先日、先輩経由で落札した『パイラ人』が、今日届きました。
これが欲しかったんです......
『パイラ人』が岡本太郎のデザインであるという事は前回書いたんですが、
今回手にいれたコレは、映画に出てきた着ぐるみを造形化しています。
つまりコレですね↓
私も表現する仕事の末端にいますので、なんとなく想像できるんですが
当時のスタッフがコレを太郎に見せた時、多分彼は「こうじゃないんだよ....」って思ったと思うんです。
だって太郎の当初のプランはこうだから↓
『ゴジラ』ができたのが1954年。『宇宙人東京に現わる』はその2年後の作品ですから
「着ぐるみ.....もうちょっとなんとかなったんじゃない?」ってのはシロウトの正直な感想ですが
もちろん紆余曲折あって、この結果なんでしょう。(これもなんとなくわかります)
理想と現実(予算?技術?)の間での葛藤っていうんですか?
このオブジェ(あえてそう呼ぶ)からは、その辺の“どうしようもなさ”がよく出てると思うんです。
イヤだけど、どうにもならないモノってのを、自分も沢山つくってきました。
この『パイラ人』は、本来そういうモノづくりは絶対にしないはずの芸術家が残した
珍しい作品なんじゃないんでしょうか?
ちなみにこのオブジェ.....現代芸術アトリエの認定証がついてます。
だからフィギュアとは呼ばずにオブジェなんです。あしからず......
お気に入り集合
目の端がちょっと欠けてるので、これから直さなきゃ......
これが欲しかったんです......
『パイラ人』が岡本太郎のデザインであるという事は前回書いたんですが、
今回手にいれたコレは、映画に出てきた着ぐるみを造形化しています。
つまりコレですね↓
私も表現する仕事の末端にいますので、なんとなく想像できるんですが
当時のスタッフがコレを太郎に見せた時、多分彼は「こうじゃないんだよ....」って思ったと思うんです。
だって太郎の当初のプランはこうだから↓
『ゴジラ』ができたのが1954年。『宇宙人東京に現わる』はその2年後の作品ですから
「着ぐるみ.....もうちょっとなんとかなったんじゃない?」ってのはシロウトの正直な感想ですが
もちろん紆余曲折あって、この結果なんでしょう。(これもなんとなくわかります)
理想と現実(予算?技術?)の間での葛藤っていうんですか?
このオブジェ(あえてそう呼ぶ)からは、その辺の“どうしようもなさ”がよく出てると思うんです。
イヤだけど、どうにもならないモノってのを、自分も沢山つくってきました。
この『パイラ人』は、本来そういうモノづくりは絶対にしないはずの芸術家が残した
珍しい作品なんじゃないんでしょうか?
ちなみにこのオブジェ.....現代芸術アトリエの認定証がついてます。
だからフィギュアとは呼ばずにオブジェなんです。あしからず......
お気に入り集合
目の端がちょっと欠けてるので、これから直さなきゃ......