている・・・。
 


 
 メルカド内で。
それなりの規模を持った町だけにメルカドもしっかりした新しい建物に入っている。
周辺の村からも買い物に来ているのか結構な賑わい。


      


     


 
 メルカドで会った子供たち。


     


 
 ウルバンバの町近くを流れるウルバンバ川。
ん~、川の流れる音っていいな。天気もよく、意味無く川岸でぼけっとしてみたりする。


 
 町から少し離れた場所。川の側から眺めた風景。


 
 夕暮れの街角で。
 次はオリャンタイタンボです。

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