マストアイテム『戦場のメリークリスマス』

大島渚が昨日、天寿を全うしましたね.....
どっちかと言えば大嫌いな部類の人ですが
多感なお年頃のころに『愛のコリーダ』裁判で世間を賑わしていたので
なんとなく避けて通れない人なのかなって感じです。

氏の映画は、正直2本くらいしか見てませんが、
その中でも『戦場のメリークリスマス』は当時の文化祭映画のマストアイテムでした。
小難しく、つまらない内容（文学的っていえばいいの？）は学校向け。
スターを起用した配役は生徒向けで、双方WinWinということで
高校の時は2回くらい上映会があったんじゃなかったけ？（ホモ内容だけど）
初見もたしか文化祭だった気がします。
印象的なシーンは

この辺とか.......

この辺とか.........

当時ビートたけしが嫌いだったので、
彼の「ローレンス！」っていうお笑い的なツッコミが鼻について嫌いでした。
YMOは好きだったのに坂本龍一にホモ役やらせたところが嫌いでした。

嫌いなんですが、あのエンディングが見たくて（「メリークリスマス、Mr.ローレンス」の台詞のあと曲に入るところがサイコー！）
見れる機会があるたびに見ているうちに何となく世界観が理解できるようになり
「あぁ、実は名作なのかも.....」と、好きになるまでにこれほど時間がかかった映画もめずらしいよなぁ.......
まぁ.....ご冥福はお祈りしておきます。
また『戦メリ』テレビでやんないかな？............合掌